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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年04月15日

里芋の定植

昨年の末だったでしょうか、食べきれなかった里芋をそのまま埋め込んでいました。茎を切り落とし、籾殻とワラとで保温してビニールで防水しておいたのです。Kさんに教えられた智慧でした。掘り返してみたら無事に生存してはりました。しかも新芽が出て新たな命の胎動が始まっていたのです。これは、ほっとくわけにはいきませんね。ということで早速畝立て作業の開始です。幸い天気予報では明日は雨模様、新規の定植には最適な気象条件です。いつも悩むのがこの天候、種蒔きにしろ苗の定植にしろ晴天続きの時には少々困難ですね、やはり今回のように明日以降は雨模様という天候を選んだほうが良さそうです。タイミングの問題で、毎回そうした条件でと言うわけにはいきませんが。


       ビニールを剥ぎワラを除いたところです。畝は崩れていますが。
里芋の定植

ビニールを剥いでワラを除きますと籾殻がでてきます。ビニール・ワラ・籾殻の3点セットで雨露がほぼ完全に防御できます。里芋を保存するには、雨露に濡らさない、これが絶対条件となるようです。おかげさまで先輩の指導により無事に春先を迎えたようです。さっそく籾殻を除いて里芋を掘り出して見ましょう。


        籾殻を除きますと新芽が出てきました。新たな命の始まりです。
里芋の定植 


里芋を掘りだす時は注意が必要です。せっかく芽吹いた新芽を潰しては何にもなりません。ちょっと大きめに、外側からスコップを入れていきます。深めにほって芋をつぶさぬようにそっと彫り上げます。出てきましたね。


             掘り出した里芋、新芽がかなり大きくなっています。
里芋の定植 

            定植用に新芽を残したまま小さな球根状に細分します。
里芋の定植


畝立て作りは他の芋類も同じです。高畝状にして中央部に溝を掘り、芋が大きくなっても土寄せ出来るようにしておきます。そして溝の中に穴掘りして種芋を植え込んでいきます。無論、種芋と種芋との間には元肥を埋め込んでおきます。芋類は追肥はあまりやらないので、この元肥が頼りです。小生の場合は鶏糞と化成肥料の使用が多いですね。2時間程かかって二つの畝に植え込みました。これで数日雨が降ってくれれば万々歳です。ご承知かと思いますが里芋は水分を極度に好みます。夏場など水分切れがないように管理には充分にご注意下さい。

      出来あがった小生の里芋畑です。自家用なのでこれだけで十分ですね。
里芋の定植


植え込んだ里芋ですが、収穫できるのは秋になってからです。よく言われる事に、お月見に団子と共に里芋をお供えとの風習がありますが、伝統行事は旧暦によるもの。旧暦の8月15日が満月で中秋の名月となります。新暦では今年は10月の3日のようです。この頃には里芋の初取りが可能と理解した方が良さそうです。初取りした里芋をお月様に供えて、収穫の喜びを家族で感謝したのでしょうね。








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Posted by とんび at 05:11│Comments(0)畑の作業
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こんにちは。この度、ダイエット情報のHPを作りましたので、トラックバックさせて頂きました。ブログ訪問者の方には有益な情報かと思っています。よろしくお願いします。
ダイエット 水分補給【ダイエット 水分補給】at 2009年04月17日 12:09
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