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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年07月11日

ひがな一日田草取り

梅雨の合間の晴れ間かな、そんな感じですね。天気予報では明日から一週間ほど連日雨の予報、全くの偶然ですが本日を田草取りの予定日にしておいて正解だったようです。無論、それなりに蒸し暑く少々グロッキー気味ではありますが。我々の米作り、除草剤を1回しか使用しないので手作業での草抜きが結構要求されます。師匠の話では田植え後1週間目ぐらいに1回散布(実施してます)、その後2週間ぐらい経過して再度の散布、これが最低必要だとか。雑草の種類によって発芽の時間差があるようで根絶やししようと思えば彼等の条件に合わせる必要があるようです。


             何の花かは存じませんが、梅雨空に一輪の艶やかさ。
    ひがな一日田草取り 

以前にも記述しましたが、作業の軽減と環境や地下水への影響とのバランスで1回のみの薬品使用、当然中途半端ではありますよね。補う意味で手作業を行うのですが、今回は通称イ草もどきと称している雑草の抜き取り作業です。画像をご覧になって戴きたいのですが、イ草と全くのそっくりさんです。こいつがそこら中に生えまくっております。とりわけやっかいなのが株簡に根付いたヤツ、列間は草取り器を押しまくったら大半を撤去できます。皆さん中腰になりながら手作業で抜き取り手元のビニール袋に押し込んでいきます。片道歩くだけで袋は破れそうな程、田圃の端から始めて反対側に着いた時は重さが堪えます。


           稲株の間に見える細長いのがイ草もどきと称する雑草です。
    ひがな一日田草取り
           田圃に這いつくばっての草取りが延々と続きます、腰が痛い。
    ひがな一日田草取り

    ひがな一日田草取り

    ひがな一日田草取り

最初の予定は、2時間ほどで完了、朝の涼しいうちに退散しようよ・・・・・・・・・・・そんな話だったのですが、何のその。結果的には1日仕事となりました。見通しの甘いのが我々の特徴でしょうか。それでも作業を完了しましたので良しとしましょう。多分、皆さんご自宅に戻られたらあちこち痛みまくるかとは思いますが。腰痛、これは職業病みたいな感じですね。保育の任務や介護の業務に就かれる方々は悩んでおられるとか聞きますが、百姓の世界も同じです。腰痛予防或いは対症療法をご存じの方がおられましたらご教示下さい。

              
                くたびれ果てて休息を、水分補給をお忘れ無く。
            ひがな一日田草取り 
             行動すれば必ず一定の成果は出現します、雑草が無くなった。
     ひがな一日田草取り

さて作業の合間、いつものことながら野草を探し求めるのですが、本日は異なものを。何所から見ても蛇がとぐろを巻いて鎌首をもたげているような、何とも奇妙な野草なんです。形状からして、仮称ヘビアタマグサと命名して画像を撮ってましたら、ここでも物知り博士のKさんがご登場。それはマムシ草の出来損ないである、との判定を下されました。マムシ草は金剛山でしばしば遭遇しますが、あの毒々しい形状と色合いから撮影する気にはなれない野草です。そうですか、コヤツが例のマムシ草の変形ですか、ということで一同納得。       


            これが件の野草です。どう見ても蛇が鎌首をもたげている?
     ひがな一日田草取り


          マムシ草についてはこちらを

                     http://www.hana300.com/mamusi.html 












 

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Posted by とんび at 05:14│Comments(0)米づくり
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