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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年12月21日

強靱なる生命力

かねてから竹の生命力には驚嘆させられていたが、今回とんでもない現象に遭遇してしまった。簡単に表現すると樹木と竹とが一体となって共存しているのだ。出来うる可能性は極めてまれなる確立と想像しているのだが、読者の皆様はどう考えられるだろうか。屁理屈を並べるより画像をご覧になっていただく方が早道だろう。いつもしゃべっている言葉なんだが、100枚の原稿用紙よりも1枚の画像である。動画ならもっとリアルかも知れない。


                   樹木のど真ん中に竹が生育しています。
     強靱なる生命力
                  少々バックして撮影しますとこんな感じです。
               強靱なる生命力 
 
上記の画像をご覧になってどうお感じになっただろうか。明確な事は人工物ではなく、あくまでも自然発生的に生じたものと考えられることです。樹木も竹も生きています。小生の想像は下記の略図の如しです。竹は孟宗竹に代表されますが、地下茎で繁殖していきます。従って該当の樹木に何らかの事由で空洞が生じ、偶然にもその中央部の地下に竹の地下茎が伸びてきて成長した・・・・・・・左様に想像したのですがどうでしょうか。無論、確率的には極めて低いものと思えます。

         
          小生の想像ですが、赤の樹木が空洞となっており、地下茎が伸びて
          来た竹が偶然にも空洞内で成長を続け飛び出した、と考えましたが。 

        強靱なる生命力

それにしても竹の持つ強靱なる生命力にはいつもながら驚かされます。里山では、従来のクヌギやコナラではなく孟宗竹が繁茂して田畑や樹木を駆逐するかの如き勢いです。そう遠くない時期に全面的に竹林となるのでは・・・・・そんな恐怖すら感じますね。かっては竹細工や建築資材等で重宝された竹、現在では殆ど使い道が無いようです、若干の分量が竹炭や工芸品等で活用される程度でしょうか。一部の団体ではシュレッダーにかけて粉末とし土壌改良材として販売してるようですが、数量的にはまだまだのようです。何とか良い活用法はないものでしょうか。   


         大概の竹林はこんな感じでしょうか。一言で言いますとヤブですね。
    強靱なる生命力 
         我々の農園も直近まで竹林が接近しております。農業用資材として便利
         な一面もありますが、その勢いは怖いですね。
    強靱なる生命力

 

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この記事へのコメント
なんと!!!
すごいことですねえ。
私の住処の裏も竹薮ですが、こんなものすごい現象は見たことがありません。
宿主(?)の樹が弱ってないのもいいですね。

新聞社へ写真を送られたらいかがですか?
Posted by 森のどんぐり屋 at 2010年12月21日 10:18
全く偶然の遭遇だったのですが、正直驚きました。

自然界には想像できない事象が、多々あるようですね。素直に謙虚に物事を見つめなければ・・・・・・・そう実感させられました。

ヘタに長期間に渡って学校教育を受けますと、余計な先入観やいらぬ知識に惑わされがちとなります。素直に見つめ、素直に感動し、素直に考える・・・・・・そうした生活習慣を失いたくないものです。

多分、想像どおりの生育かと思いますが、極めてまれなごくごく低い可能性に花が開いたのでしょうね。
Posted by とんびとんび at 2010年12月21日 22:33
とんびさん、こんにちは。

ナニコレって目をパチクリするような事象ですね。

しかも、共存してるのは感動ものです。

この先、どうなっていくのでしょうか。
Posted by 乙女椿 at 2010年12月24日 13:22
こんばんわ、寒い日が続きますがお元気でしょうか。

くだんの現象は何とも不可思議と言いますか、想像を絶するような場面でした。最も人間様が知らぬだけで、自然界では調和のとれた共生の世界が出来上がっているのかも知れませんね。

多分、命尽き果てるまで仲良く暮らされるのではないでしょうか。ちっぽけな我欲でいがみ合う人間には、到底真似の出来ない芸当のようですね。

多少なりともあやかって生きたいものですが。
Posted by とんびとんび at 2010年12月24日 17:35
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