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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年05月01日

一日350グラム

別にベジタリアンの勧めではないのだが、野菜を食べようとのキャンペーンが展開されている。キャンペーンガールのお姉さんの手招きもあって覗いてみると、人は一日350グラムの野菜摂取が必要だとか。小学校の保健の先生ではなさそうだが、皆の衆の健康を気遣っての展開だろうか。種々の野菜を取りそろえ、お好きな物を選ばせて350グラムに達するか計量しているようだ。端的な話、何でも良いから日に350グラムの野菜を摂取せよとの論法らしい。豚インフルの話題もあって、野菜類が脚光を浴びてはいるようだ。そういえばここは道の駅、何処も同じで地元産の食材を販売展開している。圧倒的に多いのは当然のことながら野菜類。地元産の野菜がてんこ盛りしてあるので、うがった見方をすればこれらの販促キャンペーンかな。


              一日350グラム、野菜の摂取が必要だそうです。
一日350グラム


皮肉な発想はやめにして素直に考えても野菜類の摂取はお勧めしたいところだ。それも道の駅や各種の直売所では近隣の零細農家が作った自家用野菜の商いが多い。当然自宅の食材として作る物だから、薬剤使用も控えめだし、収穫も直前のものが大半だ。鮮度といい値段といい旬の季節といい、おすすめ要因が高いものばかりだ。デパートやスーパーでの買い物も結構だが、近場に存在するこうした小さな直売所を再認識してほしいものだ。不況の時節柄少しでも財布に響かない生活をと悩まれることだろう、家計を預かられる主婦の方には直売所訪問を是非にとお勧めします。100円玉が効果的に使えますよ。


              鮮度のいい野菜類がてんこ盛りで並んでいます。
一日350グラム


ちょっと店内を覗いてみましょう。黒山のひとだかりで、皆さん籠いっぱいに食材を取り込んでおられます。それとなく見ていますと、価格と鮮度をしっかりとチェックしておられるようですね、さすが主婦の方、ご主人の稼ぎを少しでも効果的にと真剣に格闘しておられるようです。こうした姿勢は子ども達にも伝わるもの、いい家庭教育の場ともなっているようです。子ども達は何も言わずとも親御さんの背中を見て育っていくもののようですね。逆に考えると怖い一面でもあります。己の日常生活がそのまま子ども達に投影されて、知らずの内に他人様に明示して歩いているわけですね。


    老夫婦とお孫さんのようです。日常生活がそのまま教育の場でもあるのでしょう。
一日350グラム


子ども達といえば、本日は大阪市内から幼稚園のお子達が応援に駆けつけてくれました。日頃農作業のまねごとや収穫体験などでお世話になっているので、お店の5周年に太鼓演奏をご披露したいとのこと。ありがたい申し出です。大勢のお客様にも臆する気配もなく、立派な演奏を披露してくれました。わずが4~5歳くらいの子ども達がリズムに乗って軽快に太鼓を操っています。教育の持つ力には圧倒されますね。国の礎を形作るのは初等教育の如何によるもの、明治以降、短期間で我が国が近代化を成し遂げ得たのは「寺子屋」という初等教育システムが機能していたからに他ならないでしょう。そういった意味合いでも初等教育の場を歪んだ歴史観や怪しげなイデオロギーなどで汚染させてはならないものです。


        はるばると大阪市内から駆けつけてくれました。和太鼓演奏隊です。
一日350グラム

一日350グラム


話が横道にそれました。一日350グラムの野菜摂取、皆さんのご家庭ではいかがでしょうか。家庭菜園などを作っておられる方は摂取量も多いと思いますが、全てを購入に頼られるお家は肉食等に偏ってはいませんか。野菜類はベランダ等でも手軽に作れます。種類や季節を間違えなかったら、栽培技術等もそう必要ではありません。それこそ子どもさんと一緒にチャレンジ為されてはとお勧めしておきます。最初のスタートは春先が一番ですよ。


               地元産ウドの特売のようです、春ですね。
一日350グラム






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