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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年09月11日

初物登場す

秋の味覚といえば個人的には梨と柿でしょう。だけど絵になるのはやはり栗のようですね。焦げ茶のイガイガから覗いている丸こい坊主頭は、何とも愛嬌があってかわいらしいものです。食べてそう美味しいものとは感じませんが、季節の到来を伝える食品、年に数回ぐらいは賞味したいものです。谷間の農園には10年ほど前に植え込んだ栗の木が2本あって、結構いい実を付けてくれます。本年もそろそろかと出向いたら、既に何個かは落下しておりました。旬の到来のようです。

 
                 茶色くなった栗が結構たくさん実っています。
     初物登場す
             まだ青々とした栗も。完熟は一度でなく順次にのようです。
     初物登場す


小生の栗拾いは鎌の出番でして、たたき落とす、むく、取り出す、の三動作を難なくこなしてくれます。但し、安物の鎌なので少々貧弱で強度が弱いのが難点でしょうか。もう少し鋼がしっかりはいったましな鎌を購入しないと。さっそくトライしましょう。樹高があまり無いので、手軽にたたき落とせます。そして足で踏んづけて、鎌を上手に使ってむいて取り出します。僅か15分程度の作業で結構な量が収穫できました。


           足で踏んづけといて鎌でむき取り出します。これが楽勝コース。
     初物登場す
               たった15分程度の作業でこれだけ収穫しました。
     初物登場す


栗の収穫作業中ちょっと気になっていたのが下記の画像。何だと思われますか。状況判断すると、どうも例のアライグマの落とし物ではないかと想像します。多分、彼らも夜間に栗拾いにお出ましになったようですね。そして食べれば出るのがものの道理。後処理の配慮は無かったようで、彼らの世界ではしつけ教育は為されていないようです。最も、人間様も偉そうなことは言えないかも知れませんが。

                  どうもアライグマの忘れ物のようです。
     初物登場す


さて初物といえば田圃でもう一つ発見しました。真っ赤な曼珠沙華、いわゆる彼岸花ですね。名前のとおりで、お彼岸の前後に旬の開花期を迎えます。花だけで葉が全くないので好きにはなれないのですが、秋の風物詩には相違ないですね。彼岸花は有毒で、この毒性を小動物が嫌う性質を利用して田圃の畦道などに植え込んだようです。モグラやネズミや虫たちが田圃から離れてくれるのを願ったのでしょう。そういえば、彼岸花の咲くのは大半が田圃の畦道ですね。曼珠沙華を食べたら待っているのは彼岸(死の世界)だけ、という俗説もあるようです。


             これも初物(?)でしょうか。最初に出会った曼珠沙華です。
     初物登場す
           棚田にも実りの秋が近そうですね。収穫も間もなくのようです。
     初物登場す




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Posted by とんび at 05:09│Comments(0)里山に遊ぶ
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