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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年12月29日

ニラの越冬

ニラの採取期はとうに終了したというのに、長い間放置していた。開花も終わり茎は枯れ果て、荒涼とした風景が広がっているのに。さすがに、このままではまずいと判断したのが数日前、ようやく越冬準備にはいる。ニラは多年草、適正な管理をすれば数年もの間、毎年のように成長して食卓へと登場してくれる。ギョウザ大好き人間にとっては貴重な食材だ。例の毒入り餃子事件のこともあり、純国産の評価は高い。このまま終末期を迎えてはならず、来春の発芽を期待しましょう。

          小生のニラ畑。枯れ果てた茎は刈り込みました。
ニラの越冬

ニラはとても生命力の強い野菜です。放置していても成長してくれます。全く手が掛からず、少し植え込んでおけば重宝します。ただ小生だけか知りませんが、アブラムシが発生し易いようですね。初期の早期対応が望まれます。天敵のテントウムシを大量投入するか薬剤に頼る他ないでしょうね。素手による補殺なんて不可能に近いでしょう。

         刈り込んだ茎類はエンドウの防寒資材として活用します。
ニラの越冬

刈り込んで切り株だけ残しておきます。植え付けを増やしたいのであれば、此の期に株分けしておけばいいでしょう。一株を3~4株程度に分割して別の場所に植え込むだけです。強い生命力のため、新春には青々とした新芽が伸びてくれます。使用する時には地上数センチのところでカットしてやれば、何度でも採取可能です。

         切り株の現況です。この状態で冬越しとなります。
ニラの越冬

新春の発芽のために元肥を蒔いておきましょう。有機質の鶏糞がいいかと思います。株と株の間に適度に散布するだけでOKです。茎葉が伸びる野菜ですのでチッソ系の肥料が望ましいでしょうね。小生の場合は鶏糞を買い置きしてますので、たいていの場合は鶏糞と化成肥料で対応します。

     買い置きの鶏糞です。
ニラの越冬


   適度に適量を散布していきます。
   乾燥してますので、使いやすい
   肥料です。


 ニラの越冬


真冬の間は枯れ果てて消滅したかのような印象をうけますが、大丈夫です。春先になりますと不死鳥のようによみがえってきます。一般的には4~5年が経過すると新芽の成長力が落ちるようです。その場合には又種蒔きして育てたらいいでしょうね。種は一袋200円程度で入手できます。安価に手軽に栽培できる野菜で滋養力は強靱なようです、日常生活にもっと活用が望まれますね。


    今日も素敵な青空が。汗を流して働ける毎日に、ただ感謝あるのみです。
 ニラの越冬

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Posted by とんび at 05:13│Comments(0)畑の作業
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