2010年03月15日
1000本の苗木
クヌギとコナラが1000本、軽トラの荷台はてんこ盛りである。本日は里山倶楽部恒例の植樹祭、年に数回実施している苗木の植栽日なのだ。とある団地の法面を、「桜とリスの森」と名付け、落葉広葉樹や山桜などを植えだして数年になるだろうか。結構な本数を植え込んできたのだが、初期の分はそれなりに大きくなってきている。山桜などは植栽者の名札付きなので、今もしっかりと吹き寄せる西風に名札が揺らいで草刈りを要求している程だ。本日もたくさんの仲間が集まってくれた。1000本を頭割りして、本日のノルマは50本だ100本だと大騒ぎするのはまだ元気な証拠、そのうちにため息に変わって来るのでは。朝のミーティングを行った後現場へと移動、道具と苗木を分配して植栽が始まった。
酷使されてボコボコですが、沢山の苗木を運んできました。
さあて一人何十本づつ分配しようか。
夫唱婦随で苗木を植える者、若手コンビでだじゃれを飛ばしながらも快速ピッチな者、黙々と一人静かに植え込む者、・・・・・・・・・形態は様々だが皆どことなく楽しそうだ。現場の眺望がよくお天気に恵まれた事情もあるだろうが、やはり木を植えるのが心底楽しいのだろう。何の利益も見返りも無い行為なのだが、植えた木が大きくなってリス達が遊んでくれる、小鳥達もやってくる、ひいては子ども達も遊び回れる森となるのでは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうした想いが人の心を熱くするのではなかろうか。集まってきた面々は、どうやら、とんでも無い夢想家の集団なのかも知れない。
夫唱婦随それとも婦唱夫随
これはワシの苗木だぞ・・・・・・・・
準備した苗木はクヌギが500本、コナラが500本程度だ。難儀な話なんだが、小生にはクヌギとコナラそれにアベマキの区別がさっぱりつかない。ドングリが実ってくれてようやく識別可能な位か。そんな話をしてたら、先輩が識別法を伝授して下さった。ご参考までに画像で紹介しておきましょう。題して苗木の見分け方・・・・・・・・・クヌギとコナラの話であって、アベマキの講義は無かったようです。アベマキはどうやって見分けるのだろう。
先輩曰く、垂直に伸びてるのがクヌギだそうです。
同じく、枝分かれしてるのがコナラだそうです。
三ヶ所の予定地を移動しながら植え込んでいきました。準備した1000本全部を植え込むとの意気込みは強いものの、人間の力量には限度があります。午前中かかって4割程度の執行率でしょうか。やはり問題点はあるようです。(1)毎度の事ですが現場は石ころだらけ、(2)冬場とはいえ枯れた雑草が繁茂している、(3)ツル性植物や荊の妨害、(4)植樹位置の確認、等々でしょうか。やはり事前に前もって草刈りと位置ポールの設置が出来ればベターでしょう。ただ人的資源をどうするか、植樹予定場所全体の準備となれば相当な員数を要します。ここらがネックとなってぶっつけ本番となるんですね。
ただ黙々と植え続けます。ここらの現場は楽な方でした。
裏方さんも大忙し、ポールの準備が間に合いません。
午後はメンバーが半減して植樹スピードも落ち込んできました。夕刻まで頑張って6割程度の実行でしょうか。残った400本程の苗木は平日にボチボチと植え込んでいかざるを得ないようです。萌芽更新のクヌギ等は1年で2メートル位伸びます。反して苗木からだと遅々とした歩みですね。本日植え込んだ30センチ程度の苗木が、リス達の遊び場と化するには、数十年の歳月が必要でしょう。無論、我々はこの世からは消え去ってるかも知れませんが、楽しみに待ちたいと願っています。
藪の現場に飛び込むUさん、相変わらずの突撃隊です。
この現場は雑草に覆われ、従前の植栽状況が確認しずらいです。
お父さん力がはいっています。他人さんの2倍は植えれそうです。
酷使されてボコボコですが、沢山の苗木を運んできました。
さあて一人何十本づつ分配しようか。
夫唱婦随で苗木を植える者、若手コンビでだじゃれを飛ばしながらも快速ピッチな者、黙々と一人静かに植え込む者、・・・・・・・・・形態は様々だが皆どことなく楽しそうだ。現場の眺望がよくお天気に恵まれた事情もあるだろうが、やはり木を植えるのが心底楽しいのだろう。何の利益も見返りも無い行為なのだが、植えた木が大きくなってリス達が遊んでくれる、小鳥達もやってくる、ひいては子ども達も遊び回れる森となるのでは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうした想いが人の心を熱くするのではなかろうか。集まってきた面々は、どうやら、とんでも無い夢想家の集団なのかも知れない。
夫唱婦随それとも婦唱夫随
これはワシの苗木だぞ・・・・・・・・
準備した苗木はクヌギが500本、コナラが500本程度だ。難儀な話なんだが、小生にはクヌギとコナラそれにアベマキの区別がさっぱりつかない。ドングリが実ってくれてようやく識別可能な位か。そんな話をしてたら、先輩が識別法を伝授して下さった。ご参考までに画像で紹介しておきましょう。題して苗木の見分け方・・・・・・・・・クヌギとコナラの話であって、アベマキの講義は無かったようです。アベマキはどうやって見分けるのだろう。
先輩曰く、垂直に伸びてるのがクヌギだそうです。
同じく、枝分かれしてるのがコナラだそうです。
三ヶ所の予定地を移動しながら植え込んでいきました。準備した1000本全部を植え込むとの意気込みは強いものの、人間の力量には限度があります。午前中かかって4割程度の執行率でしょうか。やはり問題点はあるようです。(1)毎度の事ですが現場は石ころだらけ、(2)冬場とはいえ枯れた雑草が繁茂している、(3)ツル性植物や荊の妨害、(4)植樹位置の確認、等々でしょうか。やはり事前に前もって草刈りと位置ポールの設置が出来ればベターでしょう。ただ人的資源をどうするか、植樹予定場所全体の準備となれば相当な員数を要します。ここらがネックとなってぶっつけ本番となるんですね。
ただ黙々と植え続けます。ここらの現場は楽な方でした。
裏方さんも大忙し、ポールの準備が間に合いません。
午後はメンバーが半減して植樹スピードも落ち込んできました。夕刻まで頑張って6割程度の実行でしょうか。残った400本程の苗木は平日にボチボチと植え込んでいかざるを得ないようです。萌芽更新のクヌギ等は1年で2メートル位伸びます。反して苗木からだと遅々とした歩みですね。本日植え込んだ30センチ程度の苗木が、リス達の遊び場と化するには、数十年の歳月が必要でしょう。無論、我々はこの世からは消え去ってるかも知れませんが、楽しみに待ちたいと願っています。
藪の現場に飛び込むUさん、相変わらずの突撃隊です。
この現場は雑草に覆われ、従前の植栽状況が確認しずらいです。
お父さん力がはいっています。他人さんの2倍は植えれそうです。
Posted by とんび at 05:05│Comments(0)
│森のお仕事
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