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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年11月10日

木の実のあれこれ

世の中にはたくさんの木の実があって、食用となっている物も多い、俗に言うナッツ類などその代表みたいなものだろう。栗や柿といった果実も木の実といえないこともない。山間部に入ると、食べれる木の実、食べれない木の実、多々あるが、かって縄文や弥生の人々が食していたと思われる木の実も結構残っている。小生達の幼年期は椎の実がおやつ代わりだった。これは拾って直後にそのまま食べれる。反して、そのままでは食べれないのがトチの実であろう。カヤの実はどうだろうか。実はカヤの実というのを最近になって知った次第。森のどんぐり屋さんのご教示によるものだ。そのカヤの実に、半世紀以上生きてきて、このたび始めてお目にかかったのだ。

          フライパン等で煎って食べるそうだ、初の見参である。
木の実のあれこれ

カヤの木があるのは知っていたが実を見るのは始めて。アーモンド位の大きさだろうか、外観はドングリと言っても過言ではないだろう。母樹は結構おおきくなるようで、近くの木は高さ数十メートルもあろうか。こけが生え年輪を感じさせる。画像をアップしておきますので、ご覧ください。

    森の妖精が住み着いているかのようですね。順番に下部、中部、上部となります。
木の実のあれこれ  木の実のあれこれ
          木の実のあれこれ

続いてトチの実だが、これは食用としても著名なものである。なんでも10年間ぐらいは保存が可能だそうだ。飢饉時の非常食ともなるかも知れない。ただアクがあり、アク抜きしないと食べれないのが難点だろうか。北陸や信州の山間部にいくと、栃餅として観光土産品になっている。高野山から龍神温泉へと抜けるスカイライン沿いに大きなトチの木があり、なんども訪ねているが、実にはまだ対面していない。栗とよく似た木の実のようで、いちどお目にかかりたいものである。

木の実のあれこれ  木の実のあれこれ
     
          木の実のあれこれ

もう一つはサワグルミ、名前の通りでクルミの仲間だが、残念ながら食用とはならないそうだ。山間部の渓流沿いに自生しているが、立派な大木となっているものが多い。人によって有効利用されなかったのだろうか。これもご参考までに画像をアップして起きます。

     一種独特な木肌ですね。名前のとおりで沢沿いに自生してます。木の実のあれこれ
            木の実がなるときに拾い集めたいものですね。
木の実のあれこれ

植栽されているオニグルミの樹も近くにあるが、こちらは食用となるようだ。木の実がなるときには地主さんを始めとして拾っておられる方が多い。やはり食用となるものがいいようだ。古代の人々もこうした木の実を拾って食生活を楽しんでおられたのだろうか。稲作文化の伝来とともに採集生活も次第に下火となったようだが、自然災害や不測の事態が生じないとも限らない。食べれる木の実や野草等について知識と体験を積んでおくのも悪いことではなさそうだ。


 


 


 



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