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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年12月07日

防寒の備え

寒くなってきました。寒気団がはいってきたのでしょうか。雨と同時に冬将軍の到来といった感じですね。野菜達にとっても辛い季節となりました。白菜や青梗菜あるいは大根など冬野菜と呼ばれるものもありますが、それでも成長が遅くなり寒さに耐えている姿は何とも健気です。Uさんにいただいた大きめのビニールがあるので、防寒具を作ってやることにしました。ビニールハウスと言うほど本格的なものではありませんが、竹とビニールでトンネルを造ろうと思います。寒風が防げるだけで相当な成長促進となりますね。虫がつきにくいだけ夏場よりはましなんですが。

    メインターゲットは青梗菜です。二カ所をビニール囲いにしようかと。
防寒の備え

まずは田圃の地主であるHgじいさまの竹林にいって資材の切り出しです。青だけを割り、トンネルの支柱を作っていきます。1年生の青だけは柔らかくて曲げやすいので加工がとても楽です。2メートル位の長さに切り、両端をとがらして地面に打ち込みやすくします。竹割りの専用工具もありますが鉈とハンマーのほうが便利ですね。


上記画像でご判断願いたいのですが、幅1.5メートル位の畝に3列縦隊で青梗菜を植え込んでいます。この上空をビニールですっぽりと覆う予定です。トンネルにしますと水やりや肥料やりが困難となりますが、この後の青梗菜にはどちらもそう必要ではありません。寒風をふさぐほうが優先事項でしょう。

   切り出した青だけの一部です。地主のじいさまも竹の切り出しを希望とか。
防寒の備え 
        仕上がったトンネル。いかにも素人仕様といった作りですが。防寒の備え

一カ所目のトンネルが仕上がりました。竹の支柱で押さえ込んでいるのですが風には少々弱いですね。ビニールの両端は大きめの石を載せています。水やりなどは裾をめくればいいようになっています。手前の垂直の竹はエンドウのネット支柱です。まだネットが張れていなくて少々焦っています。

        二カ所目も仕上がりました。畝幅が広いので少々工夫しています。防寒の備え

二カ所目は畝幅が広いので竹で押さえ込むという手法が取れません。畝の四周を竹を曲げた支柱で囲み、ビニールを石で引っ張る工法としました。なかなか上手く張れませんが防寒には支障はなさそうです。ビニールの分量もあり、青梗菜のみにしか対応出来ないのが残念ですが、これだけでもありがたいことです。Uさんに感謝、感謝ですね。なんでも専業農家のビニールハウスの廃材を貰ってきたのだとか。我々の農作業には廃材のビニールで充分です。ハウス農家の方でビニール廃棄に悩まれておられたらご一報下さい、仲間と軽トラでいただきにあがりますので。

     エンドウがだいぶ大きくなりました。このままでは霜にやられそうです。
防寒の備え 

もう少しビニールがあればエンドウもカバーできるのですが、他の手法を考えねばならぬようです。このままでは茎が霜にやられ実が付かなくなりそうですね。毎度のことながらエンドウの冬越しには苦労させられます。茎の成長具合を見ると種まきが少々早かったようですね。師匠の言葉、「百姓は毎年が一年生よ」、を改めて痛感します。



 



 



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Posted by とんび at 05:07│Comments(0)畑の作業
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