2008年05月17日
エンドウ撤去す
仏教の世界観に「生者必滅会者定離」という理がある。命あるものは必ず滅び、出会った者は別れていく定めを背負っている・・・・・・・との考え方を示す。野菜類を育てていると、身にしみてこの考え方が理解できる。野菜類の命はおおむね4ヶ月~6ヶ月程度である。昨日まで青々として実りをもたらしていたものが今日は枯れ果てている、そんな光景を毎年のように体感している。エンドウもそうだった。ご近所の奥様方にもさしあげたが、既に葉や茎は茶色に変わり、新たな実を着けることはなくなった。まさに諸行無常か。
花は全てなくなり、実もまばらとなった。茎や葉は変色している。
どうやら寿命を迎えたようだ。残念だが撤去作業にはいる。一つの命が終わり、又、新たな命が始まるのだ。エンドウを撤去し、残地を整理してキューリとゴーヤを植え付けようと思う。時期的には丁度いい案配だ。
エンドウが撤去されるとモグラの穴が見つかった。多分地下には迷路のようなモグラ道路が張り巡らされているのだろう。モグラの道があるのは、ミミズが多い証拠で、土壌としてはいいのだが作物が枯れやすい。頭に来たKさんなどは罠を仕掛けておられるが、寡聞にしてかかった話を聞いたことがない。
モグラの出入り口。地下には道路
公団並の高速網が。
Uさんの秘密兵器。実績のないま
ま、朽ち果てていくようだ。
クワで荒起こしを行い、有機石灰をまく。畑は雨風で酸性土壌になりやすいので、石灰で中和してあげるのだ。一般的に、オオバコやスギナなどが多い土地は酸性度が高いようだ。
撤去したエンドウの残骸は畑の一角に積み上げておく。数日間、乾燥させたあと焼却するのだ。野焼きは原則ダメなのだが、このくらいの分量は大目に見て貰おう。そして焼却したあとの灰はまた畑に返してあげよう。カリ肥料として野菜類の生長を助けてくれるのだ。命は循環している。まさに輪廻転生の世界だろうか。
花は全てなくなり、実もまばらとなった。茎や葉は変色している。

どうやら寿命を迎えたようだ。残念だが撤去作業にはいる。一つの命が終わり、又、新たな命が始まるのだ。エンドウを撤去し、残地を整理してキューリとゴーヤを植え付けようと思う。時期的には丁度いい案配だ。


エンドウが撤去されるとモグラの穴が見つかった。多分地下には迷路のようなモグラ道路が張り巡らされているのだろう。モグラの道があるのは、ミミズが多い証拠で、土壌としてはいいのだが作物が枯れやすい。頭に来たKさんなどは罠を仕掛けておられるが、寡聞にしてかかった話を聞いたことがない。

モグラの出入り口。地下には道路
公団並の高速網が。

Uさんの秘密兵器。実績のないま
ま、朽ち果てていくようだ。
クワで荒起こしを行い、有機石灰をまく。畑は雨風で酸性土壌になりやすいので、石灰で中和してあげるのだ。一般的に、オオバコやスギナなどが多い土地は酸性度が高いようだ。

撤去したエンドウの残骸は畑の一角に積み上げておく。数日間、乾燥させたあと焼却するのだ。野焼きは原則ダメなのだが、このくらいの分量は大目に見て貰おう。そして焼却したあとの灰はまた畑に返してあげよう。カリ肥料として野菜類の生長を助けてくれるのだ。命は循環している。まさに輪廻転生の世界だろうか。

Posted by とんび at 05:33│Comments(0)
│畑の作業
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