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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年12月29日

歳末商戦かな

当地も小雪混じりの季節となりました。めっきりと冷え込みますね。幸い農作業の大半は完了しており、雪景色の中で田畑作業に格闘中というシーンを演じる必要も無く、のんびりと過ごしています。野菜の収穫を終えて直売所に立ち寄りますと、商戦まっただ中、皆さん正月用品のお買い求めのようですね。年末にお節料理を作り来たるべき新春に備える・・・・・こんな風習はもう廃れてしまったのかと思ってましたが、どうしてどうして。買い物籠の中身を覗いてますとソレっぽい品々ばかりです。伝統行事とまでは申しませんが、祖父母から父母へそして孫達へ・・・・・・地域の食材を使ったお節料理が引き継がれていくのは嬉しいものです。


             歳末商戦が始まったようですね。並ぶのも正月用品が大半。
     歳末商戦かな
             葉ボタンが、いかにもそれっぽく飾り付けられていますね。
     歳末商戦かな

お節料理は地域によって特色がありますようで、料理に疎い小生には明確な表現が出来ませんが、いわゆるお国柄とでもいいますかローカルカラーの豊かさは列記とした文化だと思います。風土の中で生まれて育まれた土地の料理、それが凝縮されてお節となっているのでしょう。聞くところに寄りますと、お節は年末まで働きづめだった主婦の方々を数日間だけでも骨休めしていただく・・・・そんな想いが込められているとか。単に賞味するだけでなくそうした意味合いを深く語り合うのも正月の良さかも知れませんね。


             当地でも注連縄を自作する方はめっきりと減少しました。
     歳末商戦かな
             正月用の花々でしょうね、新春に花芽が開花かな。
     歳末商戦かな

買い物籠から飛び出した大根や白菜、手作りコンニャクや水菜達、今夜は鍋料理でしょうか。鍋を囲んでの家族そろって一家団欒・・・・・・・・楽しそうな風景が想像できますね。個食や孤食といった侘びしい言葉がありますが、せめて朝夕の食卓だけでも家族全員で囲みたいもの、当地で作られた野菜達が多少なりともお役に立ちましたら光栄です。正月を控え、売り子さんの声も一段と高くなるようです。残すところ数日、並んだ野菜達を完売して除夜の鐘を迎えたいものですね。     


        朝から小雪混じりの天候となりました。野菜の収穫も冷たいのなんのって。
     歳末商戦かな
               白菜もうっすらと雪化粧、これから甘くなりますね。
     歳末商戦かな


 

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Posted by とんび at 05:14│Comments(0)山里の歳時記
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