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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年12月09日

大阪モーターショウ

2年単位のモーターショウが開かれています。東京を筆頭に各地をまわるようですが、大阪会場を覗いて見ました。小生もご多分に漏れず、大の車好き。最も世間様で流行っているような、末はベンツかBMかというような趣向には全く関心がありません。小生が好きなのは俗に言うところの4ナンバー車、いわゆる働く車ですね。幼子がクレーン車や消防車のオモチャを喜んでるような心境と同じようです。今、最もペットとしたいのが四駆の軽自動車いわゆる軽トラと称するタイプです。山仕事、野良仕事にとってこれほど強力な助っ人はないでしょうね。会場にはいってびっくりしたのが下記の画像です。コンパニオンのお姉さんもビキニスタイルではなく迷彩服のご様子。自衛隊も予算削減でオフロード車の販売というサイドビジネス(中国軍では常識らしいですが)を始められたのか、とも思いましたがこれは勘違いのようでした。イメージアップのPR活動のようです。


           山仕事には最適な車?・・・・・・・・重いのと大きいのが難点か。
    大阪モーターショウ 
         現場へのボランティア搬送用には打って付けかも。定員10名だそうです。
    大阪モーターショウ

さてお好みの軽トラはあるのか、ありましたね、ホンダブースにアクティ君が鎮座してはります。ブログをさっと眺めて敏感な方は気づかれたと思いますが、画像がホンダ車ばかりですよね。そうなんです、ホンダという巨大組織には大きな関心はないのですが、創立者で破天荒な技術者人生をおくられた本田宗一郎氏という人物には甚く興味がありまして、結果的にエンジンで動く物はホンダ製となりがちですね。無論、愛車もホンダの車です。さてこのアクティ君、5速ミッションの二輪駆動でした。ホンダはあまり四駆に強いとは言い難く、四駆車を好む方は他社車を選択するようです。触りまくってみましたが、室内は想像よりは広いですね。無論、乗用車のようには行きませんが、作業用としては充分でしょう。気になったのが車台下の駆動部分等が雑然としていること、林道や農道は整備されてない所が大半です。床下がすっきりしてないと、接触しますよね。改善を望みたい箇所です。


         ペットとしては最適な軽トラです。これお目当ての方も多いようでして。
    大阪モーターショウ
           床下がもう一つすっきりしませんね。林道ではこすりそうです。
    大阪モーターショウ

やはりトレンドとなっているのは、ハイブリッド車と電気自動車のようです。ハイブリッドはトヨタとホンダが熾烈な競争をしてますが、販売数量は圧倒的にプリウスが多いようです。ただインサイトの出現で対抗価格を設定した結果、収益面では辛いようですね。電気自動車はこれからの車、但しバッテリーの高さがネックでしょうか。そして気になるのが電気の製造コスト。電気自動車はエコカー、環境対策車として評価が高いようですが、車がガソリン車から電気自動車に移行した時、電気の供給能力は伴うのだろうか。水力発電・・・ほぼ限界、火力発電・・・・石炭無し、重油も枯渇?、原子力発電・・・・原発アレルギー、風力・潮力等・・・供給力弱し、こうして考えると社会が負担すべき電気自動車のトータルコストは相当に高くつくようですが、旨い解決法があるのでしょうか。

    
              都市交通の花形となるか、2名用の電気自動車。
     大阪モーターショウ

国内交通をどうやって運用するのか、大きな課題です。基本は公共交通機関でしょうが、私的な移動手段として車の果たす役割はまだまだ大きいようですね。方向性としては「エネルギーをあまり消費しない物」「専有面積が小さい物」この二点が基本かと思います。車だとコンパクトで燃費のいいもの、この一言に集約されるでしょう。もっと突き詰めればバイクの活用となってきます。ここでもおもしろい物を発見しました。電気スクーターと110ccのスーパーカブです。ガソリンスクーターは超人気のようですが、これを家庭の電源から充電して走行できるようにした電動スクーターです。短距離移動用としては最適ではないでしょうか。スーパーカブは世界的な名車、かの本田宗一郎氏の独創的な作品です。エンジンが50ccで非力だったのが難点、これが110ccとなれば充分過ぎる位の能力となります。農山村部では一寸した運搬手段としても使えそうです。


           世界の名車ですね。110ccとなれば農林業にも使えそう。
     大阪モーターショウ
                 家庭で充電可能な電動式スクーターです。
     大阪モーターショウ 

次の時代の交通手段はどうあるべきか、メーカーサイドの提案も結構ですが、ユーザーの意識も変わっていかないと交通体系がまかないきれなくなりそうです。趣味性からは離れますが、エネルギー政策との調和を図りつつ、妥当性を持った車社会を作り上げたいものですね。       

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Posted by とんび at 05:08│Comments(0)里山に遊ぶ
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