2010年12月31日
転居致します。
ブログを書き始めまして3年弱、思えば長いような短いような・・・・・・・おかげ様で沢山の方々にお立ち寄りをいただき、アクセスも12万回を越えました。大阪南東部の俗に言います南河内と呼称されるローカルな地域の、それも山仕事や農作業に片寄ったブログにもかかわらずご愛顧願えてることはとても嬉しい限りです。オオサカジンさんの土俵をお借りしましてのブログ活動、使いやすい設計と懇切丁寧な解説ですんなりと溶け込むことが出来ました。このまま継続していきたかったのですが、読者のご要望もありまして、もう少し軽いサイトにとのご期待に応えたいと思います。PCの進歩は日進月歩、まだまだ使えるマシーンを陳腐化という理由で買い換えるのには忍びがたいものがあるのでしょう。CPUの能力如何によっては、重たく感じる場面も存在するかもしれませんね。

画像を多用しますブログの故か、使用容量も急激に増加し、許された限界までもう少しという事情もございます。愛着のありますオオサカジンさんから異動しますのは切ないのですが、新天地へ転居させていただきたいと思います。アドレスは下記に記しておきますが、正月3日からのオープンと致したいと存じます。現行のブログとの関連性を考慮し、タイトルは「田舎暮らしはとんびの里で Ver2」とさせていただきます。従って現行のブログには後ろにVer1を付して区別したいと思っています。
年末は荒れ模様の天候となりました。厳しき新春を予感させるような気象条件ですが、時代の変わり目を標章してるのかも知れませんね。朝貢政治を期するような亡国政権が崩壊するのは時間の問題でしょうが、その後が肝心ですね。時代の変わり目には、時として坂本龍馬のような時代を跨ぐ巨人が出現するものです。彼は当時の法体系や常識に従うと犯罪者であり不逞の輩でありました。幾星霜を経た後日に至って、ようやく正当な評価が出来るようになった次第です。多士済々の登場人物達の中で、真贋の判断を誤りたくないものですね。メディアの煽り報道には惑わされないように注意しておきましょう。何方様もご家族おそろいで良き新春をお迎え下さい。1年間お世話になりました、来年もよろしくお願い致します。
◇◇◇ 転居先 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
タイトル 「田舎暮らしはとんびの里で Ver2」
URL http://blog.goo.ne.jp/tonbinosato
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画像を多用しますブログの故か、使用容量も急激に増加し、許された限界までもう少しという事情もございます。愛着のありますオオサカジンさんから異動しますのは切ないのですが、新天地へ転居させていただきたいと思います。アドレスは下記に記しておきますが、正月3日からのオープンと致したいと存じます。現行のブログとの関連性を考慮し、タイトルは「田舎暮らしはとんびの里で Ver2」とさせていただきます。従って現行のブログには後ろにVer1を付して区別したいと思っています。
年末は荒れ模様の天候となりました。厳しき新春を予感させるような気象条件ですが、時代の変わり目を標章してるのかも知れませんね。朝貢政治を期するような亡国政権が崩壊するのは時間の問題でしょうが、その後が肝心ですね。時代の変わり目には、時として坂本龍馬のような時代を跨ぐ巨人が出現するものです。彼は当時の法体系や常識に従うと犯罪者であり不逞の輩でありました。幾星霜を経た後日に至って、ようやく正当な評価が出来るようになった次第です。多士済々の登場人物達の中で、真贋の判断を誤りたくないものですね。メディアの煽り報道には惑わされないように注意しておきましょう。何方様もご家族おそろいで良き新春をお迎え下さい。1年間お世話になりました、来年もよろしくお願い致します。
◇◇◇ 転居先 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
タイトル 「田舎暮らしはとんびの里で Ver2」
URL http://blog.goo.ne.jp/tonbinosato
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2010年12月31日
古城趾で餅つきを
楠公さん縁の古城趾で恒例の餅つきが始まりました。毎年暮れの29日に有志が集まっての賑やかなイベントです。電動式餅つき器がある現代に、臼や杵を持ち出しての餅つきなど何故にと思う方もおられましょう。手間暇かかり非効率的な手法ですが、欠点を補って余りあるメリットがあるかと信じております。普段はすれ違いで終始してしまうような方々とも共同作業で打ち解けあい、餅の試食で笑い転げる・・・・・・・こうした時間は何物にも代え難いものでしょう。仲間達が細い山道を登って古城まではせ参じてくるのは、皆の衆にも同じ想いが潜んでいるから、そう推察致しておるのですが。
人間は炎の扱いを習得したから文明が発達したようですね。

へっついさんでは餅米が次々と蒸し上がっていきます。

伝統的餅つきはご存じの方も多いでしょう。水洗いして準備した餅米を蒸し器やせいろで蒸し上げ、杵と臼でつきあげていくものです。ポイントは如何に効率よく蒸し上げるか、この点に成否がかかっています。その為には、へっついさんと呼称される土製竈を前もって暖めておくことに尽きるでしょう。暖めるには1時間ほどの加熱を要し、この作業をいかに早い時間帯に完了させるかで1日の作業は左右されます。本日はU氏とOk氏の活躍もあり、追加分も含めた33臼の餅つきが順序よく粛々と完了しました。8時半から始めて5時半の打ち止め、どちら様もお疲れさまでした。
餅米が蒸し上がりましたね、早速つき始めましょうかな。
裏方さんも大変です。薪の管理にお湯沸かし、その合間には豚汁の準備を。

餅には角餅と丸餅があるようで、関西から西は基本的に丸餅が多いようです。本日のリクエストを見てましても大半が丸餅、一部ネコ餅と呼ばれる筒状形式の餅が少々といった案配でしょうか。ネコ餅は画像でおわかりのように、円筒形の形状をしており薄くスライスして使用します。いわば角餅の一種でもありましょうか。形はどうあれ餅は腹持ちが良く、消化吸収もよろしいようで、非常に便利な食物です。雑煮が代表的な食文化でしょうが、日常おやつ代わりにも賞味でき、緊急時には代用食としても使えます、ある程度保存も効きますので非常食料としての備蓄も可能でしょうね。
若手のホープが一番バッター、流石にリキが違いますね。

超ベテランはマイペースで、落ち着いた動作が絵になっています。

蘊蓄はともあれ、集まった30名ほどの仲間達も堪能して餅をお持ち帰り願えたようです。正月まであとわずか、元旦の雑煮は本日のお餅が主役を務めてくれるでしょう。一家団欒の中心に餅があり、その餅は仲間の絆によって作りあげられたもの、1年間の米作りの苦労が報われる一瞬かも知れませんね。
これが噂のネコ餅です、当地の代表的な餅の形態でしょうか。

一人黙々と洗浄作業を・・・・・・Kz氏は最後まで裏方作業に専念?
調理師学校に通学中の故か、洗いが基本の原則に忠実なご様子で。

人間は炎の扱いを習得したから文明が発達したようですね。

へっついさんでは餅米が次々と蒸し上がっていきます。

伝統的餅つきはご存じの方も多いでしょう。水洗いして準備した餅米を蒸し器やせいろで蒸し上げ、杵と臼でつきあげていくものです。ポイントは如何に効率よく蒸し上げるか、この点に成否がかかっています。その為には、へっついさんと呼称される土製竈を前もって暖めておくことに尽きるでしょう。暖めるには1時間ほどの加熱を要し、この作業をいかに早い時間帯に完了させるかで1日の作業は左右されます。本日はU氏とOk氏の活躍もあり、追加分も含めた33臼の餅つきが順序よく粛々と完了しました。8時半から始めて5時半の打ち止め、どちら様もお疲れさまでした。
餅米が蒸し上がりましたね、早速つき始めましょうかな。

裏方さんも大変です。薪の管理にお湯沸かし、その合間には豚汁の準備を。

餅には角餅と丸餅があるようで、関西から西は基本的に丸餅が多いようです。本日のリクエストを見てましても大半が丸餅、一部ネコ餅と呼ばれる筒状形式の餅が少々といった案配でしょうか。ネコ餅は画像でおわかりのように、円筒形の形状をしており薄くスライスして使用します。いわば角餅の一種でもありましょうか。形はどうあれ餅は腹持ちが良く、消化吸収もよろしいようで、非常に便利な食物です。雑煮が代表的な食文化でしょうが、日常おやつ代わりにも賞味でき、緊急時には代用食としても使えます、ある程度保存も効きますので非常食料としての備蓄も可能でしょうね。
若手のホープが一番バッター、流石にリキが違いますね。

超ベテランはマイペースで、落ち着いた動作が絵になっています。

蘊蓄はともあれ、集まった30名ほどの仲間達も堪能して餅をお持ち帰り願えたようです。正月まであとわずか、元旦の雑煮は本日のお餅が主役を務めてくれるでしょう。一家団欒の中心に餅があり、その餅は仲間の絆によって作りあげられたもの、1年間の米作りの苦労が報われる一瞬かも知れませんね。
これが噂のネコ餅です、当地の代表的な餅の形態でしょうか。

一人黙々と洗浄作業を・・・・・・Kz氏は最後まで裏方作業に専念?
調理師学校に通学中の故か、洗いが基本の原則に忠実なご様子で。

2010年12月30日
縁の下の力持ちさん
経営管理のセミナー等を受講すると、よく持ち出される話に「15:70:15の法則」なる言葉が存在する。何でも如何なる組織といえども構成メンバーはこの割合にて分類され、どのように組織替えを行ってもこの比率は変わらないとの哲理だそうな。もう少し詳細に述べると、イノベーションを引き起こしてリーダーシップを取り組織を牽引するのが15パーセントのメンバー、可もなく不可もなく後から付いていくのが70パーセントのメンバー、組織にぶら下がり前85パーセントのメンバーの足を引っ張るのが15パーセントの者、この構成内容はいかなる組織でも不変の原理であるとか。読者の皆様も様々な組織体に所属しておられるかと思いますが、如何でしょうか。
まずは窯の補修から、粘土をこねてひび割れ部分に貼り付けます。

持尾城趾にあります仲間達の拠点です。山の上なので結構寒いです。

さてそんな堅苦しい話は横に置いときまして、年末でもありますし餅つきの話でも致しましょうかな。実は29日が某氏の生誕記念日、俗に言う誕生日ですね。この日を選んで餅をつくのが里山倶楽部有志の習わし、今年もシーズンとなりました。何分つきます餅が半端ではない、本年も70キロの餅米を準備しております。木臼で28回もペッタラコとつかねばなりませんね。多分、早朝から夕刻遅くまでの長丁場となりますでしょう。準備も大変ですが数名のメンバーが集まってくれました。窯の補修作業から始まって機材の準備、米の水洗い、薪集め、臼の搬入、借用物の調達、と手分けしながら作業を進めていきます。昼過ぎには大まかな目処がつき、コーヒーをいただく余裕も少々。たき火を囲みながら1年間を振り返りますが、時間の過ぎ去るのが恐ろしく早いというのが皆の実感。まさに、少年老いやすく学成り難し・・・・一寸の光陰軽んずべからず、でしょうか。
木臼が搬入されました、古民家で眠っていた年代物です。

餅米の計量です。バケツ一杯に5キロの餅米が。

山の清水で餅米を洗います。冷たくて手が千切れそうな感じ。

それにしても、例年の餅つきを眺めていて、事前準備に集まってくれるメンバーはいつも同じであることに気づかされます。本番当日は結構な賑わいとなりますが、地味な事前準備には広い度量と深い洞察力に恵まれた少数のメンバーが意識して参加されてるようですね。まさに裏方さん、縁の下の力持ちと言っても過言ではないでしょう。かっては何処の集団においても少なからざる力持ちさん達が存在しました。最近は皆さん利口になられて、巧妙に避けて通るのが当世流であるかのようですね。お世話になった力持ちさん達に感謝しながら明日は餅つきに精出す事と致しましょう。間もなくお正月、何方様もご家族ともども健やかな新春をお迎え下さいますように。
準備が終わりました、明日の本番を待つだけですね。

冷え込んだ体には薪の炎が一番、ほっこりと暖まります。

ロウバイでしょうか、驚いたことにもう全部が開花していました。

まずは窯の補修から、粘土をこねてひび割れ部分に貼り付けます。

持尾城趾にあります仲間達の拠点です。山の上なので結構寒いです。

さてそんな堅苦しい話は横に置いときまして、年末でもありますし餅つきの話でも致しましょうかな。実は29日が某氏の生誕記念日、俗に言う誕生日ですね。この日を選んで餅をつくのが里山倶楽部有志の習わし、今年もシーズンとなりました。何分つきます餅が半端ではない、本年も70キロの餅米を準備しております。木臼で28回もペッタラコとつかねばなりませんね。多分、早朝から夕刻遅くまでの長丁場となりますでしょう。準備も大変ですが数名のメンバーが集まってくれました。窯の補修作業から始まって機材の準備、米の水洗い、薪集め、臼の搬入、借用物の調達、と手分けしながら作業を進めていきます。昼過ぎには大まかな目処がつき、コーヒーをいただく余裕も少々。たき火を囲みながら1年間を振り返りますが、時間の過ぎ去るのが恐ろしく早いというのが皆の実感。まさに、少年老いやすく学成り難し・・・・一寸の光陰軽んずべからず、でしょうか。
木臼が搬入されました、古民家で眠っていた年代物です。

餅米の計量です。バケツ一杯に5キロの餅米が。

山の清水で餅米を洗います。冷たくて手が千切れそうな感じ。

それにしても、例年の餅つきを眺めていて、事前準備に集まってくれるメンバーはいつも同じであることに気づかされます。本番当日は結構な賑わいとなりますが、地味な事前準備には広い度量と深い洞察力に恵まれた少数のメンバーが意識して参加されてるようですね。まさに裏方さん、縁の下の力持ちと言っても過言ではないでしょう。かっては何処の集団においても少なからざる力持ちさん達が存在しました。最近は皆さん利口になられて、巧妙に避けて通るのが当世流であるかのようですね。お世話になった力持ちさん達に感謝しながら明日は餅つきに精出す事と致しましょう。間もなくお正月、何方様もご家族ともども健やかな新春をお迎え下さいますように。
準備が終わりました、明日の本番を待つだけですね。

