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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年02月28日

ヤーコンについて

ヤーコンを頂いたことを記述しましたが、早速、種芋となる部分を植え込んできました。ヤーコンがやっかいなのは、掘りあげると食用となる芋と次世代の種となる芋とが同時に出現することです。尚、芋と表現していますが厳密には根だそうで、根が巨大化して塊となっています、わかりやすいので芋で通しますね。その違いは画像をアップして起きますのでご覧になって下さい。販売されているのは食用の芋で、これを植え込んでも発芽はしないようです。食用の芋は比較的に入手しやすいのですが、種となる芋の方はなかなかに入手困難で、Kさんからの提供は願ってもないチャンスでした。自家採取で増やしていきたいと願っています。



          ヤーコンの種芋です。ここから発芽して茎が伸びていきます。
     ヤーコンについて   
          こちらは食用芋のヤーコンです。お店で売られている部分ですね。
     ヤーコンについて

このヤーコンと似たような野菜でキクイモというのがあります。最初、小生は同じ物で地域によって呼称が違うのだろう位の甘い認識だったのですが、調べて見ると全く異なった野菜のようですね。植物分類を見れば一目瞭然かと思います、下記に表示しておきます。

   ヤーコン →  キク科  メナモミ属  ヤーコン種 ・・・・・アンデス原産
   キクイモ  →  キク科  ヒマワリ属  キクイモ種 ・・・・・北米原産

いずれも野菜としての一般性は薄いようで、どちらかというと地域興しの特産品といった性格が強いようです。調理法などにあまりなじみがないというのが原因でしょうか。ヤーコンは評判のオリゴ糖が大量に含まれており健康食品としての注目度は高いようです。キクイモのイヌリン糖も消化すればオリゴ糖となるようで、結果的には似たような効用でしょうか。


                   ヤーコンとよく似たキクイモです。
           ヤーコンについて

直売所を覗いて見ましたら、案の定食用芋は販売されてましたが、種用としての芋は見あたりませんでした。種苗店ではないのでやむを得ないでしょう。販売されているヤーコンも売れ行きはもう一つのようですね、やはりなじみが薄いようです。お店ではレシピまで作って販売に躍起のようですが、ニガウリのようにある日突然ブレークするとか期待したいものです。


          直売所でも売られています、無論、食用部分のヤーコン芋。
     ヤーコンについて  
               レシピまで張り出して販売に躍起のようですが。
          ヤーコンについて 

さて植栽ですが、一般的には4月から5月にかけてが種芋の植え付け時期のようです。だいぶ早すぎるとは思ったのですが、地中に保管しておこうとの意味もこめて植え込みました。乾燥地の水はけの良い土が最適なようですが、そんな好条件の場所はありません。条件は悪いですが谷間の農園の棚田の跡地に植え込み。少々過湿気味なのが心配ですが、贅沢も言えませんね。下記の画像が植え込みの状況です。収穫期は11月頃、さて無事に育ってくれるかどうか、期待半分不安半分でしょうか。       


                   畝に溝切りをして種芋を植え込みます。
     ヤーコンについて 
              雨上がりとはいえ少々湿っぽいのが気になりますが。
     ヤーコンについて 

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Posted by とんび at 05:09│Comments(0)畑の作業
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