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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年09月13日

秋は栗ご飯から

栗の木がすっかりと色づいてきました。青々とした葉っぱの合間から、弾けたイガの隙間から、焦げ茶に色づいた栗の実が覗いています。もう完熟だよ、早く取っておくれよ・・・・・・・とでも言いたげに。体内時計でも持っているのでしょうね。この季節になると決まって弾けてくれます。谷間の農園に苗木を植えて8年あまり、今では実りを期待できるまでに育ってくれました。桃栗3年柿8年・・・・・とか言いますが、栗の木は割と早めに実を着けてくれますね。ありがたいことです。私宅ではもっぱら栗ご飯、栗の渋皮煮といった手間暇かかる料理(菓子作り?)は苦手のようです。

                   谷間の農園でも立派な栗の実が。
秋は栗ご飯から

小生の栗取りは以下のとおり。手に持つのは小型の鎌、まずもってこれで完熟した栗を枝からたたき落とします。イガが痛いので足で踏んづけて固定し、鎌で裂け目を広げて中の実を取り出します。木が高いときは高枝ばさみなども効果的ですね。長い竹でたたき落とすのも簡便でやりやすい手法かも。

      百均で購入した小型の鎌、栗の実拾いと管理機の泥落としに最高です。秋は栗ご飯から
        10分程でこれだけ収穫、栗ご飯1回分はありそうですね。秋は栗ご飯から

持ち帰った栗の実は包丁で割り、渋皮をはいでしまいます。そして水につけ込んで少々のあく抜きと鮮度の保持、あとは適度な大きさに細分しご飯と一緒に炊き込むのみです。いとも簡単な作り方。秋ならばでの料理でしょうか。栗ご飯が出てくると秋の到来を実感しますね。

       ちょっと目には里芋のようですが、今年の初物の真正なる栗です。秋は栗ご飯から

次回のとんびくらぶは草刈りと栗拾いの予定、早生の栗の木があるので収穫期の実が沢山待ちかまえているのでは。ひょとしたらアケビの実もなっているかも。昨年も一昨年も栗とアケビとを一緒に撮影したように記憶しているが、多分。栗の茶色とアケビのピンク色とが不思議とマッチングするのですね。山里の秋は静かに深まっていきます。果樹をほうばり、紅葉を愛で、青空を堪能して、季節の移ろいを楽しみましょう。四季が豊かな国に生まれた者の特権です。

      本年初の栗ご飯です。ライトが強すぎて色合いが飛んでしまいましたね。秋は栗ご飯から



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Posted by とんび at 05:20│Comments(0)山里の歳時記
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