冷え込んだ体には薪の炎が一番、ほっこりと暖まります。

ロウバイでしょうか、驚いたことにもう全部が開花していました。

2010年12月29日
歳末商戦かな
当地も小雪混じりの季節となりました。めっきりと冷え込みますね。幸い農作業の大半は完了しており、雪景色の中で田畑作業に格闘中というシーンを演じる必要も無く、のんびりと過ごしています。野菜の収穫を終えて直売所に立ち寄りますと、商戦まっただ中、皆さん正月用品のお買い求めのようですね。年末にお節料理を作り来たるべき新春に備える・・・・・こんな風習はもう廃れてしまったのかと思ってましたが、どうしてどうして。買い物籠の中身を覗いてますとソレっぽい品々ばかりです。伝統行事とまでは申しませんが、祖父母から父母へそして孫達へ・・・・・・地域の食材を使ったお節料理が引き継がれていくのは嬉しいものです。
歳末商戦が始まったようですね。並ぶのも正月用品が大半。

葉ボタンが、いかにもそれっぽく飾り付けられていますね。

お節料理は地域によって特色がありますようで、料理に疎い小生には明確な表現が出来ませんが、いわゆるお国柄とでもいいますかローカルカラーの豊かさは列記とした文化だと思います。風土の中で生まれて育まれた土地の料理、それが凝縮されてお節となっているのでしょう。聞くところに寄りますと、お節は年末まで働きづめだった主婦の方々を数日間だけでも骨休めしていただく・・・・そんな想いが込められているとか。単に賞味するだけでなくそうした意味合いを深く語り合うのも正月の良さかも知れませんね。
当地でも注連縄を自作する方はめっきりと減少しました。

正月用の花々でしょうね、新春に花芽が開花かな。

買い物籠から飛び出した大根や白菜、手作りコンニャクや水菜達、今夜は鍋料理でしょうか。鍋を囲んでの家族そろって一家団欒・・・・・・・・楽しそうな風景が想像できますね。個食や孤食といった侘びしい言葉がありますが、せめて朝夕の食卓だけでも家族全員で囲みたいもの、当地で作られた野菜達が多少なりともお役に立ちましたら光栄です。正月を控え、売り子さんの声も一段と高くなるようです。残すところ数日、並んだ野菜達を完売して除夜の鐘を迎えたいものですね。
朝から小雪混じりの天候となりました。野菜の収穫も冷たいのなんのって。

白菜もうっすらと雪化粧、これから甘くなりますね。

歳末商戦が始まったようですね。並ぶのも正月用品が大半。

葉ボタンが、いかにもそれっぽく飾り付けられていますね。

お節料理は地域によって特色がありますようで、料理に疎い小生には明確な表現が出来ませんが、いわゆるお国柄とでもいいますかローカルカラーの豊かさは列記とした文化だと思います。風土の中で生まれて育まれた土地の料理、それが凝縮されてお節となっているのでしょう。聞くところに寄りますと、お節は年末まで働きづめだった主婦の方々を数日間だけでも骨休めしていただく・・・・そんな想いが込められているとか。単に賞味するだけでなくそうした意味合いを深く語り合うのも正月の良さかも知れませんね。
当地でも注連縄を自作する方はめっきりと減少しました。

正月用の花々でしょうね、新春に花芽が開花かな。

買い物籠から飛び出した大根や白菜、手作りコンニャクや水菜達、今夜は鍋料理でしょうか。鍋を囲んでの家族そろって一家団欒・・・・・・・・楽しそうな風景が想像できますね。個食や孤食といった侘びしい言葉がありますが、せめて朝夕の食卓だけでも家族全員で囲みたいもの、当地で作られた野菜達が多少なりともお役に立ちましたら光栄です。正月を控え、売り子さんの声も一段と高くなるようです。残すところ数日、並んだ野菜達を完売して除夜の鐘を迎えたいものですね。
朝から小雪混じりの天候となりました。野菜の収穫も冷たいのなんのって。

白菜もうっすらと雪化粧、これから甘くなりますね。

2010年12月28日
農園も仕事納め
本日は暮れの28日、各種官庁は御用納めのようで22年も終わりつつあります。小生の農園も本日が仕事納め、年内作業は終了とし、しばしの冬休みにはいります。当地も霙混じりの真冬気象となって農園作業も厳しくなってきました。最後のチェックに見回りますと、例によって例の如く、シシ達が暴れ回った痕跡がくっきりと残っております。思えば22年はシシ達に蹂躙された1年でした。春先のジャガイモから始まってエンドウにタマネギ西瓜に南瓜にサツマイモにと1年を通して襲撃されっぱなし、苦心したネット戦法も農園全体を覆うには至らず完敗でした。
年内最後の大仕事、残ったミカンの枯れ木を処理します。

枝は手鋸で処理しましたが、幹はチェーンソーで。ラクチンですね。

一昨年位までは来訪はあったものの被害は殆ど無し、昨年は多少の被害程度、それが本年は年中通しての襲撃です。異常気象が原因かとも想像してますが、基本的には彼等のテリトリー内に食べるものが無くなってるのでしょう。本日などは酷いもので、ミカンの根っこを掘り起こしていました。ミミズがいるような土壌条件でもなく、根を食べるのかと不思議に思っています。現時点では谷間の農園には作物がなく、折角のお立ち寄りにも関わらず、食いはぐれての苛立ちなんでしょうか。周囲の農地も全てが耕作放棄、かろうじて耕しているのは小生の農園のみです、最後の期待を此処にかけて来訪したのかと思えば、哀れにすらなってきます。
伐倒したミカンの老木です。カミキリムシの痕跡がしっかりと。
根元付近にに産み付けられた卵が幹内で成長し食害します。

穴は食い破られた跡ですね。動脈が決壊したような感じです。

最後の仕事は先日レポートしましたミカンの後処理。残っていた幹類をチェーンソーで伐倒しました。2本の樹が枯れ死したのと先に伐採して幹だけ残っていたのが3本、都合5本分の除去です。枝や幹は積み上げておいて、正月のとんど焼きに使用する予定です。小生の田舎では「鬼火」と言ってましたが、樹木や竹で櫓を組み円錐形の形を作り上げます。中に稲ワラや柴或いは雑草類を詰めて燃えやすい条件を作ります。小正月の15日早朝に燃やし、餅を焼いて五穀豊穣や家内安全、健康長寿などを祈念する伝統行事です。当地では「とんど焼き」と呼称してますが、最近はあまり見かけなくなりました。
例によってシシ達は暴れ回っておりますね。
証拠の足跡が明瞭に残っています。

とんど焼きは子ども達が主役なんですが、指揮統率するガキ大将が不在、縦の子ども社会も崩壊してしまったようです。第一、野外で遊びまくる子どもの姿などまるで見ることが困難ですね。得意だった電子産業も韓国勢に追い越され、第二位と誇ったCDPも中国に抜かれ・・・・・凋落の我が国の姿は意外ととんど焼きと連動してるのかも知れませんね。遊び惚けた少年期を持たなかった子ども達は、大人になっても気力を振り絞って立ち向かう事は不能なんでしょうか。
いろいろありましたが、農園も静かに暮れていきます。

植栽できるか不明だけど、新年もよろしく。

年内最後の大仕事、残ったミカンの枯れ木を処理します。

枝は手鋸で処理しましたが、幹はチェーンソーで。ラクチンですね。

一昨年位までは来訪はあったものの被害は殆ど無し、昨年は多少の被害程度、それが本年は年中通しての襲撃です。異常気象が原因かとも想像してますが、基本的には彼等のテリトリー内に食べるものが無くなってるのでしょう。本日などは酷いもので、ミカンの根っこを掘り起こしていました。ミミズがいるような土壌条件でもなく、根を食べるのかと不思議に思っています。現時点では谷間の農園には作物がなく、折角のお立ち寄りにも関わらず、食いはぐれての苛立ちなんでしょうか。周囲の農地も全てが耕作放棄、かろうじて耕しているのは小生の農園のみです、最後の期待を此処にかけて来訪したのかと思えば、哀れにすらなってきます。
伐倒したミカンの老木です。カミキリムシの痕跡がしっかりと。

根元付近にに産み付けられた卵が幹内で成長し食害します。

穴は食い破られた跡ですね。動脈が決壊したような感じです。

最後の仕事は先日レポートしましたミカンの後処理。残っていた幹類をチェーンソーで伐倒しました。2本の樹が枯れ死したのと先に伐採して幹だけ残っていたのが3本、都合5本分の除去です。枝や幹は積み上げておいて、正月のとんど焼きに使用する予定です。小生の田舎では「鬼火」と言ってましたが、樹木や竹で櫓を組み円錐形の形を作り上げます。中に稲ワラや柴或いは雑草類を詰めて燃えやすい条件を作ります。小正月の15日早朝に燃やし、餅を焼いて五穀豊穣や家内安全、健康長寿などを祈念する伝統行事です。当地では「とんど焼き」と呼称してますが、最近はあまり見かけなくなりました。
例によってシシ達は暴れ回っておりますね。

証拠の足跡が明瞭に残っています。

とんど焼きは子ども達が主役なんですが、指揮統率するガキ大将が不在、縦の子ども社会も崩壊してしまったようです。第一、野外で遊びまくる子どもの姿などまるで見ることが困難ですね。得意だった電子産業も韓国勢に追い越され、第二位と誇ったCDPも中国に抜かれ・・・・・凋落の我が国の姿は意外ととんど焼きと連動してるのかも知れませんね。遊び惚けた少年期を持たなかった子ども達は、大人になっても気力を振り絞って立ち向かう事は不能なんでしょうか。
いろいろありましたが、農園も静かに暮れていきます。

植栽できるか不明だけど、新年もよろしく。

2010年12月27日
ニューフェイスのご登場
なまじっかブログの発行などを続けているとカメラは否応もない必需品である。従来からの趣味もあって何台もの機材が転がっているのだが、今回又もや新たな仲間が増えてしまった。小生の場合は作業をしながら仲間達の姿を追いかけるのが一般的な撮影パターンである。従ってカメラに要求されるのは「携行性」と「操作の簡便性」この2点に尽きるかと思います。多くのカメラマン諸氏が撮影中心のスケジュールを組まれるのとは異なり、山仕事や農作業がメインでその合間に撮影を続けるという主従逆転の形態です。機材は大まかに分類しますと、コンパクトデジカメ、一眼レフ、両者の中間タイプ、この三種類になりますでしょう。最も活躍するのが中間タイプのカメラ、小生の場合はパナソニックのDMCが愛用機でした。
左前面の撮影です。26倍の光学ズームが光ってますね。
DMCに何ら不満は無かったのですが、新しい製品はやはりそれなりの優れもの、カタログで機能紹介を点検してますとどうにも止まらなくなって・・・・・・・何方にも経験がおありですよね。ニューフェイスはニコンのクールピクスP100、決め手となったのは26倍の光学ズームとモニターの可動性でした。DMCのズームは12倍、やはり少々辛い場面があります。一眼レフと交換レンズを携行すれば良いのですが、作業中心のため断念せざるを得ません。中間タイプのカメラに依存せざるを得ないのですね。小生みたいな撮影パターンの方には結構お薦めしたいタイプです。
右側前面の撮影です。操作ボタンが並んでますね。

さて導入しまして触りまくってますと、露出補正がワンタッチ・・・・これは助かりますね。中心部測光のカメラが多いのですが、オート撮影ですと露出オーバーとなりがちな場面がしばしばあります。そうした際にワンタッチで補正可能なのは重宝しますね。それとモニターが可動式なので、撮影アングルの自由度が非常に高まりました。この2点だけでも導入効果はあったかと思います。芸術写真を狙われるのであれば、重たい機材をかついでの撮影行となりますでしょう。ただ記録中心の小生達のようなパターンでは、携行性に最大のポイントを置きたいと思います。民俗学者の宮本常一氏は、全国をくまなく歩き回りながらごく普通のカメラでごく普通の日常生活を記録し続けられたましたが、学びたい基本姿勢かと思っています。
バック面です。モニターが可動式なので助かります。

最近のコンパクトデジカメも非常な優れもの、小生の愛用機はニコンのクールピクスS700という何所にでも転がっているような代物です。常にポケットに放り込んでいますが、作業の邪魔にもならず瞬間的に撮影に移れます。ブログ写真の半分位はS700のお世話になっていますが、重宝します機材ですね。どうかするとこれ1台で充分かと思える程も、一眼レフは押し入れでしばし待機中でしょうか。
上部からの撮影です。操作系は右手側に集中してます。
左前面の撮影です。26倍の光学ズームが光ってますね。

DMCに何ら不満は無かったのですが、新しい製品はやはりそれなりの優れもの、カタログで機能紹介を点検してますとどうにも止まらなくなって・・・・・・・何方にも経験がおありですよね。ニューフェイスはニコンのクールピクスP100、決め手となったのは26倍の光学ズームとモニターの可動性でした。DMCのズームは12倍、やはり少々辛い場面があります。一眼レフと交換レンズを携行すれば良いのですが、作業中心のため断念せざるを得ません。中間タイプのカメラに依存せざるを得ないのですね。小生みたいな撮影パターンの方には結構お薦めしたいタイプです。
右側前面の撮影です。操作ボタンが並んでますね。

さて導入しまして触りまくってますと、露出補正がワンタッチ・・・・これは助かりますね。中心部測光のカメラが多いのですが、オート撮影ですと露出オーバーとなりがちな場面がしばしばあります。そうした際にワンタッチで補正可能なのは重宝しますね。それとモニターが可動式なので、撮影アングルの自由度が非常に高まりました。この2点だけでも導入効果はあったかと思います。芸術写真を狙われるのであれば、重たい機材をかついでの撮影行となりますでしょう。ただ記録中心の小生達のようなパターンでは、携行性に最大のポイントを置きたいと思います。民俗学者の宮本常一氏は、全国をくまなく歩き回りながらごく普通のカメラでごく普通の日常生活を記録し続けられたましたが、学びたい基本姿勢かと思っています。
バック面です。モニターが可動式なので助かります。

