2009年10月23日
ご飯カフェなるもの
カフェとは元々がフランス語のようであるが、小さなレストランや軽食堂或いは喫茶店などを意味するようだ。少々洒落た名称でそれなりの店構えを想像するのが普通だろう。当地の山間部の小さな集落の一角に、このカフェなるものが出現して気にはなっていた。通りすがりに何気なく観察していたら、都会のお嬢さんと思しき人々が頻繁に出入りしているようだ。これは一度覗いておかないと、と持ち前の好奇心が頭をもたげてくる。
この古びた民家がご飯カフェ三郎です。
1日35食の限定だそうです。出来れば予約がいいでしょうね。
画像でおわかりのように、どう見ても洒落た外観ではない。古びた古民家とまではいかないが、経年劣化が進んだ普通の民家・・・・・・・・・・・・・それが第一印象であろう。屋号は「ご飯カフェ三郎」と言うそうな。店名からして、いわゆる農家レストランのミニチュア版かとも思ったが、そうでも無さそうだ。環境的には地域の古刹である観心寺の近くで、山と森に囲まれた山村風景の一部と言えばご想像いただけるだろうか。客層は大半が街の方で、近場の住民はあまり見かけない。都会に住む人々にとっては、来店自体が癒しになるのではなかろうか。いわゆる隠れ里的な雰囲気が、人々を招き寄せるのかも知れない。
近くの紅葉の名所観心寺です。楠公さんの学問所でもありました。
お店の前にはこんな田園風景がひろがっています。
早速訪問することに。驚いたのはメニューが2品のみ、それとデザート、飲み物だけの構成のようです。料理は「三郎ご飯」と「牛すじカレーセット」の2点からいずれかを選択、デザートは豆乳プリンや抹茶アイスなど、飲み物はコーヒーやジュースでしょうか。画像でご覧下さい。テレビで女優さんが大口開けてぱくつくような番組に出てくる料理ではないでしょう。いわゆるご馳走とかグルメとかの言葉とは縁遠い料理のようで、かってのご先祖様、縄文人の方々が召し上がっていたような料理です。簡素な作りですが、食べてみると無茶苦茶おいしい。発芽玄米のお米に厚揚げチーズ、味噌汁に秋鮭の柚子胡椒サラダ、サツマイモの天ぷら。思わずお代わりをしてしまいました。
本日の三郎ご飯です。週単位でのメニュー変更だとか。
こちらは牛すじカレーセットです。
デザートの抹茶アイスとコーヒーの組み合わせ。
オーナーは元デザイナーの若夫婦のようで、お店はお爺ちゃんの実家だそうです。料理内容と店構え或いは経営状態等から推測するに、利潤の追求を重視していないのは一目瞭然で、いわゆる本当の料理を提供しようとの想いが強いのではなかろうか。我々が見失ってしまったもの、地域にある素の食材を使って自然な味付けをしたご先祖様達が食べていたような料理・・・・・・・・・・・・その広がりを目指しておられるのではなかろうか。都会のお嬢さん方が足繁く通われるも、現在の食事が本能的に危ないのでは、と危険性を察知しておられるからではと考えこんでしまいます。
玄関先には本日の料理案内が。
料理はどちらも900円、デザートセットは550円からと比較的リーズナブルです。これからは紅葉の季節、当地の代表的な紅葉名所である観心寺と延命寺を探訪するウォーキングのついでにここで昼食というのも良いプランでしょうね。何気ない古びた民家ですが、中に入られると今まで気づかなかった新しい発見があるかも知れませんよ。
庭先は小さな花々で彩られております。
この古びた民家がご飯カフェ三郎です。
1日35食の限定だそうです。出来れば予約がいいでしょうね。
画像でおわかりのように、どう見ても洒落た外観ではない。古びた古民家とまではいかないが、経年劣化が進んだ普通の民家・・・・・・・・・・・・・それが第一印象であろう。屋号は「ご飯カフェ三郎」と言うそうな。店名からして、いわゆる農家レストランのミニチュア版かとも思ったが、そうでも無さそうだ。環境的には地域の古刹である観心寺の近くで、山と森に囲まれた山村風景の一部と言えばご想像いただけるだろうか。客層は大半が街の方で、近場の住民はあまり見かけない。都会に住む人々にとっては、来店自体が癒しになるのではなかろうか。いわゆる隠れ里的な雰囲気が、人々を招き寄せるのかも知れない。
近くの紅葉の名所観心寺です。楠公さんの学問所でもありました。
お店の前にはこんな田園風景がひろがっています。
早速訪問することに。驚いたのはメニューが2品のみ、それとデザート、飲み物だけの構成のようです。料理は「三郎ご飯」と「牛すじカレーセット」の2点からいずれかを選択、デザートは豆乳プリンや抹茶アイスなど、飲み物はコーヒーやジュースでしょうか。画像でご覧下さい。テレビで女優さんが大口開けてぱくつくような番組に出てくる料理ではないでしょう。いわゆるご馳走とかグルメとかの言葉とは縁遠い料理のようで、かってのご先祖様、縄文人の方々が召し上がっていたような料理です。簡素な作りですが、食べてみると無茶苦茶おいしい。発芽玄米のお米に厚揚げチーズ、味噌汁に秋鮭の柚子胡椒サラダ、サツマイモの天ぷら。思わずお代わりをしてしまいました。
本日の三郎ご飯です。週単位でのメニュー変更だとか。
こちらは牛すじカレーセットです。
デザートの抹茶アイスとコーヒーの組み合わせ。
オーナーは元デザイナーの若夫婦のようで、お店はお爺ちゃんの実家だそうです。料理内容と店構え或いは経営状態等から推測するに、利潤の追求を重視していないのは一目瞭然で、いわゆる本当の料理を提供しようとの想いが強いのではなかろうか。我々が見失ってしまったもの、地域にある素の食材を使って自然な味付けをしたご先祖様達が食べていたような料理・・・・・・・・・・・・その広がりを目指しておられるのではなかろうか。都会のお嬢さん方が足繁く通われるも、現在の食事が本能的に危ないのでは、と危険性を察知しておられるからではと考えこんでしまいます。
玄関先には本日の料理案内が。
料理はどちらも900円、デザートセットは550円からと比較的リーズナブルです。これからは紅葉の季節、当地の代表的な紅葉名所である観心寺と延命寺を探訪するウォーキングのついでにここで昼食というのも良いプランでしょうね。何気ない古びた民家ですが、中に入られると今まで気づかなかった新しい発見があるかも知れませんよ。
庭先は小さな花々で彩られております。
Posted by とんび at 05:10│Comments(0)
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