2008年06月03日
てんとう虫のサンバ
赤い半球のテントウムシが増えだした。ナナホシテントウムシだ。赤色もしくは朱色の背に7個の黒点があるのが大きな特徴。農夫にとってはとても助かる益虫だ。最近では生物農薬とも呼ぶらしい。テントウムシも沢山の種類があり、食性から分類すると、肉食性、菌食性、草食性、の三種に分かれるようだ。今回の主役、ナナホシテントウムシは肉食性に属する。さて対する敵方はというとアブラムシである。こいつは主にマメ科の野菜類に寄生し、茎等から養分を吸い取ってしまう。大量発生するのとアリンコを引き連れているのが大きな特徴か。
主役の登場。ナナホシテントウムシだ。
アブラムシはマメ科の野菜類がお好きと書いたが、今回はニラへの寄生である。Kさんの畑ではうまい菜に大量発生していた。時によっては、あたりかまわず寄生するのだろうか。Kさんから指摘があって、ニラ畑を覗いたら、いるわ、いるわ、わんさかとてんこ盛りだ。さっそく駆除係のナナホシテントウムシにお出まし願わないと。
アブラムシが大量発生し、アリンコと共生している。
こうなってくると、どんなに無農薬栽培をと言ったって、薬剤に頼るしかない。手作業での捕捉なんて不可能に近い。明日にでも薬剤散布を行い、死滅を確認した上でいったん刈り取る予定だ。他への繁殖を防除しなければ。最近まですぐ近くにエンドウを植えていた。ここで発生していたのかも知れない。エンドウの収穫時には気づかなかったが。又、すぐ横ではインゲン(サンドマメ)が成長している。ここへの移動も防がねばならない。
成長期のインゲン、ねらわれそうだ。
Kさんの畑ではナナホシテントウムシのサンバが始まっていた。もっとも敵方が多すぎるので、少々活躍してくれても追いつかない。ナナホシテントウムシを大量発生させる方法がないものだろうか。
テントウムシのサンバが始まった。うまい菜は既に骸骨状態。
うまい菜は葉物をそのまま食材として使用する。薬剤は使いたくないのだが、と思案しておられたKさんも明日は消毒すると決断された。自分の農園にとどまらず、近隣の畑へも繁殖する可能性がある。連鎖倒産を考慮して対処しないと。
農作物を作っていると、風水害、病害、虫害、鳥害、害獣によろ被害・・・・・・・・・・さまざまな困難が待ち受けている。我々の共同農園は比較的害獣による被害は少なかった。サルやアライグマが時折に出没したが大きな被害とはならなかった。イノシシも今のところお出ましではない。後はキジやヒヨドリ、カラス、ムクドリ・・・・・・・等の鳥による被害くらいか。一番大きいのがやはりアブラムシだろう。それとウドンコ病あたりかな。連作の防止や種の選別或いは土壌の改良など考えられる方法は採っている。それに生物農薬やコンパニオンプランツなども考慮はしているのだが・・・・・・・・・・・・最後は薬剤に頼るしかなさそうだ。