最近のコンパクトデジカメも非常な優れもの、小生の愛用機はニコンのクールピクスS700という何所にでも転がっているような代物です。常にポケットに放り込んでいますが、作業の邪魔にもならず瞬間的に撮影に移れます。ブログ写真の半分位はS700のお世話になっていますが、重宝します機材ですね。どうかするとこれ1台で充分かと思える程も、一眼レフは押し入れでしばし待機中でしょうか。
上部からの撮影です。操作系は右手側に集中してます。

2010年12月24日
命尽き果てるとき
「生者必滅会者定離」とは人間界の定理のようでありますが、自然界でも全く同様なようでございますね。命あるものは必ず滅びゆくもの、理屈ではわかっていても実感としてはなかなか把握しずらいものです。核家族化が進行し、爺様や婆様の最後を看取ることが少なくなった昨今、とりわけ顕著ではないでしょうか。ある意味とても不幸な状況かと思っています。幼い頃から生老病死を実感しながら育たない子ども達は、無機質な人間へと「成長」しかねない怖さを持っていますよね。そんな思いで周囲を見渡しますと、もの言わぬ死が彼方此方に。
生きとし者は死んでゆくのが定め・・・・・・・と解ってはいても。

ゴマダラカミキリムシの食害が主因のようですね。

小規模ながら果樹農園を行っているものですから、植栽した苗木が成長出来ずに枯れ死することは屡々あります。しかしながら、大きくなってつい最近まで実りをもたらしてくれていた樹木が突然枯れ死するのは耐えれないものです。本日はミカンの成長木2本を伐採しなければならぬ羽目となりました。どうやらゴマダラカミキリムシの食害によるようで、年初あたりから弱り気味、それに春先の長雨や夏の猛暑が響いたようです。残念ですが伐倒して焼却するしか無いでしょうね。
切り落とした枝類、焼却して野菜の肥料とするので成仏してな。

枝を切りますと、素っ裸となりますね。

枝類は手持ちの鋸で切り落としました。大きな幹の部分は後日にチェーンソーを持参して処分しようと思っています。焼却した灰は野菜用に有効活用しましょう。カリ肥料として植物の貴重な栄養素となってくれます。苗木の植栽は希望があって楽しいものですが、枯れ死した樹木の後処理は気持ちが重いものです。脱却するには新たな植栽に取り組むべきでしょうね。自宅の庭先に温州ミカンを植えてますが、柿の木と競合しています。まずはこのミカンを移植しましょう、そして苗木を購入して新たなみかん園としたいものです。季節は樹木の休眠期、植え替えや植栽には最適な時期です。タイミングを選んであの世に旅立ってくれたのかな。
残った幹です。ここから後はチェーンソーの出番でしょう。
生きとし者は死んでゆくのが定め・・・・・・・と解ってはいても。

ゴマダラカミキリムシの食害が主因のようですね。

小規模ながら果樹農園を行っているものですから、植栽した苗木が成長出来ずに枯れ死することは屡々あります。しかしながら、大きくなってつい最近まで実りをもたらしてくれていた樹木が突然枯れ死するのは耐えれないものです。本日はミカンの成長木2本を伐採しなければならぬ羽目となりました。どうやらゴマダラカミキリムシの食害によるようで、年初あたりから弱り気味、それに春先の長雨や夏の猛暑が響いたようです。残念ですが伐倒して焼却するしか無いでしょうね。
切り落とした枝類、焼却して野菜の肥料とするので成仏してな。

枝を切りますと、素っ裸となりますね。

枝類は手持ちの鋸で切り落としました。大きな幹の部分は後日にチェーンソーを持参して処分しようと思っています。焼却した灰は野菜用に有効活用しましょう。カリ肥料として植物の貴重な栄養素となってくれます。苗木の植栽は希望があって楽しいものですが、枯れ死した樹木の後処理は気持ちが重いものです。脱却するには新たな植栽に取り組むべきでしょうね。自宅の庭先に温州ミカンを植えてますが、柿の木と競合しています。まずはこのミカンを移植しましょう、そして苗木を購入して新たなみかん園としたいものです。季節は樹木の休眠期、植え替えや植栽には最適な時期です。タイミングを選んであの世に旅立ってくれたのかな。
残った幹です。ここから後はチェーンソーの出番でしょう。

2010年12月23日
白菜の鉢巻き
寒くなってきましたね。当地も昼間はそうでもないのですが朝晩はめっきり冷え込みます。野菜達も冬場を好むのもありますが、大概は寒さの被害を受けてしまうようですね。ハウス栽培を行う方は心配不要でしょうが、我々のように完全露地派には一工夫が要求されます。資材も知恵もあまり無いのですが、師匠や周囲の仲間の衆を見習いながらボチボチと寒波対策を。本日は白菜の霜対策を少々、と言ってもたいしたことはなく紐で括るだけです。
師匠の白菜畑です、残った白菜は紐で括っていますね。

上記の画像は師匠の白菜畑ですが、残った白菜には紐が巻かれていますね。霜が降るのは自然現象で如何ともし難いですが、被害を最少限度に留めようとの工夫なんでしょう。こうしておきますと外部の葉は霜にやられても内部の巻いた部分は助かります。鍋用の白菜としては充分使用可能ということでしょう。不肖、一番弟子の小生も早速真似ることにしました。手間暇かからず白菜の保全が可能とあらば非常に助かります。結構賞味したりご近所にあげたりで残りは少ないですが対処しておきましょう。
小生も真似して稲ワラで括ってみました。これで霜防止となれば
大助かりです。費用も手間もかからず。

白菜が其処彼処に数個づつ残ってますので、飛び歩きながら。

米作りで発生した稲ワラを保管しております。これで軽く縛っておけばOKでしょう。それにしても農家の方々の創意工夫にはいつもながら感心します。里芋の地中保管などもそうでした。費用も手間暇もそうかけずに物事を解決していく、其処には智慧と創意工夫が満ちあふれているようですね。「自給自足の生活」・「独立自尊の生活」とは、かような暮らしぶりを言うんでしょう。肝に銘じておきたいと思います。
バックはソラマメです。少々大きくなりすぎで1メートル弱あります。
師匠には正月明けには収穫出来るぞ・・・・・・・と笑われてますが。

師匠の白菜畑です、残った白菜は紐で括っていますね。

上記の画像は師匠の白菜畑ですが、残った白菜には紐が巻かれていますね。霜が降るのは自然現象で如何ともし難いですが、被害を最少限度に留めようとの工夫なんでしょう。こうしておきますと外部の葉は霜にやられても内部の巻いた部分は助かります。鍋用の白菜としては充分使用可能ということでしょう。不肖、一番弟子の小生も早速真似ることにしました。手間暇かからず白菜の保全が可能とあらば非常に助かります。結構賞味したりご近所にあげたりで残りは少ないですが対処しておきましょう。
小生も真似して稲ワラで括ってみました。これで霜防止となれば
大助かりです。費用も手間もかからず。

白菜が其処彼処に数個づつ残ってますので、飛び歩きながら。

米作りで発生した稲ワラを保管しております。これで軽く縛っておけばOKでしょう。それにしても農家の方々の創意工夫にはいつもながら感心します。里芋の地中保管などもそうでした。費用も手間暇もそうかけずに物事を解決していく、其処には智慧と創意工夫が満ちあふれているようですね。「自給自足の生活」・「独立自尊の生活」とは、かような暮らしぶりを言うんでしょう。肝に銘じておきたいと思います。
バックはソラマメです。少々大きくなりすぎで1メートル弱あります。
師匠には正月明けには収穫出来るぞ・・・・・・・と笑われてますが。

2010年12月22日
五穀豊穣の祈り
奈良の市街地を山里と呼ぶには少々抵抗があるが、若草山の山麓と考えれば違和感は生じないかもしれない。所用があって奈良市街地を走っていたのだが、やけに観光客が多く尋常ならざるような賑わい、警備の方に訪ねると春日大社の若宮おん祭りの神事であるとか。知らぬ事とはいえ、偶然にも祭礼の日時と遭遇してしまったようだ。ある意味チャンスとばかり車を駐車場に放り込んで取材活動へ、所用はしばし脇に置いておきましょう。これまた案内放送によれば、本年は875回目の神事に当たるそうだ。毎年1回、この時期に延々と900年近く続けられてきた神事、流石に古都奈良らしき伝統行事である。
スタンバイ中の出演車達、集合地ヘ移動中のようですね。

流石に子ども達です、僅かな時間も戯れていますね。

春日大社の若宮に奉納するための武者行列や流鏑馬或いは宝蔵院流槍術の模範演武などが主な内容のようだ。パレードの通路は沢山の観光客で埋まり外国人の姿も数多い。武者行列は参勤交代の大名を思わせるような演出で、奴さんが舞いながら行進する様は圧巻、いずれもボランティアの方々がこの日の為に修練を重ねられたようです。それにしても900年近くも伝統行事を守り続ける奈良市民の情熱には感動します。継続は力との箴言がありますが、時代の風雪を越えて生き延びてきた慣習や行事或いは書籍などは、無言の存在感を示しているようですね。昨今、急に現れて急に消えていく事物や人間が多いものですが、年月に耐え抜いた事物や人物を選択したいものです。
巨大な刀を持った集団、いわゆる太刀持ちを表現してるんでしょう。

パレードでは奴さん達が様々な舞いを演じながらの行進です。

興福寺から猿沢の池方面に回りますと、見渡す限りの露店街、いわずと知れた縁日風景ですね。あまりにも数が多くて圧倒され、撮影するのを忘れてしまうほど。あらゆる品目の露店が軒を連ねているようです。露店ではありませんが餅つきをやっているお店があって、思わず覗き込んでしまいました。餅つきの手際よさとそのスピードに圧倒されたからです。つきたての草餅を買い込み、パクつきながら本来の所用に戻りましょうかな。
若き騎馬武者、見事に矢は的を射抜きました。

奈良は槍術の発祥地のようですね、多分宝蔵院流の槍術でしょう。

スタンバイ中の出演車達、集合地ヘ移動中のようですね。

流石に子ども達です、僅かな時間も戯れていますね。

春日大社の若宮に奉納するための武者行列や流鏑馬或いは宝蔵院流槍術の模範演武などが主な内容のようだ。パレードの通路は沢山の観光客で埋まり外国人の姿も数多い。武者行列は参勤交代の大名を思わせるような演出で、奴さんが舞いながら行進する様は圧巻、いずれもボランティアの方々がこの日の為に修練を重ねられたようです。それにしても900年近くも伝統行事を守り続ける奈良市民の情熱には感動します。継続は力との箴言がありますが、時代の風雪を越えて生き延びてきた慣習や行事或いは書籍などは、無言の存在感を示しているようですね。昨今、急に現れて急に消えていく事物や人間が多いものですが、年月に耐え抜いた事物や人物を選択したいものです。
巨大な刀を持った集団、いわゆる太刀持ちを表現してるんでしょう。

パレードでは奴さん達が様々な舞いを演じながらの行進です。

興福寺から猿沢の池方面に回りますと、見渡す限りの露店街、いわずと知れた縁日風景ですね。あまりにも数が多くて圧倒され、撮影するのを忘れてしまうほど。あらゆる品目の露店が軒を連ねているようです。露店ではありませんが餅つきをやっているお店があって、思わず覗き込んでしまいました。餅つきの手際よさとそのスピードに圧倒されたからです。つきたての草餅を買い込み、パクつきながら本来の所用に戻りましょうかな。
若き騎馬武者、見事に矢は的を射抜きました。

奈良は槍術の発祥地のようですね、多分宝蔵院流の槍術でしょう。

2010年12月21日
強靱なる生命力
かねてから竹の生命力には驚嘆させられていたが、今回とんでもない現象に遭遇してしまった。簡単に表現すると樹木と竹とが一体となって共存しているのだ。出来うる可能性は極めてまれなる確立と想像しているのだが、読者の皆様はどう考えられるだろうか。屁理屈を並べるより画像をご覧になっていただく方が早道だろう。いつもしゃべっている言葉なんだが、100枚の原稿用紙よりも1枚の画像である。動画ならもっとリアルかも知れない。
樹木のど真ん中に竹が生育しています。

少々バックして撮影しますとこんな感じです。
上記の画像をご覧になってどうお感じになっただろうか。明確な事は人工物ではなく、あくまでも自然発生的に生じたものと考えられることです。樹木も竹も生きています。小生の想像は下記の略図の如しです。竹は孟宗竹に代表されますが、地下茎で繁殖していきます。従って該当の樹木に何らかの事由で空洞が生じ、偶然にもその中央部の地下に竹の地下茎が伸びてきて成長した・・・・・・・左様に想像したのですがどうでしょうか。無論、確率的には極めて低いものと思えます。
小生の想像ですが、赤の樹木が空洞となっており、地下茎が伸びて
来た竹が偶然にも空洞内で成長を続け飛び出した、と考えましたが。

それにしても竹の持つ強靱なる生命力にはいつもながら驚かされます。里山では、従来のクヌギやコナラではなく孟宗竹が繁茂して田畑や樹木を駆逐するかの如き勢いです。そう遠くない時期に全面的に竹林となるのでは・・・・・そんな恐怖すら感じますね。かっては竹細工や建築資材等で重宝された竹、現在では殆ど使い道が無いようです、若干の分量が竹炭や工芸品等で活用される程度でしょうか。一部の団体ではシュレッダーにかけて粉末とし土壌改良材として販売してるようですが、数量的にはまだまだのようです。何とか良い活用法はないものでしょうか。
大概の竹林はこんな感じでしょうか。一言で言いますとヤブですね。
我々の農園も直近まで竹林が接近しております。農業用資材として便利
な一面もありますが、その勢いは怖いですね。

