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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年08月30日

夏は去りゆき

8月も最後の日曜日となりました。本日は衆議院の総選挙、天下がひっくり返りそうな情勢で、マスメディアの動きも賑やかです。人の不幸はわが喜び・・・・・・・・ではないと思いますが、選挙の大騒ぎで視聴率が上がるとはしゃぎまくっておられるようで・・・・・・・・・・・。それはともかく、どこに投票されようと一過性のお祭り騒ぎで終わってはならないですよね。後の行動を監視する責務がついて回っていることをお忘れの無きように。とりわけ、財源の裏付けがないのに大盤振る舞いのエサ播き政策が多すぎるようですから。


                  華々しい幕開けで夏が始まりました。
     夏は去りゆき
                   南河内でも見れるオーロラでしょうか。
     夏は去りゆき


選挙はその位で止めときましょう。夏休みも終末期となった故か、子ども達も必死なようです。宿題が完成していないのでしょうか。最後の週末も外で遊び回る子どもらは皆無のようです。良寛和尚が生きておられたら、さぞや嘆き悲しまれるのではなかろうか。私宅周辺でも、登校時にはそれなりの子どもらと出会いますので、いないことはないと思うのですが。子どもらの歓声を聞くチャンスがないですね。明後日からは授業も再開、子どもらは学校と塾との往復でしょうか・・・・・・・・・寂しい限りです。


        花火師たちはまさに炎の芸術家のようですね。1年の計がこの一瞬に。
     夏は去りゆき


梅雨明けが不明なままで夏に突入しましたが、40日ほどの休暇もあっという間だったようですね。一寸の光陰軽んずべからず・・・・・・・・・確かそんな箴言があったように記憶してます。気がついたときには全てが終わっていた、棺桶に片足突っ込んでいた・・・・・・そんな状況にはなりたくないと願っているのですが、さてどうなりますことやら。当地では花火のダイナミックなセレモニーで夏となるのですが、振り返って鑑みると、かの喧噪も走馬燈の如し・・・・ですね。この40日間ほどの夏休み(毎日が日曜日だけど)期間、寝食を忘れるほどに打ち込んだものがあったのか、夜の更けるのを忘れるほどに読み込んだ書物があったのか、血肉湧き踊るような感動に出会ったのだろうか、新たな出会いを求めて旅立ったのだろうか・・・・・・・・・・・・・・つらつら思えば後悔することばかり。毎年のことながら、カウントダウンの意識はあっても活用の気概と行動が伴っていないようですね。


     夏は去りゆき

     夏は去りゆき

     夏は去りゆき


「禅は酒の中にも、一皿の料理の中にも、一個の茶碗の中にも存在する。そういうものを求めてわたしも生きてきた。」・・・・・・・・・坂村真民さんの言葉だそうです。さりげない一言ですが、心の中にぐさりと突き刺さってきますね。


                 かくして静かに夏は去っていくのでした。
     夏は去りゆき











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