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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年06月12日

旅立ちの記

キジが抱卵を初めて二十日以上になる。なんぼなんでも雛は誕生してるだろうとの想定で、こっそりとラッキョウ畑に近づいた。親鳥はいない。薮をかき分けそおっと草を広げると、タマゴのかけらが転がっている。2個だけはタマゴのままのようだ。雌キジの抱卵前に確認したときは、確か7個のタマゴがあったようだ。結果から分析すると、2個のタマゴがそのまま残り、4個が割れている、1個分が不明。想像するに4羽の雛は誕生したようだ。2個分が失敗、残り1個分はどうしたのだろう、カラスなどに襲われたのだろうか。

              2個のタマゴはそのままだ。誕生できなかったようだ。
旅立ちの記

              少し離れた場所にも割れた卵が広がっている。
旅立ちの記

タマゴの割れ方からして4個分のタマゴからは無事に雛が誕生したようだ。3個は諸般の事情で誕生できなかったのだろう。親キジはどうも小生の谷間の農園を縄張りとしている模様。数年前にも似たような事件があった。そのときは抱卵したばかりのようで、小生が気づかずに刈払機で雌キジの体に迫ったのでびっくりして飛び出したのだ。タマゴだけが残ったが、次の日に訪問したときは無くなっていた。親キジが別の場所に移したようだ。



さて小生の農園では、農園と道路との間に小さな森が存在する。その近辺からどうもキジの親子らしい鳴き声が時折に聞こえてくる。抱卵していたのが小生のラッキョウ畑だったので、子どもの養育には不適と考え、どうもこの森に雛を移した模様だ。キジの世界にも、孟母三遷の教えがあるのだろうか。 
     
            この森の中からキジの親子と思える鳴き声が。旅立ちの記


何れにしてもキジの出産は終わったようだ。これからはもっと厳しい子育てが始まる。天敵も多いだろう。4羽と思える雛たちが無事に育ってくれるか、不安はあるが、彼らの生命力に期待する他はない。ラッキョウ畑も収穫期、明日にでもラッキョウを掘り出そうと思う。






 



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