樹木のど真ん中に竹が生育しています。

少々バックして撮影しますとこんな感じです。

上記の画像をご覧になってどうお感じになっただろうか。明確な事は人工物ではなく、あくまでも自然発生的に生じたものと考えられることです。樹木も竹も生きています。小生の想像は下記の略図の如しです。竹は孟宗竹に代表されますが、地下茎で繁殖していきます。従って該当の樹木に何らかの事由で空洞が生じ、偶然にもその中央部の地下に竹の地下茎が伸びてきて成長した・・・・・・・左様に想像したのですがどうでしょうか。無論、確率的には極めて低いものと思えます。
小生の想像ですが、赤の樹木が空洞となっており、地下茎が伸びて
来た竹が偶然にも空洞内で成長を続け飛び出した、と考えましたが。

それにしても竹の持つ強靱なる生命力にはいつもながら驚かされます。里山では、従来のクヌギやコナラではなく孟宗竹が繁茂して田畑や樹木を駆逐するかの如き勢いです。そう遠くない時期に全面的に竹林となるのでは・・・・・そんな恐怖すら感じますね。かっては竹細工や建築資材等で重宝された竹、現在では殆ど使い道が無いようです、若干の分量が竹炭や工芸品等で活用される程度でしょうか。一部の団体ではシュレッダーにかけて粉末とし土壌改良材として販売してるようですが、数量的にはまだまだのようです。何とか良い活用法はないものでしょうか。
大概の竹林はこんな感じでしょうか。一言で言いますとヤブですね。

我々の農園も直近まで竹林が接近しております。農業用資材として便利
な一面もありますが、その勢いは怖いですね。

2010年12月20日
斜面に取り付く仕事師たち
愛車で走っていると、聞き覚えのある2サイクルエンジンの爆音が響いてくる。何処からと見上げると、急な斜面に取り付く仕事師達が数名、寒風の中で草刈り作業中のようだ。正月を控え、清新な状況で新春をとのクライアントの意向を踏まえたお仕事のようですね。カメラ1台を抱えて法面をあがってみると、予想どおり里山倶楽部の事業部の面々でありました。彼等は山仕事・里仕事のプロ集団、依頼があれば何処なりとすっ飛んで参ります。守備範囲は広いが、活動地は主として南河内。但し山間部での仕事が主体のため、里近くでの接近遭遇は非常にまれである、本日はラッキーな出会いのようですね。
ちょっと一休みの時間にお邪魔虫、インタビューとあいなりました。

休息もそこそこに作業開始、聞きますと寒いからとか。

仕事が一段落するのを待って早速のインタビュー開始、「高所の吹きさらしで寒くはないの」・・・小生は酷い寒がりなもんで・・・・答えて曰く「そら、寒いがな」。どうやら、寒風に立ち向かう猛烈な仕事集団、との小生の想定イメージを読み取ったうえでの茶目っ気たっぷりの返答のようである。ニヤニヤ笑った表情はこちらの意図をお見通しのようだ。何とも取材しづらい仲間達である。差し入れに焼き芋を買ってくれば良かったのだが、本日は仲間の店は非営業日、残念無念である。焼き芋があればもう少し素直なインタビューが出来たかと思ったのだが。
結構な高所です。落ちたら車のとこまでまっしぐらでしょうか。

超ベテランは一番の高所で作業を。

駄弁ってる内に、ご年配の婆様がひょこひょこ登って来られる。危険なので警告しようと近づけば、隣地の地主様とか。何でも「境界線まではきっちりと刈り込め」との申し入れのご様子。どうやら、過去に作業した仲間達が気づかぬままに境界線手前で作業を止めたようだ。根に持たれた婆様は申し入れのチャンスを狙っておられた模様。理由はどうあれ申し入れの内容は正当、しかと刈り取りますと確約して退散いただく。画像をアップしておきますが、図中の青いビニールが境界だとか。
隣地地主の婆様がひょっこりと、何、草刈りに登ってるぞとのお話が。

青緑のビニールが境界線とか、そりゃあ、解りませんわな。
山地や里地は境界線が不明なケースが多々あるものです。国による地積調査など手つかずと言っても過言ではないでしょう。大半の方が根拠とされてる昔からの公図(旧土地台帳付属地図)など絵図面と同じで、地番の大凡の配置がわかる程度、境界判別は周囲地主の立ち会いによるしか方法論が無いようですね。農や田舎暮らしに憧れる方々も多いようですが、この問題には充分な配慮を望みたいところです。ヘタ打ちますと重大なトラブルへと発展しかねないですよ。
現場は展望のいい場所です。その分風当たりもきついですが。
ちょっと一休みの時間にお邪魔虫、インタビューとあいなりました。

休息もそこそこに作業開始、聞きますと寒いからとか。

仕事が一段落するのを待って早速のインタビュー開始、「高所の吹きさらしで寒くはないの」・・・小生は酷い寒がりなもんで・・・・答えて曰く「そら、寒いがな」。どうやら、寒風に立ち向かう猛烈な仕事集団、との小生の想定イメージを読み取ったうえでの茶目っ気たっぷりの返答のようである。ニヤニヤ笑った表情はこちらの意図をお見通しのようだ。何とも取材しづらい仲間達である。差し入れに焼き芋を買ってくれば良かったのだが、本日は仲間の店は非営業日、残念無念である。焼き芋があればもう少し素直なインタビューが出来たかと思ったのだが。
結構な高所です。落ちたら車のとこまでまっしぐらでしょうか。

超ベテランは一番の高所で作業を。

駄弁ってる内に、ご年配の婆様がひょこひょこ登って来られる。危険なので警告しようと近づけば、隣地の地主様とか。何でも「境界線まではきっちりと刈り込め」との申し入れのご様子。どうやら、過去に作業した仲間達が気づかぬままに境界線手前で作業を止めたようだ。根に持たれた婆様は申し入れのチャンスを狙っておられた模様。理由はどうあれ申し入れの内容は正当、しかと刈り取りますと確約して退散いただく。画像をアップしておきますが、図中の青いビニールが境界だとか。
隣地地主の婆様がひょっこりと、何、草刈りに登ってるぞとのお話が。

青緑のビニールが境界線とか、そりゃあ、解りませんわな。

山地や里地は境界線が不明なケースが多々あるものです。国による地積調査など手つかずと言っても過言ではないでしょう。大半の方が根拠とされてる昔からの公図(旧土地台帳付属地図)など絵図面と同じで、地番の大凡の配置がわかる程度、境界判別は周囲地主の立ち会いによるしか方法論が無いようですね。農や田舎暮らしに憧れる方々も多いようですが、この問題には充分な配慮を望みたいところです。ヘタ打ちますと重大なトラブルへと発展しかねないですよ。
現場は展望のいい場所です。その分風当たりもきついですが。

2010年12月17日
大根の季節
寒くなって参りますと、おでんの季節、おでんとなれば大根となるのが定番でしょうか。残念ながら小生は煮込んだ大根が大の苦手、選り分けて避けております。山の神などは大根を食べずして何のおでんぞと曰うのですが。当地は大根の産地でもあります。漬け物にするような普通の大根ではなく、田辺大根、天王寺蕪、紅芯大根、黒皮大根、ビタミン大根・・・・・・・・といったいわゆる伝統野菜の大根類です。当地の農家が苦心して復活されたもので、この季節に直売所で販売されてますが、たちまち売り切れのご様子、お求めの方はお早めに。
ポピュラーなタイプの大根ですね。何にでも活用可能なようです。

伝統野菜と呼ばれる物は、かって大阪市内に農地が広がっていた頃に特産品として栽培されていたものである。都市の拡大に伴い、市内から農地が消滅するのと前後してこれらも消えていった。通常大根に比べると発芽率も悪く、虫も付きやすい。それに生育にも手間暇がかかり、出荷できるようになったのはつい最近のようである。イベント等でふろふき大根の試食なども催されてるが、体験してみる必要がありますでしょうね。小生の場合は、栽培の主は和歌山大根です。少々こぶりの使い勝手のいい大根で、専ら大根おろしでいただきます。煮込んだのは苦手ながら、ジャコと大根おろしの組み合わせとなれば、際限なく賞味してしまいますね。私宅の冬場の定番でしょうか。
伝統野菜の田辺大根です。東住吉区あたりが原産地でしょうか。

同じく天王寺蕪、名前のとおりで四天王寺さんあたりが出身地でしょう。

仲間の衆も大半が大根類は栽培中、活用方法は様々ですが、自宅でたくあんを漬けこむ猛者も存在します。数量は多くはないですが、畑に干された大根は季節の風物詩、正月の来訪を告げているようです。種蒔きのタイミングを間違えないと、ほとんど手間知らずで栽培出来ます。問題は間引き、この作業を適時に実施しないと立派な大根は収穫不能ですね。「最初から種蒔きを点在させれば」とのご意見も出るようですが、大量に播いて競争原理が働かないと育ちが悪いようです。必然的に間引きが発生します。人間様も同様でしょうが、切磋琢磨は必要な過程なんでしょうね。
紅芯大根です、主としてサラダに活用されるとか。綺麗でしょうね。

ビタミン類が格別豊富なんでしょうか、その名もビタミン大根。

さて当地の直売所で販売中の大根類、近隣の畑から軽トラで持ち込まれたものばかり、鮮度の良さが最大のウリでしょうか。フードマイレージなどゼロと同等でしょう。三里四方に医者いらず、食材は近くで育った物(地産地消)を確保したいですね。
仲間の一人が畑に吊していました。タクアンを自作するのでしょうね。
ポピュラーなタイプの大根ですね。何にでも活用可能なようです。

伝統野菜と呼ばれる物は、かって大阪市内に農地が広がっていた頃に特産品として栽培されていたものである。都市の拡大に伴い、市内から農地が消滅するのと前後してこれらも消えていった。通常大根に比べると発芽率も悪く、虫も付きやすい。それに生育にも手間暇がかかり、出荷できるようになったのはつい最近のようである。イベント等でふろふき大根の試食なども催されてるが、体験してみる必要がありますでしょうね。小生の場合は、栽培の主は和歌山大根です。少々こぶりの使い勝手のいい大根で、専ら大根おろしでいただきます。煮込んだのは苦手ながら、ジャコと大根おろしの組み合わせとなれば、際限なく賞味してしまいますね。私宅の冬場の定番でしょうか。
伝統野菜の田辺大根です。東住吉区あたりが原産地でしょうか。

同じく天王寺蕪、名前のとおりで四天王寺さんあたりが出身地でしょう。

仲間の衆も大半が大根類は栽培中、活用方法は様々ですが、自宅でたくあんを漬けこむ猛者も存在します。数量は多くはないですが、畑に干された大根は季節の風物詩、正月の来訪を告げているようです。種蒔きのタイミングを間違えないと、ほとんど手間知らずで栽培出来ます。問題は間引き、この作業を適時に実施しないと立派な大根は収穫不能ですね。「最初から種蒔きを点在させれば」とのご意見も出るようですが、大量に播いて競争原理が働かないと育ちが悪いようです。必然的に間引きが発生します。人間様も同様でしょうが、切磋琢磨は必要な過程なんでしょうね。
紅芯大根です、主としてサラダに活用されるとか。綺麗でしょうね。

ビタミン類が格別豊富なんでしょうか、その名もビタミン大根。

さて当地の直売所で販売中の大根類、近隣の畑から軽トラで持ち込まれたものばかり、鮮度の良さが最大のウリでしょうか。フードマイレージなどゼロと同等でしょう。三里四方に医者いらず、食材は近くで育った物(地産地消)を確保したいですね。
仲間の一人が畑に吊していました。タクアンを自作するのでしょうね。

2010年12月16日
クリスマスも不況かな
歳末ともなりますと、恒例の二大イベントが待ち構えておりますね。年賀状とクリスマスでしょうか。年賀状はクリスマスが過ぎないと気分が乗らないし、クリスマスはどうかすると11月から前哨戦が始まっております。何とも商魂逞しいというのか、祭り好きなのか、真意の程はよくわかりませんが盛り上がっております。ただ言えることは、誰もクリスマスが宗教行事だなどと考えていないことだけは確かなようですね。当地でも華やかな電飾が夜道を照らし、何所ぞの歓楽街ではと思える程の一角があります。自分でやるのは面倒だしセンスも無いしで、専ら覗きに回るのですが、今年は少々異変が生じているようですね。
SL号が走っていますね、目的地は夢の国かな。

夢の国の幻想的な風景を表現しておられるのでしょうか。

例年、電飾の飾り付けに創意工夫をこらし、ご近所で競い合っておられたように見受けたのですが、本年はさっぱり。僅か数軒程のお宅が為さっておられただけでした。ご不幸があったのか、競争にお疲れになったのか、飽きられたのか・・・・・・・推測の域を出ませんが多分に不況の影響が大ではと思っています。1ドル83円程度、円高進行で輸出関連産業は青息吐息、菅さんご一家には為す術がなさそうで、批判するだけのヤジ馬集団と言う正体が明らかになったようですね。「空き缶(管)」との厳しい評価もやむを得ないようです。こうした世相に、無駄な出費は控えて生活防衛に、と走るのが庶民のささやかな航海術なんでしょう。電飾が減少するのも致し方無しのようでございまして。
門衛に立つ番兵さんのようでもあります。

番兵さんのお隣には緑(青?)の樹木が。

イルミネーションの最大の効用は防犯機能にある、と言えば該当のお宅には叱られますかな。夜道の街路を赤々と照らし出し、見物客を引き寄せる程の明るさは、犯罪者にとって邪魔者以外の何物でも無いでしょう。出来うる事なら夜明けまで点滅を継続して欲しいものです。それにしても、外国の宗教行事にかくも異なった関心を持ち、多大なエネルギーを消費する日本人、外国人から見たら魔詞不思議な存在なんでしょうね。
森の中で親に寄り添うバンビでしょうか、幻想的な世界です。

夢の世界のようでありますし、歓楽街のようにも見えますし・・・・・・・
SL号が走っていますね、目的地は夢の国かな。

夢の国の幻想的な風景を表現しておられるのでしょうか。

例年、電飾の飾り付けに創意工夫をこらし、ご近所で競い合っておられたように見受けたのですが、本年はさっぱり。僅か数軒程のお宅が為さっておられただけでした。ご不幸があったのか、競争にお疲れになったのか、飽きられたのか・・・・・・・推測の域を出ませんが多分に不況の影響が大ではと思っています。1ドル83円程度、円高進行で輸出関連産業は青息吐息、菅さんご一家には為す術がなさそうで、批判するだけのヤジ馬集団と言う正体が明らかになったようですね。「空き缶(管)」との厳しい評価もやむを得ないようです。こうした世相に、無駄な出費は控えて生活防衛に、と走るのが庶民のささやかな航海術なんでしょう。電飾が減少するのも致し方無しのようでございまして。
門衛に立つ番兵さんのようでもあります。

