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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年12月17日

大根の季節

寒くなって参りますと、おでんの季節、おでんとなれば大根となるのが定番でしょうか。残念ながら小生は煮込んだ大根が大の苦手、選り分けて避けております。山の神などは大根を食べずして何のおでんぞと曰うのですが。当地は大根の産地でもあります。漬け物にするような普通の大根ではなく、田辺大根、天王寺蕪、紅芯大根、黒皮大根、ビタミン大根・・・・・・・・といったいわゆる伝統野菜の大根類です。当地の農家が苦心して復活されたもので、この季節に直売所で販売されてますが、たちまち売り切れのご様子、お求めの方はお早めに。


            ポピュラーなタイプの大根ですね。何にでも活用可能なようです。
     大根の季節

伝統野菜と呼ばれる物は、かって大阪市内に農地が広がっていた頃に特産品として栽培されていたものである。都市の拡大に伴い、市内から農地が消滅するのと前後してこれらも消えていった。通常大根に比べると発芽率も悪く、虫も付きやすい。それに生育にも手間暇がかかり、出荷できるようになったのはつい最近のようである。イベント等でふろふき大根の試食なども催されてるが、体験してみる必要がありますでしょうね。小生の場合は、栽培の主は和歌山大根です。少々こぶりの使い勝手のいい大根で、専ら大根おろしでいただきます。煮込んだのは苦手ながら、ジャコと大根おろしの組み合わせとなれば、際限なく賞味してしまいますね。私宅の冬場の定番でしょうか。


 
            伝統野菜の田辺大根です。東住吉区あたりが原産地でしょうか。
    大根の季節
           同じく天王寺蕪、名前のとおりで四天王寺さんあたりが出身地でしょう。
    大根の季節

仲間の衆も大半が大根類は栽培中、活用方法は様々ですが、自宅でたくあんを漬けこむ猛者も存在します。数量は多くはないですが、畑に干された大根は季節の風物詩、正月の来訪を告げているようです。種蒔きのタイミングを間違えないと、ほとんど手間知らずで栽培出来ます。問題は間引き、この作業を適時に実施しないと立派な大根は収穫不能ですね。「最初から種蒔きを点在させれば」とのご意見も出るようですが、大量に播いて競争原理が働かないと育ちが悪いようです。必然的に間引きが発生します。人間様も同様でしょうが、切磋琢磨は必要な過程なんでしょうね。


           紅芯大根です、主としてサラダに活用されるとか。綺麗でしょうね。
    大根の季節
              ビタミン類が格別豊富なんでしょうか、その名もビタミン大根。
    大根の季節

さて当地の直売所で販売中の大根類、近隣の畑から軽トラで持ち込まれたものばかり、鮮度の良さが最大のウリでしょうか。フードマイレージなどゼロと同等でしょう。三里四方に医者いらず、食材は近くで育った物(地産地消)を確保したいですね。     



            仲間の一人が畑に吊していました。タクアンを自作するのでしょうね。
     大根の季節

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