2009年10月31日
脱穀作業パートワン
天日干しが続いたお米ですが、およそ2週間が経過しましした。いよいよ脱稿のチャンスが到来したようです。リーダーのU氏から召集令状がかかり作業を始めることに。我々はコンバインではなくハーベスターを使用します。機械的には旧式ですが、これがすこぶる調子が良いのですね。藁を再利用しようと思えば、天日干し+ハーベスターの組み合わせしか方法論がないでしょうね。しかも藁は餅米の藁、用途が多い稲藁でなかなか入手できないものです。ご希望とあっても譲れませんよ。農業資材として、再生産の道具となります。田畑で取れた物は田畑に返す、これが最も自然な姿なんでしょう。別に自然農法とか構える気はさらさら無いですが、自然界からいただくものを有効に活用した後再び自然界に返していくのは理にかなった方法論かと思います。
入念な始業点検が続きます。無論、オイルアップ等の対策も。
本日のフィールドは通称赤阪の田圃と呼ばれるAzじいさまから借用している田圃です。楠公さんの遺跡のど真ん中にあります。Azじいさまは自分で耕作を続けたかったようですが、体調を崩され後継者はサラリーマンで農作業不能の為、泣く泣く友人であった我々に託されたのです。単なる農地の使用貸借ではなく、じいさまの想いに応える形での耕作が要求されます。ご先祖から引き継がれた田圃が、一族で耕作できない・・・・・・・・・・・無念と断腸の想いで託された心境が痛いほどわかります。我々も心して稲作を続け、じいさまのご先祖様に恥ずかしくないように努めたいとねがっております。
バックに米袋を取り付け、作業開始です。
次々と作業は進捗し、田圃には米袋が野積みとなっていきます。
さて作業の方ですが、里山倶楽部から拝借したハーベスターが主役であります。快く貸して戴いた大事な機械、仕業点検を入念に行って最適運転を心がけます。米作り用の機械類は高価で使用頻度は年に数回というのが大半です。頻繁に使うのはトラクターや耕耘機ぐらいでしょうか。ご存じかと思いますが、機械類は毎日使用して始めてその性能を発揮するもの。1年の大半を寝かせておくようでは能力の発揮はおぼつかなくなります。操作方法も忘れます。出来れば1台の機械を数グループで使用して、頻度を高める方が機械のためには有効でしょうね。メカに達者なU氏とOk氏が始業点検に取りかかりました。メンテが充分ではなかったようで、ゴミや油切れが結構見受けられます。丹念に点検・清掃し、オイルアップなども行っていよいよ始業です。
休息中です。里山倶楽部の大御所Ur氏からの差し入れと激励も頂きました。
乾燥が充分だったのとマシーンの調子が良かったので、思ったよりはハイスピードで作業が進みます。餅米だけでも12袋ぐらい収穫できたのではないでしょうか。うるち米も同じ位の分量があります。昨年度に比較し大豊作のようです(昨年はヒエに泣かされました)。特に今年は餅米にチャレンジしたので12月の餅つきが期待されます。一人当たり10キロ以上の配分はありそうで、餅だけでは消費できないようです。うるち米は別途分配します。こちらは主食となりすので、皆の期待も大きいようです。収穫物はメンバーで均等割という配分方式なので、誰からも不満は出ません。もっとも作業や仲間との交流が楽しくて参加してるのが主でしょうから、分配物にはそう重きをおいてないようですね。
餅米だけでも12袋程度の収穫がありました。年末から餅三昧ですね。
夕方4時過ぎには作業が完了しました。後は籾すり場での委託作業です。工賃を払って籾から玄米への変換を行う作業ですね。工房が空いていたのか、これもすぐに完了。5時過ぎには分配となりました。夕闇が迫る中、残った籾殻等の残滓物を焼却します。いわゆる大人の火遊びですね。Kさんが嬉々として楽しんではります。幾つになっても火遊びの魔力には勝てないようです。そして拝借したハーベスターの管理、明日返却の予定ですが現場で一夜を過ごすので夜露に濡れない対策が必要です。大事な拝借物、万全の注意を払いましょう。
見て下さい、この嬉そうな後ろ姿を。幾つになっても万年少年ですね。
この魔力には引き込まれてしまいますね。あっ、火付けの趣味はないですよ。
大事な拝借物、丹念にガードします。
入念な始業点検が続きます。無論、オイルアップ等の対策も。
本日のフィールドは通称赤阪の田圃と呼ばれるAzじいさまから借用している田圃です。楠公さんの遺跡のど真ん中にあります。Azじいさまは自分で耕作を続けたかったようですが、体調を崩され後継者はサラリーマンで農作業不能の為、泣く泣く友人であった我々に託されたのです。単なる農地の使用貸借ではなく、じいさまの想いに応える形での耕作が要求されます。ご先祖から引き継がれた田圃が、一族で耕作できない・・・・・・・・・・・無念と断腸の想いで託された心境が痛いほどわかります。我々も心して稲作を続け、じいさまのご先祖様に恥ずかしくないように努めたいとねがっております。
バックに米袋を取り付け、作業開始です。
次々と作業は進捗し、田圃には米袋が野積みとなっていきます。
