2008年10月12日 05:14
田植えを終えてから丁度4ヶ月、田圃の稲穂が頭を垂れてきました。自然界は正直なものです。昨年の実績では確か20日に稲刈りを実施していたように記憶しています。近隣の田圃はあらかた稲刈りが終了しており、いまだに稲穂が残っているのは我々の田圃位でしょうか。師匠の田圃でも稲木に載っかった米達が機嫌良く乾燥しているようです。機械乾燥が流行の昨今ですが、手間暇かけた自然乾燥の米が味覚的には上のようですね。我々も稲木による天日干しを予定しております。
黄金の実りです。4ヶ月の苦労が吹っ飛びますね。
さて稲刈りを実施するには、稲刈り機とハーベスターか若しくはコンバインが必要なんですが、頂き物のハーベスターが少々不調で修理が必要です。昨年はどうもガソリン漏れが発生していたようで、最後の土壇場でエンコしてしまいました。原因が判明しているのでパーツのみ入手できれば修復は可能かと思います。弘法は筆を選ばず・・・・・・・とは言いますが、質のいい機械や工具は必要不可欠ですね。作業効率が全くもって異なってきます。
我々の田圃風景です。写真で見ると広大な大農場みたいですね。
下記の画像が師匠の田圃です。既に稲刈りは終了して、稲木にかかった米が程よく乾燥しています。機械に頼らず、時間と手間をかけた天日干しは米の味が変わってきますね。労苦を厭う方が増えたのでしょうか、最近はこうした風景も少なくなってきました。出来うることなら自家用の米だけでも作り方にこだわっていきたいですね。
稲木による天日干しの風景です。米の味が変わってきますよ。
今年はおかげさまで上陸した台風はなかったようです。稲穂達も大半が垂直な姿勢を貫いてくれてます。これが台風や竜巻やイノシシにやられると、とんでもない稲刈りとなってしまいますね。手作業での処理となり、膨大な手間暇が要求されます。何事もなくおだやかな収穫を迎えられることを感謝したいと思います。お天気も良さそうです、もうしばらくの間、平穏な気象条件をよろしくお願い致します。
明日もいいお天気のようですね。