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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年11月02日

実りの収穫

11月に入り秋も深まってきました。実りの秋、収穫の秋、食欲の秋・・・・・・・様々な表現法がありますが、森も色づいて全てを満足させてくれるようです。仲間達と果樹園の経営(と言うほど大層なもんじゃないですが)を行っています。月に数度集まっては手入れを行っているんですが、雑草の伸びも落ち着きそう大きな作業もないので本日は収穫の楽しみとなりました。柿は既に遅いんですがそれでもしっかり実っています。レモンや柚子も色づいてきました。キーウィは少々早いですが収穫可能です。驚いたのは巨大シイタケが出現していたこと、先日の雨で急成長したようですね。予想してなかったので皆が大喜びです。早速炭火焼きにして現場で賞味したのは当然でしょう。醤油で薄く味付けするだけで美味しく頂けます。


              巨大シイタケ、大きいのは直径20センチ位あります。
      実りの収穫
           小学生の僕も収穫参加、但しこの子はシイタケが大嫌いとか。
      実りの収穫


思えばこのシイタケ工房、数年がかりで作り上げたものです。クヌギをチェーンソーで伐採し玉切りしてほだ木を作りました、菌床栽培が主流ですが、我々のはこだわりの原木栽培です。市中に出回ってるようなメイドインなんとかの商品とは異なっています。手間暇掛けて作ったシイタケ、おいしく無かろうはずがないでしょう。年に数回は収穫可能なようです。本日は小学生の僕も参加して収穫を手伝ってくれました。初めての体験だとか。2月に植菌した原木もそろそろ栽培位置に配置換えしなければならないようですね。


          シイタケ工房の全容です。こんな環境下で栽培しています。
     実りの収穫
         ほだ木の役目を終えたのは放置してますが、誰かが動かしてる?
     実りの収穫


このシイタケのほだ木ですが、役目を終えて老朽化したものは放置しています。カブトムシの寝床へと有効活用が可能だからです。ところがこの元原木がどうも動かされてるみたい、どうやらカブトムシの幼虫を狙った業者の仕業ではとの推定です。完全な私有地で本来であれば立ち入るのさえ憚られる状態なのに、平気で荒らし回っています。確信的な犯罪行為ですね。


             甘柿、渋柿・・・・・・様々な柿が収穫出来ました。
    実りの収穫
           こちらは柚子です。鍋シーズンに入り重宝しますね。
    実りの収穫
          こちらはキーウィの収穫です。肥料不足か少々小ぶりですね。
    実りの収穫 


皆さんそれぞれ好みがあるようで、やはり自分の好きな果樹の方へ向かいますね。甘柿・渋柿・レモン・柚子・キーウィ・シイタケ・・・・・・・本日の戦果はこんなところでしょうか。無論、収穫の暁の前にはたゆみなき下準備の作業が継続したことをお忘れ無く。労無くして収穫はあり得ません。働かざる者食うべからず・・・・・・この箴言も同じ意味合いなんでしょう。それにしても気がかりなのはレモンの木が2本も枯れ始めていること。原因は多分ゴマダラカミキリムシかと思います。根本の幹に卵を産み付け食い破りながら成長する奴ですね。防除には専用の薬剤もありますが、活動期に何回も塗布しなければなりません。小生が採用している手法は、廃棄物の肥料袋(ビニール製)を根本に巻き付けるだけ、これでゴマダラは卵の産み付けが不能となります。地元の古老に教わった昔からの智慧です。


          枯れ始めたレモンの木、ここまで来るともう助からないですね。
    実りの収穫
              廃棄物の鉄パイプ、ツル性の果樹には宝物です。
    実りの収穫


Nkさんが廃棄物の鉄パイプを沢山入手し自分のトラックで運んでくれました。これはツル性の果樹にとってとても有り難い資材です。強固な棚を作ることで、果樹が日当たり良く繁茂し沢山の果実を実らせてくれます。キーウィやブドウなどには最適でしょう。現在ここではブドウ栽培を行っていません、次はブドウの植樹を・・・・・・・・・・・皆の願望は膨らむ一方のようです。Nkさんの配慮に感謝、次回の作業から棚作りに取りかかりましょう。


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Posted by とんび at 05:13│Comments(2)とんびくらぶ
この記事へのコメント
こんばんは〜☆
控え目に生きる乙女椿でございます。

ところで、野暮な質問です。
とんびさんは、お仲間と果樹園の経営とありますが、どちらで販売されておられます?
ちっとも存じませんでした。
昔、檸檬に私も挑戦し、失敗した理由は、粘土質の庭でした。
(まさ土)のような水はけの良い土を使うよう、アドバイスしていただいたように思います。
土の入れ替えに、しまいに面倒になって諦めました(._.)
簡単にはできません。

でも、明るい話題も聞いたんです。
山梨で菅原文太さんがトラック野郎からトラクター野郎になって
地域のみなさんと野菜を作っておられるそうです。

日本の明るい農村、
復活の日が来るかなあ〜少し希望を持ちました。
Posted by 乙女椿 at 2009年11月12日 23:24
おはようございます。
今日は経営者としての関心事でしょうか。

果樹園の経営うんぬんの話は比喩的な例えでして、年収うん千万とかの
現実論ではありません。
果樹の栽培は結構難しく、販売できる物の育成には数十年のキャリアが要求されるようです。
詳しくは青森のリンゴ農家木村秋則さんの著書をご覧頂ければとお薦めします。

彼の精進と情熱からみれば、我々の行動など稚児の遊びみたいなものでしょう。
それでも楽しくて嬉々としながら栽培に励んでいます。

菅原文太さんの行動・・・・・素晴らしいですね。机上で批判ばかりしてても何も変わりません。必要なことは最初の一歩を歩き始めることでしょう。
後は歩きながら考えれば良いことですから。

野菜類と違って果樹はあまり時間を要求しません。
庭先にでも何本かの苗木を植え込まれたら・・・・・と願います。
地球温暖化防止などと構える必要はございませんので。
Posted by とんびとんび at 2009年11月13日 07:19
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