さて作業の方ですが、里山倶楽部から拝借したハーベスターが主役であります。快く貸して戴いた大事な機械、仕業点検を入念に行って最適運転を心がけます。米作り用の機械類は高価で使用頻度は年に数回というのが大半です。頻繁に使うのはトラクターや耕耘機ぐらいでしょうか。ご存じかと思いますが、機械類は毎日使用して始めてその性能を発揮するもの。1年の大半を寝かせておくようでは能力の発揮はおぼつかなくなります。操作方法も忘れます。出来れば1台の機械を数グループで使用して、頻度を高める方が機械のためには有効でしょうね。メカに達者なU氏とOk氏が始業点検に取りかかりました。メンテが充分ではなかったようで、ゴミや油切れが結構見受けられます。丹念に点検・清掃し、オイルアップなども行っていよいよ始業です。
休息中です。里山倶楽部の大御所Ur氏からの差し入れと激励も頂きました。
乾燥が充分だったのとマシーンの調子が良かったので、思ったよりはハイスピードで作業が進みます。餅米だけでも12袋ぐらい収穫できたのではないでしょうか。うるち米も同じ位の分量があります。昨年度に比較し大豊作のようです(昨年はヒエに泣かされました)。特に今年は餅米にチャレンジしたので12月の餅つきが期待されます。一人当たり10キロ以上の配分はありそうで、餅だけでは消費できないようです。うるち米は別途分配します。こちらは主食となりすので、皆の期待も大きいようです。収穫物はメンバーで均等割という配分方式なので、誰からも不満は出ません。もっとも作業や仲間との交流が楽しくて参加してるのが主でしょうから、分配物にはそう重きをおいてないようですね。
餅米だけでも12袋程度の収穫がありました。年末から餅三昧ですね。
夕方4時過ぎには作業が完了しました。後は籾すり場での委託作業です。工賃を払って籾から玄米への変換を行う作業ですね。工房が空いていたのか、これもすぐに完了。5時過ぎには分配となりました。夕闇が迫る中、残った籾殻等の残滓物を焼却します。いわゆる大人の火遊びですね。Kさんが嬉々として楽しんではります。幾つになっても火遊びの魔力には勝てないようです。そして拝借したハーベスターの管理、明日返却の予定ですが現場で一夜を過ごすので夜露に濡れない対策が必要です。大事な拝借物、万全の注意を払いましょう。
見て下さい、この嬉そうな後ろ姿を。幾つになっても万年少年ですね。
この魔力には引き込まれてしまいますね。あっ、火付けの趣味はないですよ。
大事な拝借物、丹念にガードします。
Posted by とんび at 05:12│Comments(2)
│米づくり
この記事へのコメント
収穫で日頃、手塩をかけて育てた苦労が報われる瞬間だと思います。
小生、みなさんのような本格的なものではありませんが、ことの“大小、出来・不出来”を問わず格別の味わいを楽しんでいます。
ハーベスタなど年に1回しか利用しない農機具は、借りるのが一番。
ただし、自分の時間的都合はままなりませんが・・・・・・
もち米12袋 (精米して何キロになりますか?)
みなさんの家庭では、自前の餅が食べれます・・・・うらやましいです
畑の作業欄=参考になります。
小生、みなさんのような本格的なものではありませんが、ことの“大小、出来・不出来”を問わず格別の味わいを楽しんでいます。
ハーベスタなど年に1回しか利用しない農機具は、借りるのが一番。
ただし、自分の時間的都合はままなりませんが・・・・・・
もち米12袋 (精米して何キロになりますか?)
みなさんの家庭では、自前の餅が食べれます・・・・うらやましいです
畑の作業欄=参考になります。
Posted by NITIYOUSAIEN at 2009年10月31日 09:50
こんばんは。お立ち寄りありがとうございます。
どうやら、菜園を楽しんでおられるようですね。
例え僅かな半端な物でも、手塩に掛けた作物は又格別ですね。
ひょんな事から米作りまで始めまして、なんとか継続しています。
米は主食だけあって、収穫の喜びは別格ですね。
今年からは餅米にもチャレンジしてます。
無論、餅つきは古風な臼と杵によるものですよ。
餅米・うるち米を問わず、籾すりしたら概ね3割減くらいでしょうか。
精米するとそこから又1割程度の減少ですね。
分量はともかく、米作りは楽しいですよ。
仲間がいれば、倍にも三倍にも喜びが増加します。
素人集団ですので、耕作の手法も我流ですが、
多少でもお役に立ちましたら幸いです。
どうやら、菜園を楽しんでおられるようですね。
例え僅かな半端な物でも、手塩に掛けた作物は又格別ですね。
ひょんな事から米作りまで始めまして、なんとか継続しています。
米は主食だけあって、収穫の喜びは別格ですね。
今年からは餅米にもチャレンジしてます。
無論、餅つきは古風な臼と杵によるものですよ。
餅米・うるち米を問わず、籾すりしたら概ね3割減くらいでしょうか。
精米するとそこから又1割程度の減少ですね。
分量はともかく、米作りは楽しいですよ。
仲間がいれば、倍にも三倍にも喜びが増加します。
素人集団ですので、耕作の手法も我流ですが、
多少でもお役に立ちましたら幸いです。
Posted by とんび at 2009年10月31日 23:00
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