2008年04月06日
芽吹きの刻
マイ農園には小さな果樹園を併設している。苗木を植えだして8年程にもなるだろうか。柿などは既に立派な実をつけてくれる。昨年はイヤと言うほど富有柿をいただいたものだ。春になり、それぞれが芽吹き出した。かわいらしくて眺めているだけで楽しくなってくる。新しい命たちを紹介したい。
モモ(少々ピンぼけですが。これは入り口にある地主さんの樹)
カキ カリン
プラム
プラムは昨年植えたものだ。品種を取り混ぜ5本も植えている。実がなり出したら生食も良いがジャムがおいしい。イチゴジャムみたいで、とても甘いぞ。1年強で2メートル近くに育ってくれた。
プルーン
プルーンは昨年から実をつけてくれた。まだ青年みたいで少々甘酸っぱい。生食するにはまだ少々の時間が必要なようだ。
梅の木は新芽はとうに終わり花も散ってしまった。栗の木は晩秋のような状況だ。茶色の葉っぱが鈴なりになっている。ブルーベリーは移植したばかりで少々元気がない。問題は下記の画像だ。何だと思われるだろうか。
新芽だけでおわかりだろうか。実はこれはリンゴの木。南河内でリンゴが育つのか、と不思議に思われるだろう。小生も疑問に思っていたが、画像のように立派に育ってくれた。ただ残念ながら花はつけるが実はまだならない。やはり気象条件がそぐわないのだろうか。もっとも青森県下でリンゴ農園を営む木村さんは、慣行農法から自然農法へと変更された結果、7年ほど実をつけなかったそうだ。一時は自殺しようと思い深夜に山中をさまよい歩いたとも述懐されていた。わが果樹園も自然農法に近い。草はたまに刈り取るが肥料などは全くと言っていいほどやっていない。農薬での消毒も一切していない。さて結末はどう出るのだろうか。
2本目のリンゴの木も立派な新芽を着けている。