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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年11月21日

初冬期の豆談義

師走が近づいてきました。農作業も佳境を越え、ボチボチ農閑期へと突入です。エンドウとタマネギの手当が終了すれば年内作業はほぼ完了、心して正月を迎えようとの心境になります。仲間の衆も概ね予定通りの進捗で、エンドウもタマネギも植え付けが終わりつつあるようです。こうなってきますと先に植え込んだソラマメの成長談義が始まりますね。やれ伸びすぎだ、イヤ遅い、霜にやられるぞ、茎が折れちゃうぞ・・・・・・賑やかなことで雀の集団のようでもあります。「祭り太鼓は土の中」との師匠の言葉の如く、10月の秋祭りと前後して植え込んでますので結構大きくなってるんですね。


               小生のソラマメです。仲間内では一番大きいようですね。
     初冬期の豆談義
           竹の横棒を張って倒壊防止に。根元は稲ワラで保護しています。
     初冬期の豆談義

こうなってきますと豆の越冬対策が肝心になってきます。ソラマメは成長すれば1メートル~1.5メートルにもなります。茎の伸び具合が激しいので、冬越しを失敗すればいとも簡単に折れて立ち枯れとなってしまいますね。皆さん創意工夫がお得意のようで、知恵のせめぎ合い。可能であれば1本づつ支柱を添えればいいのでしょうが、現実には困難ですね。手間暇かけずに豆を丈夫に育てる、ここらが腕の見せ所でしょうか。


           Kさんのソラマメ、溝の中に植え込んで順次土寄せの算段の模様。
     初冬期の豆談義
           Okさんのソラマメ、まだ小さいので稲ワラのみで大丈夫なようです。
     初冬期の豆談義

まずは小生のソラマメ、植え付けが一番早かったようでかなりの大きさです。茎が曲がりかけてるので、竹の横棒を張り倒壊防止、根元には稲ワラを敷き詰めました。Kさんの豆は溝の中、成長に合わせて土寄せを行う算段のようですね。Okさんの豆は未だ小さく稲ワラでの支えのようです。霜や雪からの冷害防止には籾殻や稲ワラが結構役に立ちます。当地位の気象条件だとビニール囲までせずとも、籾殻・稲ワラで充分な保温対策となります。稲ワラを立てて囲えば一寸した温室並みの効果となりますね。



         噂のエンドウですが、今回は正月に間に合うのかな。チト遅いようですね。
     初冬期の豆談義

エンドウも同じように発芽して10センチ~20センチ程度で冬越しとなります。対応策はソラマメと同じで、保温効果を如何にして確保するか、この一点に尽きますでしょう。確実なのはビニールで囲ってあげること、但し規模が大きくなると少々困難ですね。我々のは小規模なので、これまた稲ワラで代用することが多いです。Kさんのようにビニールで簡易温室を作り、正月にエンドウの収穫をと目論む奇特な方もおられます。今年も花は咲いてましたが、正月に賞味したとの話は聞きそびれましたね。さて次なる正月も間近ですが、如何に。   


                    全くの雲無し、正真正銘の快晴ですね。
     初冬期の豆談義
       マイ農園の周囲です。こんな光景に包まれますと、心身が急速充電されますね。
     初冬期の豆談義






















 

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Posted by とんび at 05:14│Comments(0)畑の作業
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