オオサカジン

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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年11月30日

トラクターは何処へ(1)

我々米チームの旗艦であるアオゾラ号(トラクター)は、定係港が定まらず漂流中であったが、どうやら母港が定まりそうである。何時までも雨ざらし日ざらしの状態は機械類にとって致命傷、何とかせねばとの思いは強かったが、諸条件厳しく今日に至ってしまった。地主の婆様との話も円満に完了し、1号田圃の側に木造亜鉛メッキ鋼板葺平屋建を建築することとあいなり、早速の工事開始。思い立ったら行動は早いのが我がチームの特徴。こうなりますと頭領と呼ばれるOk氏の出番である。カレンダーの裏側に見てる間に図面を描き、必要資材の手配に。大半はもらい集めて集積してるので、不足分の垂木と釘やかすがいを購入する程度。頭は使うがお金は使わない(使えない?)、これが仕事の流儀である。中に鎮座されるトラクター君も、2台の廃棄処分品から合成した寄せ集め品、それでもミッションは律儀に達成してくれる。


         これが我々米チームの旗艦たるトラクター、無論合成の寄せ集め品です。
     トラクターは何処へ(1)
               地主の婆様もご登場、建築に異論無きことを確認します。
     トラクターは何処へ(1)
           こちらが予定地、耕作者のMs氏のご厚意で道路際を空けて貰うことに。
     トラクターは何処へ(1)

舞台はMs氏の畑の一角、快く換地に応じてくれた氏の好意に甘え、道路際に建築することに。底地に敷くパレットを基準にマシーンサイズよりやや大きめに寸法取り、若干は諸道具を格納する予定だ。農作業は道具類が多く、共用の為皆の中心部が最適だろうとの発案でもある。整地から始め1日がかりで柱の建立までは仕上げられた。明日以降は屋根と壁の作業にはいる予定だ。丁度、農閑期にはいった時期でもあり、大工仕事には打って付けの季節かも知れない。本日の作業で一番の難事は水平と垂直の確保、これがきちんと取れないとまともな建築物とはならない。レベルを使用しての作業だったが、おかげさまで無事に合格ラインを通過、どうにか柱は垂直に立ち上がっております。


               どうやら整地の完了のようです、息は切れてませんかな。
     トラクターは何処へ(1)
               集積して置いた資材を搬入します。もらい集めた品々です。
     トラクターは何処へ(1)

米作りも結構面白いが、大工仕事は別格の楽しみでもあります。ゼロからスタートして思いの物を作り上げていく、その過程はまさに創造力と想像力の世界、還暦を超えたええ大人達が幼児に帰ったような感覚で楽しんでおります。こんな面白い事をお金を払って業者に依頼する方の気が知れない・・・・・・・・そんな事を言ってたら罵詈雑言が飛び交うかも知れませんが、事実でしょうね。機会があればマイホームの自作にもチャレンジしたいものです。夕闇迫る頃には建物らしき形態が出現しました。まだまだ作業は続きますが、新たな道楽にワクワクしてる仲間達が何とも愉快で、結果が早急に出ないことを願っておきましょうかな。      


          無論、作業の合間には屡々のコーヒータイムが。こちらが目的だったりして。
     トラクターは何処へ(1) 

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Posted by とんび at 05:05│Comments(0)米づくり
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