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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年04月22日

農機具のマスターを

農作業に道具はつきものだが、かっては鎌と鍬とスコップぐらいの物であった。だが昨今は機械類が増え、ありとあらゆる道具が開発されてきたようだ。当然に、操作法も異なるし器具は高価だし収納場所も必要だし、で迷われる方も多いのではなかろうか。これが専業農家であれば躊躇無く導入という決断に至るのだが、新規の就農者や家庭菜園等の従事者などにとっては悩むところだ。導入経費の問題はケースバイケースで、実態に合わせてボチボチという選択肢もありうる。課題は操作方法のマスターであろう。鎌や鍬やスコップ等であれば見よう見まねでも何とかなりうる。これがエンジン付きの道具となるとそうは問屋が卸してくれない。下手をすると事故に繋がり、場合によっては己の命と引き替えにということもありうる。かといって道具を使わないと、軟弱派の現代人にとって農作業は耐えられないだろう。


          いろんな花が咲き出しました。野辺に咲くアザミです。
農機具のマスターを


考えられる事は農の現状に合わせて小型の農機具から段階的にマスターしていくことだろう。丁度パイロットの養成が単発の小型機からスタートするように手順を追って学んでいけばいい。一番目の選択は刈払機と小型の耕耘機であろう。この両者を使いこなせるのとそうでないのとでは作業効率に大きな開きが生じてくる。どちらも刃がついており、一定の危険性は伴ってくるのだ。出来れば師匠について学びたいものだが。機会がない方もおられるだろう。ネットで検索していておもしろい記事があったので紹介しておきましょう。農作業安全情報センターという組織が発行している「農業安全e-ラーニング」という操作法のソフトです。まだベーター版のようですが結構役に立ちそうです。下記にHPのアドレスを記載しておきますので覗いて見てください。


 農作業安全情報センター
   http://brain.naro.affrc.go.jp:80/el/                      


                      カリンの花です。
農機具のマスターを

こうした支援ソフトの開発は非常にありがたいものです。農機具の操作には一定の危険性がつきまといます。数年前ですが身近でも事故がありました。棚田でトラクターを操作していた方が運転を誤ったのか下の田んぼに転落され亡くなられたのです。こうした不幸な事故を無くす為にも正しい操作法をマスターしたいものです。とりわけ共同で機械類を使用される方は、あなた任せになり易いので要注意でしょう。基本的な操作法は上記のソフトで学べます。機械類の導入を考えておられる方は是非ご覧になられるようにお勧めします。


            エンドウの花です。実の方もだいぶ付いてきました。
農機具のマスターを


もうひとつ大事なことが機械や道具のメンテナンスでしょう。機器類は手入れをしてこそ始めて本来の能力を発揮するもの。日々の手入れと定期的な点検が必要不可欠です。小生もよくやりがちですが、面倒くさいので指定された手順を省略してしまうことがあります。結果はしっぺ返しとなって跳ね返ってきますね。基本に忠実であることが何よりの事故防止かと思います。改めて己に言い聞かせておきます。機械類に添付されたマニュアルも丁寧に読み込んでおくべきでしょう、これも省略しがちですが、マニュアルは宝の山ですよ。


           ソラマメの花ですね。収穫はもう少し先のようです。
農機具のマスターを






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Posted by とんび at 05:10│Comments(0)畑の作業
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