雨降る中での収穫を
とうとう入梅のようですね。朝から激しい雨となりました。こんな時には山仕事は中止というのが原則でしょう。気になって集合場所に出向いたら、何と数台の車が止まってニヤニヤ笑っている御仁達が。呆れますが、これが我が仲間達の実態なんです。カッパ着込んで作業したらええのやろ・・・・・・・・・暗黙のうちにもそうした気概が込められているようです。予想通りの展開なので、小生も長靴とカッパに雨除けの帽子にと準備を整えます。本日は梅の収穫作業と草刈りの予定だったのですが、さすがに風雨の中では草刈りは置いとくことに。梅の収穫のみを実践しましょうかな。
まずは作業スペースの確保から、草刈り開始です。
梅の採取は木を揺するのが一番の近道のようです。
まずは作業ベースを作る必要があります。作業小屋なんてありませんので、ブドウ栽培地の支柱を利用してブルーシートを広げ、仮設の作業小屋とします。収穫のみなら雨中でも可能ですが、やはり仕分けの場所と休息場所とは必要です。昼食も雨の中での立ち食いなんて、サマになりませんよね。準備が整ったら早速に収穫開始、登って1個づつ採取なんて面倒なことはやりません。一攫千金、楽して儲けろ。梅の樹下にブルーシートを広げ、高枝鋏で四方から小枝を揺すります。するとまあ、落ちること落ちること、梅の実がポロポロと落下してきます。勢い余ってシートから飛び出す元気者も。汗びっしょりになりながらコンテナボックスを一杯にしていきます。
結構きれいな梅が実ってくれてました。
梅の収穫に霧中、雨中であることも忘れます。
雨で濡れた体にホットコーヒーは有り難いですね。ドリップでなんて言いませんから。
当地の梅は契約時の条件なのか毎年地主さんに上納する慣習のようです。まずは梅の実を選別して、出来のいい奴から上納品にふさわしい物を別個に集めます。何は差し置いても最優先事項のようですね。そして残った梅を皆で均等に分配する、それが習わしでもあります。一人当たり何キロでしょうか、結構な分量となりました。今年は小生の果樹園では梅が殆ど実ってなかったので、ここも裏年かと思ったのですが。気になったのは、実の重みか枝が折れそうなのが数本ありました。剪定の仕方に問題がありそうで、今後の検討課題ですね。
中休みの昼食時間、体が少々冷え込んできますね。
上納用の特級品を必死になって選別しています。残り物が我々に。
林床は相変わらず雑草がひしめき合っています。草刈りをしないのなら参加しません、そう断言していたトラちゃんにご出動を願わねばならぬようです。次の作業日にはもっと伸びきっているでしょう。夏場の雑草、無茶苦茶に繁茂が激しいです。新規に刈払機を購入されたOkさんも張り切っておられるでしょう。次回は朝から夕方まで、草刈り三昧で一日を満喫しましょうかな。
里山の名花ササユリが咲いていました、最盛期を越えてるようですが。
毎日毎日雑草が伸びまくっています、刈払機の出動ですね。
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