番兵さんのお隣には緑(青?)の樹木が。

イルミネーションの最大の効用は防犯機能にある、と言えば該当のお宅には叱られますかな。夜道の街路を赤々と照らし出し、見物客を引き寄せる程の明るさは、犯罪者にとって邪魔者以外の何物でも無いでしょう。出来うる事なら夜明けまで点滅を継続して欲しいものです。それにしても、外国の宗教行事にかくも異なった関心を持ち、多大なエネルギーを消費する日本人、外国人から見たら魔詞不思議な存在なんでしょうね。
森の中で親に寄り添うバンビでしょうか、幻想的な世界です。

夢の世界のようでありますし、歓楽街のようにも見えますし・・・・・・・

2010年12月15日
エンドウの発育状況は
冬越し野菜の定番はやはりエンドウでしょうね。発芽したエンドウを如何に小さいままで冬越しさせるか、そこに百姓の知恵と腕が要求されます。成長させればエエやないの・・・・・・これが通常の発想だろうが、どっこいそうは問屋が卸さない。天敵とも思える霜や雪が待ち伏せている。50センチから1メートル位にもなると、たちまち霜にやられ茎が凍傷にかかって枯れてしまう可能性が高いのです。最適な状態は20センチ~30センチ程度で成長を止め、周囲を防寒グッズで覆ってやることだろう。活躍するのが稲ワラ或いは籾殻であろうか。いずれも米作りの副産物である。
小生のエンドウです。ようやく発芽して成長を始めたところでしょうか。

遠目で見るとこんな感じ。左がキヌサヤ右がスナックエンドウです。

他の冬越し野菜であるニンニクやタマネギ或いはラッキョウやソラマメはそれ程でもないのだが、エンドウは滅法寒さに弱いようだ。周囲をビニールで囲って保温してやる御仁も存在される。小生達が行っているのは、霜よけの籾殻蒔きと稲ワラによる若干の外気防止だろうか。画像でご理解頂けるでしょうが、もう少し大きくなれば稲ワラを立てて風を塞ぐようにしている。当地ではこの程度の対策で充分な冬越しが可能だ。春4月、花が咲き始めたらあとは収穫を待つのみ、エンドウの困難さはこの冬越しだけでしょうか。
こんなに大きくなったエンドウも。正月に否3月に賞味をと考えた、あの方です。
ツル有りとツル無しの品種がありますが、ツル有りの方が栽培が容易なようです。難点はネットや支え棒等が必要なこと。我々は支柱を立ててネットを張っております。畝は南北に作った方が日照条件が良く、実の付きも多いようですね。エンドウの収穫と前後してインゲンの種蒔きとなりますが、同じマメ科の故ネットの再利用が出来ないのが悩みですね。エンドウの後作は大抵がキュウリかニガウリとなりそうです。コレですと連作障害も出ず、ネットの再利用も可能で三方良しと皮算用しているのですが。
当地ではツル有り種をネット利用で栽培との手法が多いですね。

この冬は厳冬の予想とか。どの程度の寒波か不明ですが、野菜達にとっては辛い季節となりそうですね。ホウレンソウや白菜など寒波で甘さが増すような野菜もありますが、霜や雪に負ける物も多いですね。人間様と同様に、体は暖めておくのが成長には具合がよろしいようで。
小生の農具小屋です。壁面もネット利用でエンドウ栽培を。
小生のエンドウです。ようやく発芽して成長を始めたところでしょうか。

遠目で見るとこんな感じ。左がキヌサヤ右がスナックエンドウです。

他の冬越し野菜であるニンニクやタマネギ或いはラッキョウやソラマメはそれ程でもないのだが、エンドウは滅法寒さに弱いようだ。周囲をビニールで囲って保温してやる御仁も存在される。小生達が行っているのは、霜よけの籾殻蒔きと稲ワラによる若干の外気防止だろうか。画像でご理解頂けるでしょうが、もう少し大きくなれば稲ワラを立てて風を塞ぐようにしている。当地ではこの程度の対策で充分な冬越しが可能だ。春4月、花が咲き始めたらあとは収穫を待つのみ、エンドウの困難さはこの冬越しだけでしょうか。
こんなに大きくなったエンドウも。正月に否3月に賞味をと考えた、あの方です。

ツル有りとツル無しの品種がありますが、ツル有りの方が栽培が容易なようです。難点はネットや支え棒等が必要なこと。我々は支柱を立ててネットを張っております。畝は南北に作った方が日照条件が良く、実の付きも多いようですね。エンドウの収穫と前後してインゲンの種蒔きとなりますが、同じマメ科の故ネットの再利用が出来ないのが悩みですね。エンドウの後作は大抵がキュウリかニガウリとなりそうです。コレですと連作障害も出ず、ネットの再利用も可能で三方良しと皮算用しているのですが。
当地ではツル有り種をネット利用で栽培との手法が多いですね。

この冬は厳冬の予想とか。どの程度の寒波か不明ですが、野菜達にとっては辛い季節となりそうですね。ホウレンソウや白菜など寒波で甘さが増すような野菜もありますが、霜や雪に負ける物も多いですね。人間様と同様に、体は暖めておくのが成長には具合がよろしいようで。
小生の農具小屋です。壁面もネット利用でエンドウ栽培を。

2010年12月14日
ぼやき話も出ますわな
久方ぶりにゲストハウスへと立ち寄ったTn氏、どことなく元気がない。胃を切り取った身とはいえ、すこぶる快活で元気印の彼が・・・・・・・・と不思議に思っていると、チビチビとぼやき話が飛び出してくる。1号田圃から車で5分程度の山手で稲作をやっているのだが、シシとの闘争、近隣農家とのおつきあい、遠距離通勤等々でお疲れ気味とか。挙げ句の果てには、「もう稲作やめようかな」との弱気の発言も。中山間地の農業が厳しいのは全国同じかと思うが、とりわけ害獣による被害がモチベーションを低下させるようだ。彼の田圃も山間の棚田、付近に民家が存在するとはいえ獣たちが先住民で、優先権は彼等にあるのでしょう。夜間ともなれば治外法権の典型のようで、人間様はじっと我慢の子でしょうか。
ひこばえが青々と成長してますが。無論お米とはなれません。

彼を弱気にさせてるもう一つの要因が草刈り作業、農村地帯はいわゆる共同作業的な要素が多いのですが、遠距離通勤の彼には合わせにくいとか。それと合理的思考の彼と慣行農法を重んじる近隣農家とは肌合いがしっくりこないようだ。1例を挙げると、変形農地で彼は長方形に田植えする。機械を使って効率よく耕作し、周辺部は無視するとの農法。近隣農家は先祖伝来の手法で、機械が使用できない場所は手植えで隅々まで・・・・・・・・。此処まで違うと白い目で見られることもあるのでしょう。疲れたとぼやくのも肉体的疲労では無さそうです。新春も稲作を継続するのか、現段階では疑問ですが、片道1時間程度の通勤も響いているのでしょうか。
完全防備ですね。電気柵とネットの二重陣です。シシも突破不能?

こちらでは鉄柵で防衛を。かなりの強固さです、素手では動かず。

金剛山への参拝登山が趣味とのTn氏、決して疲労困憊での発言では無さそうです。集団生活・共同生活がもたらすストレスは、体力勝負の農作業よりも厳しいようですね。Tn氏が耕作放棄するようなら、我々が支援しなければ・・・・・・・チームリーダーのU氏は思案してるようですが、状況から見て手出しするのは疑問かなというのが率直な感想。さてどのように展開しますか、新春のお楽しみということで。
Tn氏の耕作地付近、俗に言います棚田が広がっています。

集落の営農方法と違いすぎて浮き上がってしまったのかな。出る杭は
打たれるのが我が国の慣習のようですね。人材は海外で農業を?

ひこばえが青々と成長してますが。無論お米とはなれません。

彼を弱気にさせてるもう一つの要因が草刈り作業、農村地帯はいわゆる共同作業的な要素が多いのですが、遠距離通勤の彼には合わせにくいとか。それと合理的思考の彼と慣行農法を重んじる近隣農家とは肌合いがしっくりこないようだ。1例を挙げると、変形農地で彼は長方形に田植えする。機械を使って効率よく耕作し、周辺部は無視するとの農法。近隣農家は先祖伝来の手法で、機械が使用できない場所は手植えで隅々まで・・・・・・・・。此処まで違うと白い目で見られることもあるのでしょう。疲れたとぼやくのも肉体的疲労では無さそうです。新春も稲作を継続するのか、現段階では疑問ですが、片道1時間程度の通勤も響いているのでしょうか。
完全防備ですね。電気柵とネットの二重陣です。シシも突破不能?

こちらでは鉄柵で防衛を。かなりの強固さです、素手では動かず。

金剛山への参拝登山が趣味とのTn氏、決して疲労困憊での発言では無さそうです。集団生活・共同生活がもたらすストレスは、体力勝負の農作業よりも厳しいようですね。Tn氏が耕作放棄するようなら、我々が支援しなければ・・・・・・・チームリーダーのU氏は思案してるようですが、状況から見て手出しするのは疑問かなというのが率直な感想。さてどのように展開しますか、新春のお楽しみということで。
Tn氏の耕作地付近、俗に言います棚田が広がっています。

集落の営農方法と違いすぎて浮き上がってしまったのかな。出る杭は
打たれるのが我が国の慣習のようですね。人材は海外で農業を?

2010年12月13日
赤阪村小景
「小さな絵本のような村」、これが村当局によるキャッチコピーである。恐らくゴーストのコピーライターは役場の若きスタッフでは、と想像しているのだがさて如何に。フレーズの如く何所を訪ねても、何処の小道を歩いても絵になる光景が広がっている。1号農園が界隈と言うこともあって、殆ど毎日の如くうろつき回っているのだが、飽きることがない。適当な道路サイドに車を止め、カメラ一台をお供に歩き出すのだが、散歩に適したロケーションが多くて選択に迷うほどだ。中でも一番のお気に入りは下赤坂城趾から金峰神社へと連なる小径である。耕作者の方がたまに通行される程度で、殆どは貸し切り状態、絶景の独り占めである。
お薦めの小径です。かって楠木軍が夜襲に利用した?

紅葉ではなく黄葉ですが、雑木林が一番華やぐ時でしょうね。

余計な解説を加えるより画像をご覧になっていただく方が早いだろう。百聞は一見に如かず、100枚の原稿用紙より1枚の画像である。この時期は紅葉の季節を過ぎ、黄色くなった雑木林が主体である。真っ赤な紅葉も見事だが、黄色く染まった雑木林の静かな雰囲気は何とも言い難い。黄昏時の我が身を見るようで、相身互いの心境がもたらす奇妙な親近感かも知れませんね。何度も訪ねる小径なのだが、毎回受ける印象が異なってくる。見える範囲は一緒なんだが、微かな気象条件の差或いは心身の状況や時間帯によって、醸し出す雰囲気が変化するのでしょうね。
赤阪ミカンは健在のようですね、店頭で見かける事は少ないですが。

耕して天に至る、河川はずっと下の谷底です。長い水路が必要ですね。

かって数百年の昔、下赤坂城の攻防戦で城を幕府軍に奪われた楠木軍が奪還に夜襲を賭けたのも、多分この道でしょう。太平記では、幕府軍の兵糧搬送隊に変装して城に侵入したとかの記述があったように思いますが、ゲリラ戦の得意な楠木軍らしき戦法ですね。今は棚田とミカン畑に変わっております。標高のある丘陵部なので、かなりの奥地から水路を引いて稲作をされてるのでしょう。例によって電気柵が張り巡らしてあります。ここらもシシ達の行動範囲のようで、人間様とシシ達との接近遭遇戦が現在の戦いでしょうか。槍や刀は不要ですが、ソーラー方式の電気エネルギーが新たな武器のようです。
寒椿でしょうか、藪陰にひっそりと。

地元の方はこの小径を軽トラで爆走されます、よくまあ脱輪しないことで。
お薦めの小径です。かって楠木軍が夜襲に利用した?

