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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年06月14日

新たなる挑戦

我々がチームを組んで米作りを行っていることは何度かレポートさせて頂いておるが、そうした活動をじいっと見つめていた人物がおられたようだ。その間およそ二年間、何とも気の長い話である。その上で決断されたのであろう、知人を介して話が持ち込まれたのだ。「私の田圃を耕作してくれませんか」と。面積がおよそ1反強、約400坪くらいの水田で交通の便も水利も良く、使い勝手の良さそうな田圃である。現在の米作り場所からは車で10分程度、掛け持ちでもそんなには負担とならないであろう。それにしても農家の方々は滅多な事では農地を貸借しない、貸したら最後取られてしまう・・・・・・といった発想が根底にはあるようだ。そうした土壌のなかで我々を信頼して頂いたのか、作ってくれとの申し出、非常にありがたい話である。無論、我々には農地の所有権など皆目興味がない。ただ食糧安保の想いもあって、耕作放棄地や休耕地の存在がほっとけないだけの話なのである。


              ミレーの晩鐘を思い出させるような光景ですね。
     新たなる挑戦
          Uさんです、流石にガキの時分から鍛えられてる人は違いますね。
     新たなる挑戦


本日は早速貸与された田圃の下準備作業とあいなった。休耕地となっていた為、少々荒れており、草刈りや耕耘作業をおこなわないと米作りとはいかないようだ。全員集合とあいなって、各自の得意分野ごとに仕事を分担し、同時並行で進めていく。それにしても暑い。Uさんが差し入れにアイスクリームを購入してくれはった。Kさんは自作のビワゼリーの提供も・・・・・・・・・何とも有り難い話である。疲れた時には甘い物、冷たい物が活力を補填してくれる。さりげない心遣いがとてもうれしく、仲間の存在が心強い。こうしたチームだからこそ、何年も米作りが続けられるのだろう。
「人は石垣、人は城」、ご存じ武田信玄の言葉である。人材育成に全てを賭け、攻めて戦うことを旨とした彼は、防御用の城塞は決して作らなかったと聞く。リストラしか思いつかないような、どこかの経営者に聞かせたい話である。


                刈払機で草刈りをやり遂げてこんな状態です。
     新たなる挑戦


刈払機で草刈りを行い、集めた雑草は燃やしながら耕耘機で荒起こしを行う。借り物の耕耘機ではあるが、5分程度レクチャーを受けると容易に操作可能だ。小生はもっぱら耕耘機担当、機械類は嫌いではない・・・・・・というより人海戦術の肉体労働が大嫌いなタイプ。出来るだけ機械の多用をと考え、機械に仕事をさせて己は木陰で漫画本でも読んでおきたい・・・・・・・そんな人種であります。現役時代にもパソコンの出現に歓喜したものです。何せ統計カードを手作業で集計していたような時代でしたから。下記の画像は小生の勇姿(?)であります。ブログ初登場です。出たくはなかったのですが、おまえの働きぶりもブログで紹介せえ・・・・・・・と親方のUさんに撮影されたものです。画像では太って見えますが作業服の関係でして、メタボ体型ではありませんので念の為。 



               本邦初登場、管理人とんびの勇姿(?)であります。
     新たなる挑戦
             休息中の仲間達です。米作りの精鋭部隊でもあります。
     新たなる挑戦


流石に昨日一日では終了出来ませんでした。今日も朝から作業をしてますので、興味をお持ちの方は覗きにおいで下さい。差し入れは冷たい物か甘い物でお願いします。







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Posted by とんび at 05:12│Comments(0)米づくり
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