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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年06月10日

戦い済んで日が暮れて

ウハー疲れた・・・・・・・・・・この一言でしょうね。ようやく二日間にわたる田植えが完了しました。師匠に言わしめると「朝飯前の仕事だ」そうな。我々素人ファーマーにとっては大変な重労働、やはりまだまだ要領が掴めていないせいだろう。熟練には遠く及ばない、従って勘の鋭さも無く余計な動きや無駄な労力使いをやってしまっているようだ。作業を終えて帰宅したらバタンキュー、そのまま2時間ほど眠りこけてしまった。体が疲労困憊していたようだ。


           柄振を使っての地ならし、原始的ですが最も効果的なようです。
     戦い済んで日が暮れて
                 運転の得意なOk氏が田植機を操作します。
     戦い済んで日が暮れて

本日は作業入れ替えで富田林市内の田圃、ここは水利の便が良く、ほぼ四角形の作業しやすい環境なのだが、不慣れな作業で時間ばかりを消耗する。やはり拝借物の田植機、なかなか操作に習熟しがたい。それと回転数をあげて作業を急ぐと植え付け間隔が狭まり、密植状態となってしまう。最遅速スピードでの作業を要求される。機械の弱点は回転半径の周囲は植栽できないこと、四隅は残ってしまうことなどだろう。当然に手作業での補植作業が要求され、以外と時間を要するものだ。外から眺めてるぶんには、機械だから簡単に終了するのでは・・・・・・・・・そんな印象かと思うのだが。


           機械=万能にあらず、手作業による補植は必要不可欠です。
     戦い済んで日が暮れて 

           苗類は消毒のうえで使用します、パレット一枚50グラムの散布だとか。
戦い済んで日が暮れて 戦い済んで日が暮れて 

もう一つ重要なのが代掻きの正確さ、つまり水面下の田圃がきちんと水平を保っているかどうか。凹凸があれば植栽した苗が浮き上がってしまう。トラクターによる代掻きの後、柄振(えぶり=トンボ)という農具で補正しているのだが、充分ではないようだ。師匠の田圃ではここらがスムーズに処理されているのだろう。従って、田植機もラインに沿って走らせるだけで田植えが完了するのかも知れない。ど素人百姓の我々にはまだまだ修行の余地が大きいようだ。


             三角形の隅などは機械の最も苦手な領域ですね。
    戦い済んで日が暮れて 

それと不思議に思えたのが田植機に積んだ苗の減り方。画像でご覧いただきたいが、本来なら均等に減少するはずの苗が微妙に違っている。苗を掴んでいる爪を調整できるのかと思うのだが、拝借物の悲しさ要領が解らなかった。従って右側苗箱から植栽された列は植栽本数が多い。結果がどう出るか、楽しみでもあり怖くもあり。一般的に機械を使用すれば、簡単に完璧に処理できるものと考えがちだが意外と細かな熟練技を要求される。そして同じ機械を使用しても結果は大きく異なるようだ。何処の世界も資源(時間、労力、資金・・・・・・)の集中的投資が必要なようですね。      


            苗の減り方が微妙に異なっています。爪の調整は可能?
     戦い済んで日が暮れて 
            戦い済んで日が暮れかけて・・・・・・・・・・・・疲れました。
     戦い済んで日が暮れて 

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Posted by とんび at 05:12│Comments(0)米づくり
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