紅葉ではなく黄葉ですが、雑木林が一番華やぐ時でしょうね。

余計な解説を加えるより画像をご覧になっていただく方が早いだろう。百聞は一見に如かず、100枚の原稿用紙より1枚の画像である。この時期は紅葉の季節を過ぎ、黄色くなった雑木林が主体である。真っ赤な紅葉も見事だが、黄色く染まった雑木林の静かな雰囲気は何とも言い難い。黄昏時の我が身を見るようで、相身互いの心境がもたらす奇妙な親近感かも知れませんね。何度も訪ねる小径なのだが、毎回受ける印象が異なってくる。見える範囲は一緒なんだが、微かな気象条件の差或いは心身の状況や時間帯によって、醸し出す雰囲気が変化するのでしょうね。
赤阪ミカンは健在のようですね、店頭で見かける事は少ないですが。

耕して天に至る、河川はずっと下の谷底です。長い水路が必要ですね。

かって数百年の昔、下赤坂城の攻防戦で城を幕府軍に奪われた楠木軍が奪還に夜襲を賭けたのも、多分この道でしょう。太平記では、幕府軍の兵糧搬送隊に変装して城に侵入したとかの記述があったように思いますが、ゲリラ戦の得意な楠木軍らしき戦法ですね。今は棚田とミカン畑に変わっております。標高のある丘陵部なので、かなりの奥地から水路を引いて稲作をされてるのでしょう。例によって電気柵が張り巡らしてあります。ここらもシシ達の行動範囲のようで、人間様とシシ達との接近遭遇戦が現在の戦いでしょうか。槍や刀は不要ですが、ソーラー方式の電気エネルギーが新たな武器のようです。
寒椿でしょうか、藪陰にひっそりと。

地元の方はこの小径を軽トラで爆走されます、よくまあ脱輪しないことで。

2010年12月10日
日だまりの剪定作業
果樹園も休眠期にはいってひっそりと静まりかえっています。今年は異常気象もありまして、収穫の程はさっぱりでしたが、来年への期待を込めてやるべき事はやらねばなりません。休眠期の最大の業務は剪定作業、果樹木達が成長を止めお休み状態となってるこの季節が剪定の最適な時期なんです。最もウメ等は早くも花芽の出現があったりして、タイミングの判断が難しいですね。プロの果樹農家でもない我々が出来る事は限られており、適切な作業ではない可能性もあります。かろうじてわかるのは徒長枝の除去と全体に太陽光線が行き届くような配慮、この2点位でしょうか。果樹園全体への採光の工夫も必要ですね。この地は周囲が竹林と照葉樹の森、いわずと知れた太陽光線妨害樹林とでも申しましょうか。
初冬の果樹園風景です。まだ秋っぽい印象ですね。

シイタケほだ木用の原木を確保、一寸一休みですか。

果樹園は変形的な地形で、一等地は東南向きの斜面、残りが東向きと北西向きの斜面とで構成しています。東南向きの斜面には桃、ビワ、ナシ、レモン、ウメ、柚子、ブドウ、プラム、栗、ヤマモモ等々を植栽しています。東向きの斜面には各種の柑橘類とキウイやウメや栗など、北西向きの斜面ではカキや栗やカリンやサクランボなどが頑張っています。本数も多くて正直いいますと剪定作業が行き届いてないのが実情ですね。ウメは前回に結構剪定してますので、本日はカキやナシを主体にしましょうかな。そうそう病気で実を付けなくなったサクランボ2本を伐倒との話も出ております。チェーンソーが最も活躍する場面ですね。
伐倒斑も剪定班も順調に進行中の模様ですね。

病気のサクランボが倒されました。チップ用にいかがでしょうか。

冬場にはいりますと、例年の行事としてシイタケの植菌作業もあります。植菌は伐倒して1~2ヶ月寝かせた原木が必要で、必然的に本日の伐倒作業が要求されますね。収穫も皆の楽しみでしょうから、本日のミッションはかなり多めのようです。数名づつチームを組んで作業を分担することに。小生は参加されて日も浅いTy氏とペアで剪定作業班に、途中各チームの名(迷?)プレーも参観に案内しておきましょう。剪定は切り落とすのは簡単ですが、剪定枝の撤去作業があり結構めんどいものです。現場で焼却処分が出来れば楽なんですが、水気のない山中でのたき火は御法度でしょう。黙々と隅の集積場へと運びます。
伐倒された切り口を物珍しそうに覗きこむTy氏、街中では見られませんよね。

次の獲物を狙うハンター達、次回は木登りしての枝打ちとか。

収穫作業がお好みの方も多いようでして。

剪定斑、伐倒斑、収穫斑、竹林の間伐斑・・・・・・・各位が得意分野で熱中作業です。気心の知れた腕自慢の仲間達なので放置しておいても大丈夫、時間配分を考慮しながら程よく休息しながらミッションを片付けていきます。今日はリーダーのIk氏が豚汁の準備を、山中で暖かい豚汁を頂きながらの昼食は格別ですね。無論、恒例のコーヒーも準備されており、取れ立てのシイタケを炭火焼きで頂戴しながらワイワイガヤガヤ。中高年の井戸端会議みたいなものでしょうか。食後には、料理自慢のKさん手作りによるイモクッキーが配分されました。体力勝負でダイエットに励んでますのに、ウエストが危険ラインの85センチを突破しそうですね。
伐倒したサクランボには野鳥のマイホームがありました。子育て完了かな。

一度ご馳走したいですね。炭火焼きのシイタケ、美味しいですよ。

おじ様達の井戸端会議が始まったようです。作業の合間の骨休め?

初冬の果樹園風景です。まだ秋っぽい印象ですね。

シイタケほだ木用の原木を確保、一寸一休みですか。

果樹園は変形的な地形で、一等地は東南向きの斜面、残りが東向きと北西向きの斜面とで構成しています。東南向きの斜面には桃、ビワ、ナシ、レモン、ウメ、柚子、ブドウ、プラム、栗、ヤマモモ等々を植栽しています。東向きの斜面には各種の柑橘類とキウイやウメや栗など、北西向きの斜面ではカキや栗やカリンやサクランボなどが頑張っています。本数も多くて正直いいますと剪定作業が行き届いてないのが実情ですね。ウメは前回に結構剪定してますので、本日はカキやナシを主体にしましょうかな。そうそう病気で実を付けなくなったサクランボ2本を伐倒との話も出ております。チェーンソーが最も活躍する場面ですね。
伐倒斑も剪定班も順調に進行中の模様ですね。


病気のサクランボが倒されました。チップ用にいかがでしょうか。

冬場にはいりますと、例年の行事としてシイタケの植菌作業もあります。植菌は伐倒して1~2ヶ月寝かせた原木が必要で、必然的に本日の伐倒作業が要求されますね。収穫も皆の楽しみでしょうから、本日のミッションはかなり多めのようです。数名づつチームを組んで作業を分担することに。小生は参加されて日も浅いTy氏とペアで剪定作業班に、途中各チームの名(迷?)プレーも参観に案内しておきましょう。剪定は切り落とすのは簡単ですが、剪定枝の撤去作業があり結構めんどいものです。現場で焼却処分が出来れば楽なんですが、水気のない山中でのたき火は御法度でしょう。黙々と隅の集積場へと運びます。
伐倒された切り口を物珍しそうに覗きこむTy氏、街中では見られませんよね。

次の獲物を狙うハンター達、次回は木登りしての枝打ちとか。

収穫作業がお好みの方も多いようでして。

剪定斑、伐倒斑、収穫斑、竹林の間伐斑・・・・・・・各位が得意分野で熱中作業です。気心の知れた腕自慢の仲間達なので放置しておいても大丈夫、時間配分を考慮しながら程よく休息しながらミッションを片付けていきます。今日はリーダーのIk氏が豚汁の準備を、山中で暖かい豚汁を頂きながらの昼食は格別ですね。無論、恒例のコーヒーも準備されており、取れ立てのシイタケを炭火焼きで頂戴しながらワイワイガヤガヤ。中高年の井戸端会議みたいなものでしょうか。食後には、料理自慢のKさん手作りによるイモクッキーが配分されました。体力勝負でダイエットに励んでますのに、ウエストが危険ラインの85センチを突破しそうですね。
伐倒したサクランボには野鳥のマイホームがありました。子育て完了かな。

一度ご馳走したいですね。炭火焼きのシイタケ、美味しいですよ。

おじ様達の井戸端会議が始まったようです。作業の合間の骨休め?

2010年12月09日
トラクターは何処へ(3)
素人大工によります建築工事もだいぶ進捗して参りました。仲間達も志気があがり、腕の方も冴えてきてるようです。人間は恐ろしいもので、勢いに乗りますと不可能と思えるようなことでも何とか処理してしまうのですね、俗に言います火事場の何とやらでしょうか。外観も建物らしく成って参りました。目に付くような歪みも無さそうです。各位の得意能力が存分に発揮されたようで、人生経験はまさに無駄がない・・・・・・・つくづくそう実感しますね。工具の使用方法など、「いつの間に何所で覚えたの」と疑問詞が付くほどにうまく活用しています。おかげさまで専門業者に依頼することなく完成の良き日を迎えられそうです。
腕利きの職人集団が頑張っております。

建物らしき外観がチラホラ、こうなってきますと俄然張り切りますね。

箱を作り上げるのは比較的うまくいったのですが、苦戦しましたのは扉の取り付け工事。トラクターが鎮座されますので、防犯上の兼ね合いから頑丈な扉で尚かつ開閉がスムーズで広々・・・・・・難しい条件をクリアーしなければなりません。当然に既製品などあり得るはずもなく、独自のオリジナル品の作製とあいなります。合板を型紙にして鉄板を切り、角材で枠組みを作って、世界に一つだけの扉の完成です。次なる課題は如何にして現場にうまく取り付けるか。水平と垂直を数学的手法で確保したと記述しましたが、そこはそれ、やはりプロではありません。微かなゆがみは存在するようで、出来上がった現況に扉をマッチさせるしか方法論は無さそうです。微妙な小細工を繰り返しながら、何とか出来上がりました。
合板による型紙を使っての特性ドアの作成中です。

外壁工事も加工した鉄板を使って仕上げていきます。
箱が完成し扉も無事に仕上がりますと残されたのは内装工事のみ、こちらは雨の日でも作業は可能です。とりあえずトラクターを格納しようとの話になり、最もトラクターを愛用するU氏の運転で無事に格納できました。これで雨風に悩むことなく車庫の中で悠然と待機出来そうです。農道に直結した位置ですので、要請があれば直ちに出動可能。おかげさまで冬場の田圃の耕耘作業が捗りそうです。通常、田圃は10月~11月に稲刈りが完了しますと、春先の田植えのシーズンまで放置される事例が多いものです。本当はこの期間に何度か耕耘作業を行い、田圃の土中に空気を入れ込む事と土中の雑草の種を寒波にさらすことで防除するという大事な作業が必要です。これまでうまく実施出来なかったこうした作業が楽に取り組めそうで、来年は収穫増と取らぬ狸の何とやらに胸躍らせる日々ですね。さて物事はそううまく運びますかどうか。
鉄工所の親方は大先輩のU氏、どこでこんな技術を覚えた?

強度の確保には三角形を多用します。数学や物理の授業が今になって役立つとは。

数日間に及ぶ大工事、気をつけながら作業を進めてはいましたが、やはり支障は出たようです。現場はMs氏の耕作地、里芋やネギ類が植栽されています。点検してみますと、数本の里芋が折れてぶっ飛んでいました。知らぬまに農作物を踏みにじってしまったようです。Ms氏には謝罪のメールを届けましたが申し訳ないことです。それと若干日当たりが悪くなりますね。代替地の耕耘作業を実施してから提供したいのですが、里芋の収穫が完了しないと耕耘機がはいれぬようです。しばしのお待ちを願わねばならぬようですね。
どうにか完成の模様ですね、内装工事はボチボチと参りましょう。

鎮座された米チームの旗艦あおぞら号、大活躍が期待されます。

迷惑をかけてしまったMs氏の里芋、丸印あたりが吹っ飛んでいます。

腕利きの職人集団が頑張っております。

建物らしき外観がチラホラ、こうなってきますと俄然張り切りますね。

箱を作り上げるのは比較的うまくいったのですが、苦戦しましたのは扉の取り付け工事。トラクターが鎮座されますので、防犯上の兼ね合いから頑丈な扉で尚かつ開閉がスムーズで広々・・・・・・難しい条件をクリアーしなければなりません。当然に既製品などあり得るはずもなく、独自のオリジナル品の作製とあいなります。合板を型紙にして鉄板を切り、角材で枠組みを作って、世界に一つだけの扉の完成です。次なる課題は如何にして現場にうまく取り付けるか。水平と垂直を数学的手法で確保したと記述しましたが、そこはそれ、やはりプロではありません。微かなゆがみは存在するようで、出来上がった現況に扉をマッチさせるしか方法論は無さそうです。微妙な小細工を繰り返しながら、何とか出来上がりました。
合板による型紙を使っての特性ドアの作成中です。

外壁工事も加工した鉄板を使って仕上げていきます。

箱が完成し扉も無事に仕上がりますと残されたのは内装工事のみ、こちらは雨の日でも作業は可能です。とりあえずトラクターを格納しようとの話になり、最もトラクターを愛用するU氏の運転で無事に格納できました。これで雨風に悩むことなく車庫の中で悠然と待機出来そうです。農道に直結した位置ですので、要請があれば直ちに出動可能。おかげさまで冬場の田圃の耕耘作業が捗りそうです。通常、田圃は10月~11月に稲刈りが完了しますと、春先の田植えのシーズンまで放置される事例が多いものです。本当はこの期間に何度か耕耘作業を行い、田圃の土中に空気を入れ込む事と土中の雑草の種を寒波にさらすことで防除するという大事な作業が必要です。これまでうまく実施出来なかったこうした作業が楽に取り組めそうで、来年は収穫増と取らぬ狸の何とやらに胸躍らせる日々ですね。さて物事はそううまく運びますかどうか。
鉄工所の親方は大先輩のU氏、どこでこんな技術を覚えた?

強度の確保には三角形を多用します。数学や物理の授業が今になって役立つとは。

数日間に及ぶ大工事、気をつけながら作業を進めてはいましたが、やはり支障は出たようです。現場はMs氏の耕作地、里芋やネギ類が植栽されています。点検してみますと、数本の里芋が折れてぶっ飛んでいました。知らぬまに農作物を踏みにじってしまったようです。Ms氏には謝罪のメールを届けましたが申し訳ないことです。それと若干日当たりが悪くなりますね。代替地の耕耘作業を実施してから提供したいのですが、里芋の収穫が完了しないと耕耘機がはいれぬようです。しばしのお待ちを願わねばならぬようですね。
どうにか完成の模様ですね、内装工事はボチボチと参りましょう。

鎮座された米チームの旗艦あおぞら号、大活躍が期待されます。

迷惑をかけてしまったMs氏の里芋、丸印あたりが吹っ飛んでいます。

2010年12月08日
焼き芋屋の開業を
朝晩はめっきりと冷え込んできました。さすがに師走の季節、冬将軍の到来も間近のようです。農作業をやっていましても、何時の間にか肌寒さを感じ、気が付けば夕闇が迫っている・・・・・・こんな日々でしょうか。日中の暖かさがとても有り難く思えます。さてこうなって参りますと、暖かい物が欲しくなりますのが人間の本性、其処に付け込むのが商売の極意とか。我が仲間達にも目端の利くお方が少なくないようで、農作業から街のビジネスへと商売替えされる方もチラホラ。本日はイモ屋稼業を始められた有志を訪ねてみましょう。場所は某直売所、こう書きますと賢明な読者の方はお気づきかと思います。再三登場します「道の駅かなん」ですね。何せ仲間の衆は道の駅かなんの熱烈な応援団、何故にと思うほど入れ込んでいるようです。
店頭風景です。利益が出るような価格では無さそうですね。

いい色合いに焼き上がっていますね。品種はベニアズマです。

営業日は基本的に毎週の土日、諸般の事情でお休みすることもあるようですが、春先の3月頃までは継続するようです。イモは主としてベニアズマを使用、栽培した自家製も使用するようですが何せ分量が少ないものですから、仕入れての販売と成らざるを得ないようです。窯の準備もあって8時半の開店に間に合わせるには7時には着火が必要とか。当然その前の出勤となります。以降、夕方の5時頃まで立ちっぱなし、楽な稼業ではありません。それでも通いますのはお客様との対話が楽しみなようで、とりわけ小さなお客様が100円玉を握りしめてのご登場には思いっきり甘くなるようです。我が家の孫達の顔が思い浮かぶのでしょうね。
さっそくお客様が、やはりご婦人方が多いようですね。

ご夫婦円満の秘訣は焼き芋にあり?

