クマ退治

とんび

2008年02月13日 06:30

ゲストハウス(世間では野小屋とゆうそうな)に置いていた昼の弁当とオヤツをやられた、とKさんの怒りの声。どうもクマがやってきて、人様の食べ物を荒らしているらしい。一度覚えた人間の食物は、山の食べ物よりも美味なようだ。誰でも一緒で美食に走りがちなもの、糖尿病にならないようにね。それはともかく、何とか対策をと考えたKさん、秘密兵器を持ち出してきた。下の写真がそれで、中のエサを食べるとバネ仕掛けで扉が閉まり出られなくなる仕組み。さてこの勝負、秘密兵器が勝つか、クマが勝つか。









クマ退治に執念を燃やすKさん。もっとも、「ほんまに捕獲できたら殺処分となるのかな。それもチトかわいそうなや」と同情される一面も。心やさしき人物のようです。

                             
                          



犯人はこやつ。そうクマはクマでもアライグマ。元々は日本に存在しなかった動物で、ペットとして輸入され飼育されていたものが逃走したのか、故意に放棄したのか、いずれにしても心なき人間の手によってニッポンの住人となった次第。雑食性で集落近くの水辺を好むそうな。夜行性なので昼間に対面することは少ないのですが、農作物にかなりの被害が出ている模様です。とある地域では猟友会が出張って、捕獲作戦(死刑執行)を展開するとの案も出たようですが、人里で猟銃をぶっ放すのもどうしたものかと、沙汰止みに。












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