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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年08月10日

一滴の雨

連日の猛暑・炎天下が続きましたが、突然の雷雨。はてさてまだ台風の襲来とも聞かないし何だろうと不思議に思いつつも、久方ぶりの滴に喜んでおります。百姓仕事にとって雨は必需品、これなくして作物は育ってくれないのです。程々に降ってくれるのが一番有り難いのですが、なかなか思うようには参りません。突然の雷雨も1時間もせぬ間に収まってしまいましたね。雨と言うより滴でしょうか。多分、田畑は表面が微かに湿った程度でしょう。土の中迄は染みこんでいないかと思います。今、サトイモが大きくなり始めていますが、水が足りません。本当はサトイモ畑の中に水路を作り、日に数回は満面の湖水としたいのですが、敵わぬ状況です。


        地主の婆様の栗の木です。昨秋でしたか、上部半分を伐採しました。
     一滴の雨

田圃の方はおかげさまで水が途切れることはありませんが、畑が上記のような状況で、野菜達には辛い時期となっています。ナス、トマト、ピーマン、キューリ、等々の果菜類は終焉期を迎え、トウモロコシは枯れてしまいました。かろうじて残ってますのがゴーヤと大葉位でしょうか。そうそうKさんが植え込んだソーメンカボチャも数個が実っています。私宅では賞味しないので持ち帰ってもらえば有り難いのですが。小生の南瓜や西瓜は谷間の農園で藪の中となっています。アライグマ若しくはハクビシンによる食害で惨憺たる結果、まだ本年は賞味出来ておりません。山の神からは、南瓜や西瓜は未だなの・・・・・・・・矢のような督促の声が上がりますが、こればかりは如何とも。


       新枝が次々と伸び出してますね。凄い生命力が感じられます。
一滴の雨 一滴の雨

立秋も過ぎまして夏野菜は終了のようです。これから冬場の或いは来年収穫の仕込みにはいりますが、事前準備ができていませんね。今月はラッキョウやニンニクが植え付け期、既にお店には球根が大量に積み上げられています。耕耘作業と畝立てそれに元肥の埋め込みなどが要求されますが、全く作業が追いつかず。畑に出動しても暑さに負けて逃げ帰る始末、せめて今月中にニンニクとラッキョウだけは植栽しておきたいのですが。9月にはいりますと、白菜や大根、キャベツ、ソラマメ、等の種蒔きなどが始まります。人間様のご都合にはお構いなく必要とされる期限は容赦なく迫ってきますね。せめて2~3日間位でも雨が降って涼しくなってくれれば・・・・・・・・・・・はかない期待を抱いております。ちなみに中国では大洪水で土砂崩れだそうですね。ロシアでは40度を超す猛暑で火災の頻発だとか・・・・・・・・・異常気象なんでしょうか。
   


           今年の新枝は無理ですが残した枝からは無数の栗の実が。

     一滴の雨

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