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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年06月23日

畑のよもやま話

本日は作業の合間の閑話休題ということで、ちょっとおもしろい畑の事例を紹介しましょう。例によって登場人物は共同農園の仲間達です。皆さんそれぞれ、俺のやり方がベストと自画自賛しながら耕作をやってる訳ですが、外部の目線で眺めると結構におもしろい現象がでてきます。別に批判的に見てるのでなく、単におもろいなあ、と素直に感動してるのでして、ハイ。大勢の仲間がおりますが、今回は長老組のお二人と致しましょう。Uさんは実践派(武闘派?)、Kさんは理論派の相違はありますが、いずれ劣らぬキャリアの持ち主。我々後発組は毎度の事ながら参考事例としていつも横目で拝ませて頂いております。


          早期発見早期駆除がモットーのようです。常に万全の病害虫対策を。
    畑のよもやま話


まずもってKさんの害虫対策。早期発見早期駆除がモットーのようです、害虫の発見の早いこと。小生はいつもKさんに指摘されて始めて害虫に気づく次第。害虫が現れだした瞬間くらいに消毒作業にかかられます。無論、無農薬栽培なんて野暮な事はいいません。害虫や病気が発生したら薬剤に頼るしかないのは、いわば常識。ただ薬剤の使用に関しては、必要最小限度の量と回数それに間隔制限等細かな注意を徹底しておられます。



         火縄銃の三段撃ち。かの織田信長が長篠の戦いでとった戦法とか。
    畑のよもやま話


これまたおもろい耕作方法です。織田信長にあやかった訳ではないと思いますが、トマトの多段戦法。第一段階でトマトをある程度育て、第二段として期間をあけて次のトマトを育てる、続いてもうしばらく空けて三段目のトマトを・・・・・・・・・・と少しづつ時期をずらしながら同一作物を作る手法です。長期にわたって収穫が可能ですね。



        畝間に竹を渡して面積を広げます。いわば橋桁耕作法とでも命名を。
    畑のよもやま話
        スイカのツルが幅広く伸びています。2DKから4DKくらいへの変更か。
    畑のよもやま話


Uさんの得意技でしょうか。お隣の畝にまで橋桁をつけてスイカの栽培面積を広げています。小さなマイホームがリフォームで一気に倍位の床面積に広がった感じです。スイカやカボチャやハヤトウリなどのツル物は大きな面積が必要ですから、何らかの工夫がないと栽培不能となります。狭い畑を有効利用する知恵の発露が要求されますね。


           サツマイモは5月が定植期、彼はとんちゃく無しの栽培です。
    畑のよもやま話

    

サツマイモ栽培は5月に苗を購入し定植するのがいわば常識ですが、Uさんにとっては問題外。どこから仕入れたのか知りませんが1ヶ月近く遅れて悠然とサツマイモの植え付けをやっています。世間の常識など彼には通用しないようでして、ハイ。もっとも、これでも秋には充分実ってくれて、観光に来たお客さんにあげてるのだから良しとしましょう。


         たくさんの赤シソを植え込んでますね。こぼれ種とか言ってましたが。
    畑のよもやま話


最後はNkさんへのUさんからの伝言です。毎年、赤シソを持ち帰っているようだが今年は出荷するのでダメ、との事。Nkさん、よろしゅうおまっかな。どこか別のところで入手して下さい。



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Posted by とんび at 05:09│Comments(0)畑の作業
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