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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年06月02日

ニンニク畑の大掃除

まもなく梅雨入りとなる。この時期がニンニクの収穫期。さぞや立派なニンニクが・・・・・・と期待するもあまり大きな実ははいっていない。大・中・小と様々だ。商品栽培であれば商売あがったりだろうな。ニンニクは青森県の田子町(たっこ)がつとに有名だが、土壌が合っているのだろうか。全国生産の7割位が青森産のようだ。輸入品ではやはりダントツが中国産だろう。近くのスーパーを覗いてみるが、価格面では圧倒的な格差が存在する。国産は1個300円位、中国産は数分の一から十分の一位だ。

        ニンニクを撤去し、耕耘作業を行う。次の出番が待っているのだ。
ニンニク畑の大掃除

青森産のニンニクを眺めるが、実に立派だ。さすがにプロ農家が作るだけのことはある。1個300円としても、それだけの値打ちがありそうだ。もっとも家人に言わせると高すぎるとの事だが。師匠のNさんの話によれば、ニンニクは肥料食いとのこと。充分すぎる位の肥料を与えないと立派な大きな球とはならないそうだ。小生の場合、肥料は有機質中心で量的には少ない方だろう。こうした農法がニンニクやトウモロコシ等には裏目に出る。世間的には有機農法は善的な見方があるが、有機肥料も量を誤ると地下水を汚染してしまう可能性がある。どうしても控えめにならざるを得ないのだ。 

          共同農園のニンニク畑ではビニール袋二杯分もあった。
ニンニク畑の大掃除
                     広げてみるとこんな感じ。ニンニク畑の大掃除

昨秋に鱗片を植えつけて八ヶ月あまり、結構時間がかかる作物だ。もっとも消毒やネット栽培などの特別な手当は必要がない。あまり手がかからない作物かもしれない。後は師匠の話のように、肥料の適正な配分をどうクリアーするかが課題だろう。目標は田子町産のニンニク。そのレベルに至るにはまだまだ解決すべき問題点が多そうだ。下記画像が小生の作品、みごとに大・中・小と分かれている。

ニンニク畑の大掃除

ニンニクには滋養強壮の働きがあると聞く。夏場など体調不良になりやすい時期には必需品かもしれない。ただ多くの人が指摘するように臭いの問題があり、集団生活の場ではチト辛いかもしれないな。ニンニクの働きはそのままで、臭いだけ消去した新品種を開発できれば特許ものかな。もっとも臭いがあるからいいのだ、というへそ曲がりの御仁もいらっしゃるかも。



青森産のニンニクは純白でとても綺麗だ。小生のニンニクは乾燥させると白っぽくにはなるが、とても青森産のようにはいかない。品種の違いだろうか。それとも別の要因があるのだろうか。野菜に過ぎないニンニクが、まるで芸術作品かのような雰囲気を漂わせている。農夫は実は芸術家なんだろうか。



 



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Posted by とんび at 05:28│Comments(0)畑の作業
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