2008年05月04日
西瓜の定植
たまにはでっかい西瓜を作ってよ、とは家人からの要請イヤ脅迫にも近いかな。西瓜は何せ広い場所が必要だ。ツルが四方八方に伸びるからね。まだしもカボチャの場合は棚栽培という逃げ道もあるのだが。そんなこんなで植えてなかったのだが、今年は観念した。無理矢理に工面してスペースを空けることに。
イソイソと出かけるのはいつものお店。GW前後は苗類のてんこ盛りだ。
選んだのは鳥取産の大栄赤大玉という品種。継ぎ苗なので少々高い。同じツル性なので西瓜とメロンウリと4本づつ仕入れる。マイ農園の空きスペースから考えるとこれが限界本数なのだ。
さっそく棚田の空きスペースを整地して西瓜とメロンのベッドを作る。西向きなので朝日は当たりにくいが、障害物はないので日当たり満点。この面では適地かも。西瓜類は幼苗期に虫がつきやすいので、ナイロンキャップをセットする。少々穴を開けておくのがキャップのコツかな。水やりとか空気の流入とかで密閉すると弊害が多いのだ。
さてここで問題になるのが、畑の天敵カラスへの対策である。マイ農園のすぐ近くには彼らのねぐらが存在する。カラスはとても賢い野鳥でどうかすると人間よりも的確に収穫期を見抜いている。数年前、トウモロコシの収穫直前にカラス軍団に襲われ全滅した苦い経験がある。ましてや西瓜や瓜などは彼らの大好物だ。ネットを張る予定だが、防御できるか少々不安な一面も。知恵比べは当分続きそうだ。
これが彼らのねぐら。フジの花によく似た光景で見た目はいいのだが。
もう一つ気になるのがキジの存在である。マイ農園はキジのデート場所となっており、カップルのキジがよく遊びにやってくる。ネットも彼らには役に立たないようだ。通常市販の薄い防鳥ネットでは、キジが歩き回ると破れてしまう可能性が高いのだ。さてどうしたものか。