招かざる客

とんび

2008年09月30日 05:10

とんでもない珍客がやってきた。それも一時性ではなく定着の模様である。マイホームの建築にかかり、この冬をどうやら当地で過ごすようだ。とんでもない話である。場所はサツマイモ畑の横で、隣地との境界となっている土手の一角である。上手い具合に石がはみ出した下部に窪地があり、その隙間を利用しての住宅建設なのだ。サツマイモはもうじき収穫期にはいる。いやでも接近遭遇が予想される。彼らも防衛本能があり、小生が近づけば攻撃される心配がある。彼らの論理では領空侵犯との判断にあたるのだろう。

            招かざる客、石の下部に集合する集団です。

           もう少し拡大してみると・・・・・・・とんでもない連中ですね。


調べてみましたが名前は不明です。ご存じの方がいらっしゃったら、ご教示をお願いします。当地ではよく見かける蜂で、今まで攻撃された経験はありませんが、可能性は否定できません。早めの対策をと考えるのですが、毒ガスを散布するのもかわいそうだな、とも思い思案中です。静かに立ち去ってくれればいいのですが、状況から見て居座るようですね。やはり、攻撃は最大の防御、との戦陣訓を生かすしかないのだろうか。 

          ポートレート風にアップしますと、こんな感じですね。

静止時の羽の状態や胴のくびれ、色合いなどからみるとスズメバチの一種かなと想像したりもしますが、巣の状態が異なっているようですね。彼らもある使命を帯びてこの世に生を受けたのでしょう。与えられた命を全うして、死を迎えるのが道理にかなっているのでしょうが、その間我々と棲み分け出来ればいいのですがね。命半ばにして、はかなく消え去っていくものもおります。任務中途で落命する瞬間をかいま見ました。残念ながら人間にも同じ可能性がありますね。

               一番いやな相手に捕まってしまった。
           ご臨終のようですね。他山の石として気をつけましょう。


関連記事