2008年06月05日
梅雨の晴れ間に
梅雨に入ったかと思うと、晴れ間になるとのこと。予報ではせいぜい一日、それも午後からは雲が出るとの見通し。早朝から作業を急がねば。本日の予定はエンドウの撤去後へのキュウリの定植、それにソラマメの撤去作業だ。7時過ぎ家を飛び出す。空は見事にはれあがり、ジェット機だろうか飛行機雲が一直線に伸びている。撮っておかねばと思うも、車を止めたときには消えていた。
まずはキュウリの定植作業。先にエンドウを撤去した跡地を整備しておいた。ネットなどは有効利用して植えつけるのだ。自宅からポット苗を持参したので均等に植えつけ、ナイロンキャップをかぶせる。苗が小さい間はキャップがあると成長が早まるのだ。無論、空気穴、水穴として小さな出入り口は切っておく。
晴れ間は短い、作業を急がねば。二時間程でキュウリを片付け、ソラマメの撤去作業にはいる。旬の時期を終え、茎は倒れかかっている。豆も色が変わりかけている。収穫と撤去と同時並行で作業を進める。根が深く、クワがないと掘り起こせない。全部を撤去したら、買い物袋二つ分程のマメがあった。
無論、来年用の種マメは確保しておかねばならない。できるだけ粒が大きく育ちのいいものを選別する。数少ない自家採取の種取りだ。日陰で乾燥させて秋まで保管しておく。豆類は連作を非常に嫌うので、植えつけ場所の選択が大変なのだが。
作業の合間には野草を覗いたり、雲の動きを眺めたり、時折の小鳥たちと戯れたり・・・・・・・・・・・結構楽しい一時が過ごせる。こうしたゆとりの時間が農家の醍醐味か。自由業である農夫の最大の特権かもしれないな。最近はホトトギスがよく鳴いている。その鳴き声は漢字で書くと、「東京特許許可局・・・・・」というふうに聞こえてしまう。東南アジアから数千キロを旅して来たのだろうが、なんとも不思議な鳴き声だ。
ノアザミとノギクの共生
ドクダミ。子ども時代には確か血止めの薬草として使っていたようだ。