2009年04月09日
桜並木の街道
桜が満開となってきました。桜前線とも言われるぐらいで、各地で開花期は異なるものの、南から順次花開いて行く様はまさに圧巻とも言えそうです。桜の開花に合わせ、鹿児島から北海道まで追っかけが出来たら・・・・・・・・そんな願望も叶いそうにありませんが、身近な桜を眺めているだけでも十分に堪能できます。古来から伝えられてきたのはヤマザクラだったようですが、最近はソメイヨシノが多いようです。花が大きなヤエザクラも見事ですね。気になるのはキノコが桜を朽ち果てさせているとのニュース。桜は街道筋に植えられているのが多いのですが、環境的に良好な場所ではないですよね。アスファルトで固められた路面、排気ガス、地球の温暖化、ヒートアイランド・・・・・・・・・厳しい条件が重なっているところにキノコの発生。何でも桜を腐敗させるのは、ナラタケ、ベッコウタケ、コフキサルノコシカケの3種(腐朽病害菌)だそうです。
当地では桜が満開です。まさに春爛漫といった景観ですね。
元々桜はあまり丈夫な樹ではないですよね。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」とも言い伝えられるように、桜を切るのは馬鹿だとされてきました。つまり剪定が桜にとって非常に悪い、というか切り口から雑菌がはいって腐りやすいのですね。公園等で管理状態を見てますと、剪定した場合には腐敗防止の防腐剤みたいなものを塗布しておられるようです。
幹から直接咲き出した花もいいものです。枝振りはありませんが。
桜を愛でようとおもえば、山手に植えるのが一番でしょうが、一般的には街道筋に植栽される事例が多いようです。古来から日本人に愛された来た樹木、出来れば生活に密着した場所で、との思いがあるのでしょうか。街道筋の桜と言えば思い起こされるのが故佐藤良二氏である。ご存じの方も多いだろう、太平洋から日本海まで続く桜の回廊を作ろう・・・・・・・・・・見果てぬ夢を追いかけ続けた御仁である。国鉄バス(当時)の車掌をしていた同氏は、給与の大半をつぎ込み生涯を費やして2000本の桜を植え続けられたとか。世間や親族や家族からは変人扱いされながらも、信念は変わらなかったようだ。健康に恵まれなかった同氏は志半ばの47歳で急逝されたが、現在は地元の方々がその意志を引き継いでおられるとか。
太平洋と日本海を結ぶ程の規模はありませんが。当地の桜の回廊です。
佐藤良二氏が乗務しておられたのは国鉄名金急行線(現在は廃止)で、名古屋と金沢を結ぶ長距離バスである。国道156号線といったほうがわかりやすいだろうか。かの荘川桜で有名な所だ。余計な解説を加えるよりは、直接ご覧になられることをお勧めしたい。季節的には4月の上旬から中旬にかけてであろうか。沿線には宇野千代女史の「淡墨の桜」で著名になった樹齢1500年ともいわれるエドヒガンの淡墨桜(うすずみざくら)があるので、お立ち寄りを願いたい。開花期は相当な混雑となるので、華やかさはないがオフシーズンが狙い目かもしれない。古木が発する不思議なオーラーに魅了されるかも知れませんよ。
この界隈は樹齢30年くらいでしょうか。
当地では桜が満開です。まさに春爛漫といった景観ですね。
元々桜はあまり丈夫な樹ではないですよね。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」とも言い伝えられるように、桜を切るのは馬鹿だとされてきました。つまり剪定が桜にとって非常に悪い、というか切り口から雑菌がはいって腐りやすいのですね。公園等で管理状態を見てますと、剪定した場合には腐敗防止の防腐剤みたいなものを塗布しておられるようです。
幹から直接咲き出した花もいいものです。枝振りはありませんが。
桜を愛でようとおもえば、山手に植えるのが一番でしょうが、一般的には街道筋に植栽される事例が多いようです。古来から日本人に愛された来た樹木、出来れば生活に密着した場所で、との思いがあるのでしょうか。街道筋の桜と言えば思い起こされるのが故佐藤良二氏である。ご存じの方も多いだろう、太平洋から日本海まで続く桜の回廊を作ろう・・・・・・・・・・見果てぬ夢を追いかけ続けた御仁である。国鉄バス(当時)の車掌をしていた同氏は、給与の大半をつぎ込み生涯を費やして2000本の桜を植え続けられたとか。世間や親族や家族からは変人扱いされながらも、信念は変わらなかったようだ。健康に恵まれなかった同氏は志半ばの47歳で急逝されたが、現在は地元の方々がその意志を引き継いでおられるとか。
太平洋と日本海を結ぶ程の規模はありませんが。当地の桜の回廊です。
佐藤良二氏が乗務しておられたのは国鉄名金急行線(現在は廃止)で、名古屋と金沢を結ぶ長距離バスである。国道156号線といったほうがわかりやすいだろうか。かの荘川桜で有名な所だ。余計な解説を加えるよりは、直接ご覧になられることをお勧めしたい。季節的には4月の上旬から中旬にかけてであろうか。沿線には宇野千代女史の「淡墨の桜」で著名になった樹齢1500年ともいわれるエドヒガンの淡墨桜(うすずみざくら)があるので、お立ち寄りを願いたい。開花期は相当な混雑となるので、華やかさはないがオフシーズンが狙い目かもしれない。古木が発する不思議なオーラーに魅了されるかも知れませんよ。
この界隈は樹齢30年くらいでしょうか。
Posted by とんび at 05:13│Comments(0)
│山里の歳時記
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高速バス 名古屋 金沢【高速バス 名古屋 金沢】at 2009年05月24日 21:15
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