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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年06月09日

田植え始まる

我がチームもとうとう田植えが始まりました。当初の予定は富田林市内の田圃のはずだったのだが、水が多すぎて急遽赤阪村の田圃へと変更に。ところがこちらは逆に干上がり状態、慌てて注水しながらの田植えとなりました。水は多すぎても駄目、少なすぎても駄目、なかなかに難しいものです。この微妙なバランス、他の分野でもイヤというほど実感させられます。登場する田植機は拝借物の乗用型三条植え、うまく機能すれば短時間で完了なんだが、年に一度の田植えの仕事なかなか感を取り戻すまでには至りません。田植機の操作に慣れた頃は田植えの完了期、又、1年間のお預けです。覚える暇がないですね。


                参上してビックリ、水がない。あわてて注水。
    田植え始まる 
              田植機の到着です、無論拝借物ではありますが。
        田植え始まる

田圃の外周部を田植機が往復できる位のスペースを空け、内部の長方形を端から順に植え込んでいきます。さすがに機械、一定の間隔できちんと植え付けます。但し、植え付けの苗が少々多すぎるようです。1株5本位が標準量なのに優に10本はありそうです、微調整が要求されますね。運転歴の豊富なOk氏が直線状を保ちながら次々と植え付けていきます。一部に欠株がでた場合や、機械がはいらぬ四隅などは手作業による補植となります。当然、田圃に入り込んでの手植えですから、既存の苗を踏まぬように或いはぬかるみで足下をすくわれないように、細心の注意で捕植します。


                 トンボを使って部分的な凹凸を直していきます。
    田植え始まる 
            機械操作に慣れるまでが一苦労、慣れた頃には終了ですね。
    田植え始まる

都合4枚の田圃に植え終わったのが午後の3時頃、やはり想像通りで短時間では無理でした。師匠などは朝食前の少ない時間で同じような分量を植え込んでおられます。さすがに本職、仕事のスピードと段取りの良さには脱帽するばかりです。先人の教え、「繰り返しが熟練を生み、熟練が勘を鋭くする」・・・・・・確かこんあ箴言があったように記憶するが、一芸に徹し経験を重ねてきた強みは如何とも越えがたいようですね。田植えに限らず、資源を集中させて熱中することが最短コースには相違ないようです。


                        捕植に走り回ります。
    田植え始まる 
          休息時間は情報交換の場でもあります。先人達の知恵を・・・・・・・
    田植え始まる

先ほど覗いたテレビでは、インド工科大学の紹介をやっていました。合格率1.5パーセント、その合格者を徹底的に鍛え上げるようです。しかも授業料は年間7万円ぐらいとか。人材育成に関する姿勢の相違、どうあがいても日本は適いそうにもないですね。おっと、話が横道に逸れました。田植えの話をやっていましたっけ。1日がかりでの田植え仕事、しかも4人による共同作業です。もっと効率化と合理化が図れるのでは、そんな疑問をもった農作業ではありました。       


                どうやら完了しましたね。明日は別の田圃へ。
    田植え始まる

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Posted by とんび at 05:05│Comments(0)米づくり
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