1個いただいて試食してみました。熱々のイモが冷え込んだ体をほっこりと温めてくれます。ホクホク感の中にもしっとり感があって、何個でも食べれそうな雰囲気。栗(9里)より美味い13里半(4里超)とか表現されますが、事実のようですね。しばらく覗いてましたが客層はご婦人方が多いようです。買い物ついでにおやつに数個、そんな感じでしょうか。持ち帰っての一家団欒は、家庭円満の秘訣かも知れませんね。お近くにご来訪の折には是非ご賞味下さい。
頂戴しました試食用の焼き芋、見事な色合いですね。
手作り窯の内部です。熱源にはプロパンガスを利用しています。

「い~し~やき~いも」今日も彼の伸びやかな歌声が店内に響き渡っています。立ちっぱなしの稼業も苦にならないようで、細身の体のどこにそんなエネルギーがと不思議に思えるほど。地域社会との関わりの中で、己の役割と働きを実感できるのが最大の要因かも知れませんね。彼にとっては認知症や生活習慣病といった世間様の風潮は全くのご無沙汰のようで、医療費削減(国保会計)の秘訣はこんな所に潜んでいるようですね。
彼の伸びやかな歌声が店内に響き、釣られてお立ち寄りの方々が。、

お好きなのでしょうか、店頭脇にはシクラメンの香りが。

店頭風景です。利益が出るような価格では無さそうですね。

いい色合いに焼き上がっていますね。品種はベニアズマです。

営業日は基本的に毎週の土日、諸般の事情でお休みすることもあるようですが、春先の3月頃までは継続するようです。イモは主としてベニアズマを使用、栽培した自家製も使用するようですが何せ分量が少ないものですから、仕入れての販売と成らざるを得ないようです。窯の準備もあって8時半の開店に間に合わせるには7時には着火が必要とか。当然その前の出勤となります。以降、夕方の5時頃まで立ちっぱなし、楽な稼業ではありません。それでも通いますのはお客様との対話が楽しみなようで、とりわけ小さなお客様が100円玉を握りしめてのご登場には思いっきり甘くなるようです。我が家の孫達の顔が思い浮かぶのでしょうね。
さっそくお客様が、やはりご婦人方が多いようですね。

ご夫婦円満の秘訣は焼き芋にあり?

1個いただいて試食してみました。熱々のイモが冷え込んだ体をほっこりと温めてくれます。ホクホク感の中にもしっとり感があって、何個でも食べれそうな雰囲気。栗(9里)より美味い13里半(4里超)とか表現されますが、事実のようですね。しばらく覗いてましたが客層はご婦人方が多いようです。買い物ついでにおやつに数個、そんな感じでしょうか。持ち帰っての一家団欒は、家庭円満の秘訣かも知れませんね。お近くにご来訪の折には是非ご賞味下さい。
頂戴しました試食用の焼き芋、見事な色合いですね。

手作り窯の内部です。熱源にはプロパンガスを利用しています。

「い~し~やき~いも」今日も彼の伸びやかな歌声が店内に響き渡っています。立ちっぱなしの稼業も苦にならないようで、細身の体のどこにそんなエネルギーがと不思議に思えるほど。地域社会との関わりの中で、己の役割と働きを実感できるのが最大の要因かも知れませんね。彼にとっては認知症や生活習慣病といった世間様の風潮は全くのご無沙汰のようで、医療費削減(国保会計)の秘訣はこんな所に潜んでいるようですね。
彼の伸びやかな歌声が店内に響き、釣られてお立ち寄りの方々が。、

お好きなのでしょうか、店頭脇にはシクラメンの香りが。

2010年12月07日
桜とリスの森へ
誰が名付けたか人呼んで桜とリスの森、葛城連峰に連なる支稜の一角を切り開いて作られた新興住宅地の法面である。広大な面積が手つかずで残されており、この斜面を桜とクヌギやコナラで埋めつくし、リス達を始めとする小動物や野鳥が遊び回る広葉樹の森へ・・・・・・・・見果てぬ夢を追いかけるロマンチスト達が毎年の如く集まってくる。老若男女、生活も思想信条も異なった人々が同じ夢に向かって作業を継続するのは、なかなかにいいもので、強い西風も苦にならない。幸いにしていいお天気、小春日和的な青空の下で作業を開始、本日のミッションはエドヒガンを50本、ヤマザクラを35本、合計85本の桜の植樹である。
葛城連峰から少々遅めの朝日が、作業への祝福でしょうか。
朝のミーティング開始です、作業予定と現場の解説が。

苗木は結構大きく、樹高3メートルは優にある。根回りと幹を少々切り込み、こじんまりとした樹形にして植栽することに。春先、根が活着して成長を始めるときに水分や栄養分の吸収力と樹形とのバランスを確保するためだ。現場は石が多くて植栽用の穴掘りに苦戦する。根回りの倍くらいの大きさが必要で、唐鍬とスコップを使って穴掘りするが子ども達には少々辛いようだ。時間をかけて少しづつ植え込まれていくも参加者が多い故か短時間でエドヒガンは片付いた。「4本も植えたよ」と喜ぶ子どもに、思わず笑みが浮かぶ引率の爺様も、何だか感慨深げのご様子。
苗木の説明もそこそこに作業開始の方も。早く植え込みたいのでしょうね。

現場周辺にはいわゆる里山風景が広がっております。

親と子或いは孫達と祖父母の一団、仲良く作業される姿は見ていて微笑ましいもので、世代間の断絶やコミュニティの崩壊など何所の世界の話だろう・・・・・・そんな思いすら浮かんできますね。ヤマザクラは場所替えのようで、東部の法面へと移動。ここはクヌギとコナラが大量に植え込まれており、その合間にヤマザクラを植栽する予定です。数十年後に立派な森と成ったとき、遠望すれは広葉樹の樹林の中にヤマザクラが其処彼処と咲き誇っている、そんな情景を予想しております。アニメの日本昔ばなしで描かれている山里の風景を連想していただければ近いかと思えます。
エドヒガンの植樹風景です、皆さん苗木の取り合いのようで。

父親の威厳発揮中?、子どもの親を見る目も変わって来ますでしょうね。

こちらでは一家総出で奮闘中のご様子、頑張って。

葛城連峰にはリス達も多く、小生も金剛山で何度か対面したことがあります。連峰からの渓流沿いにクルミ等を植栽してシルクロードならぬクルミロードを開設し、この法面までリス達を引っ張りこもうとは某女史の発案、食い物に釣られてノコノコお出ましになることを期待しましょう。広葉樹の森は食料豊富、彼等にとっても快適な住環境と成ってくれましょう。リスのみならずアライグマやハクビシンなどもご登場あそばすかも。ウリ坊も良しとしましょうか、成獣となったシシ達にはちとご遠慮願いたいのですが。
おやおや植樹記念にネームプレートの取り付けかな。草刈りにもお出ましを。

まだまだ植え込みたいのに苗木が無くなった、残念無念との声が。

葛城連峰から少々遅めの朝日が、作業への祝福でしょうか。

朝のミーティング開始です、作業予定と現場の解説が。

苗木は結構大きく、樹高3メートルは優にある。根回りと幹を少々切り込み、こじんまりとした樹形にして植栽することに。春先、根が活着して成長を始めるときに水分や栄養分の吸収力と樹形とのバランスを確保するためだ。現場は石が多くて植栽用の穴掘りに苦戦する。根回りの倍くらいの大きさが必要で、唐鍬とスコップを使って穴掘りするが子ども達には少々辛いようだ。時間をかけて少しづつ植え込まれていくも参加者が多い故か短時間でエドヒガンは片付いた。「4本も植えたよ」と喜ぶ子どもに、思わず笑みが浮かぶ引率の爺様も、何だか感慨深げのご様子。
苗木の説明もそこそこに作業開始の方も。早く植え込みたいのでしょうね。


現場周辺にはいわゆる里山風景が広がっております。

親と子或いは孫達と祖父母の一団、仲良く作業される姿は見ていて微笑ましいもので、世代間の断絶やコミュニティの崩壊など何所の世界の話だろう・・・・・・そんな思いすら浮かんできますね。ヤマザクラは場所替えのようで、東部の法面へと移動。ここはクヌギとコナラが大量に植え込まれており、その合間にヤマザクラを植栽する予定です。数十年後に立派な森と成ったとき、遠望すれは広葉樹の樹林の中にヤマザクラが其処彼処と咲き誇っている、そんな情景を予想しております。アニメの日本昔ばなしで描かれている山里の風景を連想していただければ近いかと思えます。
エドヒガンの植樹風景です、皆さん苗木の取り合いのようで。

父親の威厳発揮中?、子どもの親を見る目も変わって来ますでしょうね。

こちらでは一家総出で奮闘中のご様子、頑張って。

葛城連峰にはリス達も多く、小生も金剛山で何度か対面したことがあります。連峰からの渓流沿いにクルミ等を植栽してシルクロードならぬクルミロードを開設し、この法面までリス達を引っ張りこもうとは某女史の発案、食い物に釣られてノコノコお出ましになることを期待しましょう。広葉樹の森は食料豊富、彼等にとっても快適な住環境と成ってくれましょう。リスのみならずアライグマやハクビシンなどもご登場あそばすかも。ウリ坊も良しとしましょうか、成獣となったシシ達にはちとご遠慮願いたいのですが。
おやおや植樹記念にネームプレートの取り付けかな。草刈りにもお出ましを。

まだまだ植え込みたいのに苗木が無くなった、残念無念との声が。

2010年12月06日
襲撃予想はあるけれど
先生(師匠)も走る月とか言われる師走の季節となりました。春は長雨、夏は猛暑、さて冬場は暖冬かと思いきや酷寒の予想とか。どうした気象条件なのかよくわかりませんが、異常であることは事実のようです。農閑期にはいって農作業は一段楽したものの、のんびりと冬眠とも参りません。ましてや酷寒の予想であれば、冬越しするソラマメやエンドウ或いはニンニクやタマネギなどの手当も必要でしょう。さてどうしたものかと思案すれど、生来のズボラ稼業の身、簡単には行動が伴わないようです。そう言いながら谷間の農園に出向くと、シシ達の襲撃以来の放置状態、収穫出来るような作物もなく、緑少なき農園はどことなくうらぶれた状況で場末の趣ですね。コレでは百姓失格ですね。
しばらく放置していた谷間の農園、どことなくうらぶれた表情ですね。

早速気を取り直しまして、とりあえず耕耘作業をとミニ耕耘機を引っ張り出しました。耕作を続けている畑地なので耕土は柔らかく、大きなパワーの大型耕耘機は必要ありません。又、山の段々畑が続く傾斜地では利用も不可能に近いですね。抱えて運べるミニ耕耘機が最適かと思えます。但し、最初の開削はスコップと長柄の鍬が必要ですから、どうしても体力勝負となりがちですが。年数を経たマシーンながらすこぶる快調、パワーの少なさは如何ともし難いですが、10センチ~15センチ程度の耕耘作業は楽に可能ですね。本田宗一郎氏開発の4サイクルエンジンには脱帽します。
耕耘作業を行ったら、早速夜間の訪問者の足跡が。

耕耘機が不要な程の掘り返しですね、多分シシ達の仕業でしょう。

数日がかりで耕耘作業を片付けましたが、やはりシシ達は日夜来訪のようです。耕耘した畑にはくっきりと足跡が残っていました。夜間に来訪し食べ物を捜しているようですが、何も無いので苛立っているのでしょう。耕耘機が不必要なほど綺麗に耕してくれた畑もありました。耕耘作業のみで作物に手出ししないのであれば仲良く共存可能なんですが、優勝劣敗の原則は強烈で、一夜にして丸裸となりがちですね。数ヶ月かけて栽培した農産物が一晩で無くなる歯がゆさ、体験為されないと実感できないかと思います。生物多様性を守れ、自然との共生・・・・・・・そういったかけ声が何とも空しく響き渡りますね。
とりあえず棚田の上部から耕耘作業を進めてはおります。

中段位までは作業が進捗、これで訪問者がなければ万々歳ですが。

さて小生の谷間の農園、耕耘作業を行って耕作準備にはいったものの、植え付けていいものか悩んでおります。シシ達の襲撃は不可避、農園全体を電気柵かネットで覆えばある程度防御は可能かと思います。但しかなりの面積、半端な工事ではありません。しかもシシ達は防御出来たと仮定しても、敵はシシのみにあらず。アライグマやハクビシンといった小動物も存在します。彼等は電気柵やネットを突破するのは容易なようで、まさに打つ手無し。共同農園でもすぐ近くまでシシ達の登場があるようで、師匠は目撃されたとか。中山間地の農業は危機的な状況ですね。
最後の高揚でしょうか、紅葉の輝きも一段と冴え渡ります。

