休眠期にはいって
10月も下旬にはいり、秋晴れのいい日が続くようになりました。真っ青な青空を眺めていますと作業もはかどりますが、果樹園はそろそろ休眠期です。いわゆる動物たちの冬眠に相当するもので、果樹木の発育が緩慢となり静かな休息となってきます。果樹木によって異なりますが、概ね10月下旬頃から3月位まででしょうか。この季節は農園にとっては果樹の植栽と剪定の時期にあたります。小生の谷間の農園も小さな果樹園を併設してるんですが、毎年何本かづつ果樹木を増やしております。地主のばあさまのミカン農園が壊滅状態に近いので、小生の方で植栽しないとはげ山になりそうです。
秋晴れの良い季節と成りました。果樹の植栽期であり剪定期でもあります。
今回は大好きなプラムの木を3本購入してきました。現在7本植え込んでますので、合計10本でしょうか。全部が大きくなって実りだしたら大変な事になります。プラムは果実の数が多く、半端な事では消化できないでしょう。その折りにはご近所さんを集めて収穫祭でも実施し、手作りジャムの教室でも開催しましょうかな。取らぬ狸の何とかはさておいて、品種はサンタローザが2本大石早生が1本です。プラムは品種を違えて植栽した方が交配に便利なようですね。既存の7本も5種類くらいの品種に分かれています。
お店では果樹苗がてんこ盛りです。柑橘類が多いようですね。
果実用の樹は少々値が安いようですね。
柑橘類を植え込みたいのですが、どうもここの土地とは合わないようです。小生も10本ほど植え込んできたのですが全滅でした。ばあさまのミカンの樹も毎年数本づつ枯れこんでいきます。水はけが悪いので柑橘類には良くないのかも知れませんね。和歌山のミカン農園は大半が海岸縁の急斜面にあります。雨水などは一瞬で海へと流れ出すようですね。甘くて美味しいミカンが出来る道理かも知れません。プラムや梅或いは柿や栗などは順調に育っています。桃は素人栽培では困難でしょう。リンゴは気候に合わないようですし、後手がけたいのはブドウとキーウィと梨位ですか。そうそうカリンも2~3本追加したいですね。
大好きなプラムを3本購入しました。
果樹園はなかなか楽しいものです。収穫できるのが一番大きな魅力でしょうか。仲間の衆とも共同で大きな果樹園を手がけていますが、こちらは柑橘類が中心です。車で10分程度離れた地域なのに、土壌はだいぶ異なっているようですね。附近はミカン農園が多いので、水はけはいいのでしょう。東向きの山の急斜面です。柑橘類の他には柿、栗、サクランボ、キーウィ、プラム、梅、ビワ・・・・・・・・・・などが存在しています。イノシシが跋扈するのが大きな難点でしょうか。シイタケやタケノコなどは悲惨な状況となってしまいますね。
植え込みました。これはサンタローザです。
これからは剪定作業もはいってきます。特に梅などは切りすぎる位に剪定しておかないと実の付きが悪いようです。徒長枝を思い切って処分するのがコツなようですね。柿なども剪定後の新枝にしか実は付かないようです。雑草の伸びも鈍ってきました、剪定作業には打って付けの季節、コーヒーなどを持参して楽しみながら作業を進めましょう。
苗木の説明書です。大事に保管しておきましょう。
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