オオサカジン

  | 河内(南河内・中河内)

新規登録ログインヘルプ


金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年07月26日

なにわの伝統野菜

かって大阪で連綿と栽培されてきた野菜達・・・・・・・・・だが何時の間にか消え去って、幻の野菜とも、伝統野菜とも呼ばれる存在となってしまった。それを河南町の農家では見事に復活させて商品化にまでこぎ着けている。無論、スーパーやデパートなどでは皆目見かけない(と、思う)野菜達だ。自称、南河内の農家応援団としては大いにアピールしておかねばならないだろう。丁度今自分が最盛期、地元の直売所ではてんこ盛りで並んでいる。なじみが薄いので消費者も手に取りにくいかと思うので、簡単なレシピなども紹介しておきましょう。


        ソーメンカボチャです、外観はカボチャですが風味も食べ方もソーメンです。
    なにわの伝統野菜 

まずは勝間南瓜の和え物
  ①勝間南瓜は5ミリ角に細切りする
  ②鍋に湯を沸かし①を湯がく、柔らかくなったらザルに挙げ冷やす
  ③白ごまをすり鉢でする
  ④③のごまにきなこ、砂糖、塩を加えてよく混ぜる
  ⑤食べる直前に②と④をよく混ぜる


                  勝間南瓜です、少々小ぶりな南瓜ですね。
    なにわの伝統野菜

           なにわの伝統野菜

次に玉造黒門越瓜の青ジソ風味
  ①玉造黒門越瓜は皮を剥き縦二つに割り種を取り薄切りする
  ②青ジソは軸を取り、縦半分に切り、7~8ミリ位に切る
  ③ボウルに①と②を入れ塩をふって混ぜ合わせる
  ④水気を絞り器に盛ります

                        タマツクリクロモンシロウリです。
     なにわの伝統野菜

           なにわの伝統野菜 

次に毛馬胡瓜と勝間南瓜の炒めサラダ
  ①毛馬胡瓜は乱切りし塩をふり少し水分を出し水洗い
  ②勝間南瓜は薄切り
  ③醤油・酢・蜂蜜・ピーナツバターを合わせる
  ④熱したフライパンに油を入れ②を焼く
  ⑤④に①を加え更に炒める。③の調味料を回し入れ全体に絡める


               毛馬胡瓜です。楽に50センチ位の長さとなります。
     なにわの伝統野菜

             なにわの伝統野菜 

続いて鳥飼茄子の田楽
  ①鳥飼茄子を半分に切りヘタを取る
  ②180度の油で茄子を揚げる、青唐辛子を揚げる
  ③鍋で赤味噌・白味噌をとろっとするまで煮る
  ④揚げた茄子の上に田楽味噌を載せる
  ⑤④に白ごまをふりかけ揚げた唐辛子を添える


                 鳥飼茄子です。丸みを帯びた小型版でしょうか。
     なにわの伝統野菜

             なにわの伝統野菜

上記各種の伝統野菜は、「道の駅かなん」で販売中です。買い求めて伝統野菜の調理にチャレンジ為さってみませんか、暑さも吹っ飛ぶかも知れませんよ。尚、伝統野菜のレシピは、大阪府南河内農と緑の総合事務所「なにわの伝統野菜かんたんレシピ」より引用させていただきました。          

同じカテゴリー(つれづれなるままに)の記事画像
転居致します。
ニューフェイスのご登場
命尽き果てるとき
強靱なる生命力
大根の季節
トラクターは何処へ(3)
同じカテゴリー(つれづれなるままに)の記事
 転居致します。 (2010-12-31 17:00)
 ニューフェイスのご登場 (2010-12-27 05:05)
 命尽き果てるとき (2010-12-24 05:12)
 強靱なる生命力 (2010-12-21 05:11)
 大根の季節 (2010-12-17 05:13)
 トラクターは何処へ(3) (2010-12-09 05:04)

この記事へのコメント
京都の野菜のようなもののほかにも

大阪にも地域の野菜があったのですね~
Posted by いつか at 2010年07月26日 06:59
「それぞれの地域にそれぞれの一番がある」、某国営放送局のキャッチコピーです。

我々が気づいていないだけで、各地にはそれぞれのお国自慢といった品々が多々あるようですね。大阪の伝統野菜もそうした逸品でしょう。

勝間南瓜、鳥飼茄子、毛馬胡瓜、玉造黒門越瓜、天王寺蕪、田辺大根、・・・・何れもかって大阪市周辺で作られていた野菜達です。大阪市内で農業が実施されていたなんて、今では想像もつきませんね。

何れも南河内の河南町で復活されています。機会がございましたら、是非ご賞味下さい。
Posted by とんびとんび at 2010年07月26日 21:28
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。