近くの雑木林も晩秋から初冬へと変わりつつあります。来秋までの見納めでしょう。

◇◇◇◇◇◇◇◇ おことわり ◇◇◇◇◇◇◇◇
誠に有り難い事に、読者の方から「アクセスして更新がなければつまらない」とか「記事内容と登載日に若干の時差が」といったご叱声をいただいております。諸事情ありまして、原則として火木土の登載想定で再スタートを切りましたが、大阪南東部のローカルなニュースをお待ちの方が意外と多いようです。毎日登載が望ましいのでしょうが物理的要因もありますので、月~金の登載、土日の休載という想定で再再スタートとさせて頂きます。途中の息切れもあるかと思いますが、可能な限りは継続したいと願っています。今後ともよろしくお願いします。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
しばらく放置していた谷間の農園、どことなくうらぶれた表情ですね。

早速気を取り直しまして、とりあえず耕耘作業をとミニ耕耘機を引っ張り出しました。耕作を続けている畑地なので耕土は柔らかく、大きなパワーの大型耕耘機は必要ありません。又、山の段々畑が続く傾斜地では利用も不可能に近いですね。抱えて運べるミニ耕耘機が最適かと思えます。但し、最初の開削はスコップと長柄の鍬が必要ですから、どうしても体力勝負となりがちですが。年数を経たマシーンながらすこぶる快調、パワーの少なさは如何ともし難いですが、10センチ~15センチ程度の耕耘作業は楽に可能ですね。本田宗一郎氏開発の4サイクルエンジンには脱帽します。
耕耘作業を行ったら、早速夜間の訪問者の足跡が。

耕耘機が不要な程の掘り返しですね、多分シシ達の仕業でしょう。

数日がかりで耕耘作業を片付けましたが、やはりシシ達は日夜来訪のようです。耕耘した畑にはくっきりと足跡が残っていました。夜間に来訪し食べ物を捜しているようですが、何も無いので苛立っているのでしょう。耕耘機が不必要なほど綺麗に耕してくれた畑もありました。耕耘作業のみで作物に手出ししないのであれば仲良く共存可能なんですが、優勝劣敗の原則は強烈で、一夜にして丸裸となりがちですね。数ヶ月かけて栽培した農産物が一晩で無くなる歯がゆさ、体験為されないと実感できないかと思います。生物多様性を守れ、自然との共生・・・・・・・そういったかけ声が何とも空しく響き渡りますね。
とりあえず棚田の上部から耕耘作業を進めてはおります。

中段位までは作業が進捗、これで訪問者がなければ万々歳ですが。

さて小生の谷間の農園、耕耘作業を行って耕作準備にはいったものの、植え付けていいものか悩んでおります。シシ達の襲撃は不可避、農園全体を電気柵かネットで覆えばある程度防御は可能かと思います。但しかなりの面積、半端な工事ではありません。しかもシシ達は防御出来たと仮定しても、敵はシシのみにあらず。アライグマやハクビシンといった小動物も存在します。彼等は電気柵やネットを突破するのは容易なようで、まさに打つ手無し。共同農園でもすぐ近くまでシシ達の登場があるようで、師匠は目撃されたとか。中山間地の農業は危機的な状況ですね。
最後の高揚でしょうか、紅葉の輝きも一段と冴え渡ります。

近くの雑木林も晩秋から初冬へと変わりつつあります。来秋までの見納めでしょう。

◇◇◇◇◇◇◇◇ おことわり ◇◇◇◇◇◇◇◇
誠に有り難い事に、読者の方から「アクセスして更新がなければつまらない」とか「記事内容と登載日に若干の時差が」といったご叱声をいただいております。諸事情ありまして、原則として火木土の登載想定で再スタートを切りましたが、大阪南東部のローカルなニュースをお待ちの方が意外と多いようです。毎日登載が望ましいのでしょうが物理的要因もありますので、月~金の登載、土日の休載という想定で再再スタートとさせて頂きます。途中の息切れもあるかと思いますが、可能な限りは継続したいと願っています。今後ともよろしくお願いします。
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2010年12月04日
トラクターは何処へ(2)
建築工事も佳境にはいってきます。どうにか柱も立ち上がり、建物らしき外観が出て参りますと、具体性が高くなるだけに志気もあがり作業のスピードも加速されるようですね。要領が掴めて来るからでしょうか。柱の次は棟木そして垂木と進捗します。頭領の采配は素晴らしく、狂い無き手順が余分な作業をそぎ落としていきます。まさに組織はリーダー次第、混迷が続く管さんには手遅れかも知れませんが見習って欲しいものですね。ここでも水平と垂直の捕捉が肝要です。建物建築はまさに数学(算数?)の世界、我々の構築物では三角関数までは不要ですが、レベルとスケールを使っての数値の応用です。
どうやら建物らしき外観が見えてきましたね。

最初の難事は水平と垂直の確保です。ここでミスれば歪んだ建物が。

材料は当然の如く過不足有り、工夫して使用します。何せ頂き物ですから。

垂木の購入から取り付けが済みますと、いよいよ屋根材の貼り合わせ。亜鉛メッキ鋼板を大量に頂いてますので。色合いを考えながら貼り合わせて行きます。つなぎ目を重ねトタン釘で打ち込んで固定するのですが、気をつけないと徐々に歪んでくる傾向があります。端まで重ね併せたら両端で数センチもずれていた・・・・・・こんな現象に戸惑うことに成りかねません。最初の1枚目が特に肝心で、ここで手を抜きますと確実にずれ込みます。やはり想像力と数値の把握はモロに要求されますね。ニヤニヤ笑いながら師匠もご登場です。この方、何事も自分で為さるお方で、農機具の修理は当然に自宅の農具小屋も自作のようです。我々の工事も興味津々なようで、農作業を中断しての飛び入り参加、もちろん大歓迎です。
師匠のご登場です。自給自足が根本理念の方、小屋の建築など朝飯前?

屋根材の貼り合わせが始まりました。頭領の腕が冴え渡ります。

本日の工事は屋根材の貼り合わせと壁の一部を張る事で時間切れとなりました。山里の夕暮れは早く、冷え込みも厳しくなってきます。作業着の上にジャンバーを羽織っているのですが、体の芯が冷たくなってきます。下着はユニクロのヒートテックなんですが、ウールの保温力が欲しいところですね。収穫に来訪されていたIk氏ご夫妻も帰宅された模様、そう言えば役場のサイレンが鳴り響いていますね。よい子は早く自宅に帰りなさい・・・・・の合図のようでもあります。
屋根材の張りも順調に進行中、強度が高く歩き回っても大丈夫です。

片流れ屋根の完成のようです。これで雨の日も内装作業が可能ですね。

毎度の事ながらコーヒータイムの為に農園に集結かな?

どうやら建物らしき外観が見えてきましたね。

最初の難事は水平と垂直の確保です。ここでミスれば歪んだ建物が。

材料は当然の如く過不足有り、工夫して使用します。何せ頂き物ですから。

垂木の購入から取り付けが済みますと、いよいよ屋根材の貼り合わせ。亜鉛メッキ鋼板を大量に頂いてますので。色合いを考えながら貼り合わせて行きます。つなぎ目を重ねトタン釘で打ち込んで固定するのですが、気をつけないと徐々に歪んでくる傾向があります。端まで重ね併せたら両端で数センチもずれていた・・・・・・こんな現象に戸惑うことに成りかねません。最初の1枚目が特に肝心で、ここで手を抜きますと確実にずれ込みます。やはり想像力と数値の把握はモロに要求されますね。ニヤニヤ笑いながら師匠もご登場です。この方、何事も自分で為さるお方で、農機具の修理は当然に自宅の農具小屋も自作のようです。我々の工事も興味津々なようで、農作業を中断しての飛び入り参加、もちろん大歓迎です。
師匠のご登場です。自給自足が根本理念の方、小屋の建築など朝飯前?

屋根材の貼り合わせが始まりました。頭領の腕が冴え渡ります。

本日の工事は屋根材の貼り合わせと壁の一部を張る事で時間切れとなりました。山里の夕暮れは早く、冷え込みも厳しくなってきます。作業着の上にジャンバーを羽織っているのですが、体の芯が冷たくなってきます。下着はユニクロのヒートテックなんですが、ウールの保温力が欲しいところですね。収穫に来訪されていたIk氏ご夫妻も帰宅された模様、そう言えば役場のサイレンが鳴り響いていますね。よい子は早く自宅に帰りなさい・・・・・の合図のようでもあります。
屋根材の張りも順調に進行中、強度が高く歩き回っても大丈夫です。

片流れ屋根の完成のようです。これで雨の日も内装作業が可能ですね。

毎度の事ながらコーヒータイムの為に農園に集結かな?

2010年12月02日
惻隠の情
当地に寓居を定めて20有余年、すっかり地域にも溶け込んできたかと思えるが、今も尚感心するのが人々の優しさ。それも表だって現れるのではなく、ごくさりげなく。誰も気づかぬような場所で遭遇すると、思わずほっこりと身も心も暖かくなってきます。山里に暮らす人々が生活の厳しさの中から自然と身につけたものなのか、生来の本性なのか、その来歴はよくわかりませんが、風土と暮らしの中で何時しか備えられた特性のようでもあります。晩秋ともなりますと冷え込みが激しく、山の小鳥たちも食べるものに不自由するようで、庭先にまで進出して参ります。其処彼処に柿の木が植え込まれていますが、大半の樹に実がついたまま。どうやら全部を収穫しないのが地域の習わしのようです。
これは野生種の渋柿ですが、こんな光景が其処彼処に。

此処にも力関係があるようで、弱肉強食は世の習いのようでもあります。ただ人間界と違って極限まで行き着く事は少なく、追い払って満腹すれば退散するようで、その後追われた立場の者がゆっくりとついばんでおります。生活の叡智のようでもありますね。ひょっとしたら人間よりも優れた共生能力を持ってるのかも知れません。一族の栄華の為に大砲をぶっ放して殺戮を繰り返すような、どこかの将軍様とは雲泥の相違のようです。小生も見習って少々の柿の実を残しております。ヒヨドリありメジロ有り、雀にムクドリに時にはテンまで出没しております。テンが柿の実を食べるとは存じませんでしたが、器用に登って囓っておりますね。残念ながらカメラは間に合いませんでしたが。雑食性で鳥類も食するようですから、来訪の小鳥達を狙ったのかな。
暴れん坊のムクドリが立ち去ると早速にメジロの来訪が。

メジロが立ち去るとスズメの出番のようですね。

散歩が好きなもので、界隈を歩き回る事(誰ですか、「徘徊」などと陰口言ってるのは)が多いのですが、道路際にさりげなく花々が咲き誇っておる場面にしばしば遭遇します。ガードレールを越えた僅かな隙間に、1本、2本・・・・。状況から見て野草ではなく何方かが植え込まれた栽培花のようです。恐らく道行く旅人のために、「お疲れ様。今日も元気で旅路を続けて下さいね」、そんなメッセージが込められているのではなかろうか。民家から遠く離れた場所での遭遇だけに、人々の床しさと優しさに胸が熱くなってきます。山里で暮らす農林業の人々、決して豊とも思えぬ暮らしぶりながら、その胸中には広大な思いと優しさとが充満してるようでもあります。「人間って何だろう」、ついそんな感慨に捕らわれてしまいますね。
コウテイダリアのようですね。道路際の僅かなスペースに植え込まれて
おります。旅人への愛のメッセージなんでしょうか。

おやおやこちらにも。今が最盛期のようですね。
晩秋から初冬へと季節は変わります。寒さと冷え込みは激しくなりますが、人の思いと情けは暖かく、暗夜に一灯を掲げながら歩き続ける勇気を与えてくれるようです。
錦秋が山から里へと降りてきました。当地の小道の周辺は今が盛りと
真っ赤や真っ黄となった雑木林が見頃です。
こんな光景に包まれながら散歩できる幸福にただ感謝。

土手の傾斜地にも赤い絨毯が広がっています。
これは野生種の渋柿ですが、こんな光景が其処彼処に。

此処にも力関係があるようで、弱肉強食は世の習いのようでもあります。ただ人間界と違って極限まで行き着く事は少なく、追い払って満腹すれば退散するようで、その後追われた立場の者がゆっくりとついばんでおります。生活の叡智のようでもありますね。ひょっとしたら人間よりも優れた共生能力を持ってるのかも知れません。一族の栄華の為に大砲をぶっ放して殺戮を繰り返すような、どこかの将軍様とは雲泥の相違のようです。小生も見習って少々の柿の実を残しております。ヒヨドリありメジロ有り、雀にムクドリに時にはテンまで出没しております。テンが柿の実を食べるとは存じませんでしたが、器用に登って囓っておりますね。残念ながらカメラは間に合いませんでしたが。雑食性で鳥類も食するようですから、来訪の小鳥達を狙ったのかな。
暴れん坊のムクドリが立ち去ると早速にメジロの来訪が。

メジロが立ち去るとスズメの出番のようですね。

散歩が好きなもので、界隈を歩き回る事(誰ですか、「徘徊」などと陰口言ってるのは)が多いのですが、道路際にさりげなく花々が咲き誇っておる場面にしばしば遭遇します。ガードレールを越えた僅かな隙間に、1本、2本・・・・。状況から見て野草ではなく何方かが植え込まれた栽培花のようです。恐らく道行く旅人のために、「お疲れ様。今日も元気で旅路を続けて下さいね」、そんなメッセージが込められているのではなかろうか。民家から遠く離れた場所での遭遇だけに、人々の床しさと優しさに胸が熱くなってきます。山里で暮らす農林業の人々、決して豊とも思えぬ暮らしぶりながら、その胸中には広大な思いと優しさとが充満してるようでもあります。「人間って何だろう」、ついそんな感慨に捕らわれてしまいますね。
コウテイダリアのようですね。道路際の僅かなスペースに植え込まれて
おります。旅人への愛のメッセージなんでしょうか。

おやおやこちらにも。今が最盛期のようですね。

晩秋から初冬へと季節は変わります。寒さと冷え込みは激しくなりますが、人の思いと情けは暖かく、暗夜に一灯を掲げながら歩き続ける勇気を与えてくれるようです。
錦秋が山から里へと降りてきました。当地の小道の周辺は今が盛りと
真っ赤や真っ黄となった雑木林が見頃です。

こんな光景に包まれながら散歩できる幸福にただ感謝。

土手の傾斜地にも赤い絨毯が広がっています。
