とんだハプニングで

とんび

2010年04月14日 05:06

朝の7時半携帯のベルが鳴り響く。見ずとも察しが付く、こんな時間にかけてくるのはUさんに決まっている。案の定で、受話器を取ると「今からタケノコ掘りに行くぞ」・・・・・・・・・・例によって例の如し。まあ、善意の塊の方だから良しとしましょう。どうやらKさんやOkさんにもお呼びがかかったようだ。駐車場に着くと皆の衆は既に到着して作業中のようである。記録担当の小生としてはカメラの準備、使い慣れた愛用のパナソニックをザックから取り出す。購入して既に6年半余り、取材のメイン機種としてほぼ毎日酷使している。大分へたってはいるようだが、まだまだ健在だ。角形の程よいサイズで非常に使いやすい。一眼レフほど重くはなく、光学ズームが12培と望遠レンズ並で、これ一台で大半の撮影はカバーできるのだ。


               この沼地から奥が我々の果樹園フィールドです。
     

ベースの野小屋に荷物を置いてスコップを取り出し、皆の後から探索に。皆さんなかなかタケノコ探しがお上手で、既に籠からは大物が何本も顔をのぞかせている。小生が見つけるのは小物ばかり、皆が見捨てた後かもしれない。それでもご機嫌で撮影を続けていたら突然異変が。シャッターが降りなくなってしまった、電源はオフにならない、ズームは効かない、各種のスイッチは動かない・・・・・・・・・・・突然死なのか。折角の撮影チャンス、皆の衆の活躍場面は全く撮影していない。予備のカメラは持参していない。絶体絶命・・・・・・・・・・・ということで作業前半の一部しか画像がありませんが、悪しからず。


           愛用のパナソニック・ルミックス、6年半ほど酷使してます。
     
           突然の異変で困っています。とりあえずはコンパクトで代用を。
     

Uさんの読みは的確で、雨上がりという条件も幸いしたのか、タケノコがあるある。人数分以上に掘り出しました。今回は予想以上の収穫だったので、イノシシ防除のネット類を提供して頂いたKさんのお友達にお届けすることに。半信半疑だったイノシシネット、理由は不明ですが意外と効果が高いようです。昨年も本年もネットを張り巡らした後はシシの襲撃が見あたりません。単なる偶然なのか、明確な防除なのか・・・・・・学問的な裏付けはありませんが、我々にとっては大きな武器となっております。三重にネットを張り巡らす手間は大変ですが、シシ達の蹂躙ぶりに悩むよりは余程にいいですね。イノシシの襲撃に悩んでおられる方は、騙されたと思って一度実践してみられたら如何でしょうか。無論、髪の毛がはいった袋を程よくぶら下げることもお忘れ無く。


           こんな軟弱なネット類がどうもシシ達には効果的なようですね。
     
      小生が見つけ出すのは小物が多いようです、仲間が見捨てたヤツかな。
 

果樹園もそろそろ青い雑草が伸び出してきました。これから10月頃まで毎回草刈りの連続と思っても相違有りません。刈払機が活躍する場面ですね。一寸油断しますと50センチ位は簡単に伸びてくれます。面積が半端ではないので機械力に頼っても思うようには捗りませんね。トラクターのような乗用式の草刈り機が欲しいところです。
前回のとんびくらぶは所用で欠席しましたが、仲間達が柑橘類を植え込んでくれてました。ここはゴマダラカミキリムシが活躍するフィールドで毎年のように被害にあっています。専業の果樹農家のように動力ポンプを使用して農薬散布すればいいのですが、経費の問題と農薬への嫌悪感から有用な実効策が取れていませんね。かろうじて根元をビニールで被膜する程度でしょうか。その代わりと言ってはなんですが、ママレードなどにも安心して柑橘類を使用できますよ。      


               仲間の衆の籠には大物がずらり・・・・・・・・・・・
       
          大きめのをめっけ、兄弟なのか側にはもう二本がくっついて。
     

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