カリンの樹

とんび

2009年11月12日 05:07

カリンはのど飴に含まれていて、山仕事の合間には時折お世話になっている。成分に咳や痰を止める作用があるようで、古来咽喉科の薬用として利用されてきたようだ。漢方に肖った訳でもないが、カリンの果実を採取するために1本植栽している。最も小生の目的はカリン酒、こちらが栽培の狙いだ。昨年からようやく実が付きだして、昨秋始めてカリン酒を作った。約半年間寝かせれば飲み頃で、私宅では1年間の熟成でじっくりと仕上げている。食前酒或いは寝酒として安眠用にも活用できるかな。少しづつ頂いてますが、結構良い味です。まだ樹のほうが充分な成長ではないのか、数個しか収穫出来ません。今年も4~5個しか実っていなくてカリン酒を1本作れば終了ですね。


           今年も僅かな数量ですがカリンが実ってくれました。
     
             どうやら1本程度はカリン酒が作れそうです。
     


これではあんまりなので、少し本数を増やすことに。時期的には休眠期で果樹の植栽や剪定には打って付けのシーズンです。お店でも果樹苗がてんこ盛りで選択に迷うほど、一度覗いて見て下さい。いつものお店でカリン苗2本を仕入れてきました。カリンは目的がカリン酒のみなので合計3本もあれば充分です。プラムのように10本も植栽する必要はないでしょう。苗は結構大きく2メートル近くあります。どうやら台木に接ぎ木して育成したようですね。早速植え込みましょう。場所を選定して穴を掘り、元肥を埋め込みます。その上に籾殻と土を被せ、苗木の根が肥料に接触しないようにして埋め込みます。土は接ぎ木部分にかぶらない程度に盛るのがコツなようです。後は踏み込んで水をやるだけですね。

         いつものお店です。果樹苗がてんこ盛りとなっています。
       
      種類と数量が多すぎて選択に迷いますね。土地との相性にご注意を。
     」


解説によるとカリンは多少湿気のある場所を好むようです。適当な場所が無かったら水分補給でカバーする必要がありそうですね。根が定着したら格別な手当は不要です。年に数回多少の肥料を与える程度でしょうか。カリン樹は細くて背が高くなる傾向があります。面積はあんまり必要ないので助かりますが、強風にはご注意下さい。小生はカリン酒目当てですが、他には砂糖漬け位でしょうか。生食出来るような果樹ではないので意外と用途は限られていますね。 


        購入苗の説明書です。          肥料時期なども明記を。
                          
                         

さて肝心の苗木を見てみましょう。2本購入して、既存のカリン樹のそばに植え込みました。類は類を呼ぶではありませんが、仲間との競争と共存が望ましいでしょう。割と細い樹です。これは生まれつきの特性のようで既存のカリン樹も細長く育っています。集落の樹を見ても同じような傾向ですね。画像でご確認下さい。  

                     既存のカリン樹です。
            
                     購入した苗木です。
           


酒は百薬の長とかの言い伝えがあります。決して飲んべえさんではないのですが、多少のアルコールがあると人生が潤いますよね。しかも自家製造のお酒であれば尚更でしょう。例の酒税法とかの悪法があって、個人の酒造りは御法度だとか。果実酒とどぶろく特区のみが例外扱いのようです。魂胆は税収確保かと思いますが、野暮な法律ですね。

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