2009年04月11日
エンドウ出来る
桜も満開となってだいぶ暖かくなってきましたね。暖かいというより日中は暑いといったほうが適切でしょうか。早いモノです、つい先日まで寒波の心配をしてましたのに。年々歳々、暖かくなるのが早まっているようですね。やはり温暖化の影響でしょうか。それはともかく、野菜類も成長促進剤を用いたかのようです。エンドウなど気が早いのか実がつき始めています。エンドウは大別すると鞘エンドウと実エンドウとスナックエンドウとに分かれますが、どちらも実がつきだしたようです。Kさんに頂いたツタンカーメンは、さすがに遅いようで、花が咲き出したというところでしょうか。あれこれ説明するより画像を見て頂いたほうがわかりやすいでしょう。いずれも小生の農園、種蒔きは同じ時期でした。成長の進捗具合を垣間見て下さい。
これはスナックエンドウです。実と鞘とを食するタイプですね。
ツタンカーメンです。ご飯と一緒に炊くと赤飯状になります。
キヌサヤです。鞘の部分を食するタイプですね。
エンドウに限らず豆類は連作障害の出やすい野菜です。毎年少しづつ場所替えして植えてますが、何せ狭い畑のこと、数年おきには同じ場所となりますね。石灰の散布や籾殻の投入或いは他の作物との混作などいろいろやってはみますが、転地療法に勝るものはないようです。豆類の産地はどのように解決しておられるのでしょう。近場では丹波の黒豆などがありますが。それでも健気に実を付け始めてくれていますね。気の早い家人は早速収穫にと意気込んでますが、食用には今しばしといったとこでしょうか。もういいのかな。
これはキヌサヤですが、立派な実がつき始めたようです。
エンドウの収穫が終了した頃がインゲン豆、つまり三度豆の植え付け時期となります。インゲンは年に3回収穫できるから三度豆と言われたとか。但し、これも連作障害の激しい作物です。小生が気づかずに、同じ場所で春植えと秋植えとを植栽したら、秋植えのインゲンは全くと言っていいほど実がつきませんでした。繰り返しになりますが、豆類は必ず場所替えして植栽して下さい。豆ついでのお話で黒豆の件ですが、これは田んぼの畦が最適ですね。畦に小さな穴を掘り、そこに田んぼの土を少し入れて苗を植え込めば立派に実ってくれます。畑に植えても不思議といい実りがないようですね。大抵がアブラムシにやられてしまいます、農薬を多用すれば別でしょうが。
小生の豆畑です。手前がツタンカーメン、後ろがキヌサヤです。