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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年08月22日

衣替えの日々

人は四季の変化に応じて衣替えを行うが、畑の場合も全く同じである。もっとも時期的には多少の相違があり、秋の衣替えは人間様の場合は10月1日だが、畑の場合は9月1日となる。あと10日あまりだ。従って最近は夏野菜の終盤戦で、最後の収穫と撤収作業並びに残骸の処分作業に追われている。草ぼうぼうの中で夏野菜を育てていたので、撤収作業も大変だ。刈払機で切っては集め、乾燥させては焼却、その後に灰の散布・・・・・・・・・毎日同じような作業が続いている。

              なかなか完全燃焼とはいかぬようですね。
衣替えの日々

刈払機で処分できる雑草はいいのだが、そうもいかぬのが結構多い。こうなると最後の手段、いわゆる鎌での手作業となってくる。中腰の姿勢で鎌を握り、鎌の先で雑草を掘り起こすのだ。暦のうえでは秋とはいえ、まだまだ炎天下での作業はきつい。流れ落ちる汗を拭きながら、冷茶でのどを潤しながら、ラジオでオリンピック中継を聞きながら、ひたすら草抜きを続ける。集めた雑草は乾燥させて焼却だ。

      こうした状況では刈払機は無理ですね。究極の手作業となります。
衣替えの日々 衣替えの日々

草抜きが終了できれば耕耘作業となる。こまめ君の出番だな。その後は畝立て、元肥入れ、そして秋野菜の種まきとなる。無論、種まきはお天道様との相談となってくる。2~3日曇りが続きその後は雨、といった気象条件が望ましいのだが。好天が続くか台風がやってくるか、そのどちらかだろうな。ここ2週間位は、天気予報とにらめっこで作業日程を調整しなければならない。人間様と同じく衣替えとなれば結構にやっかいなのである。

     手作業での草抜きが終了した場所です。全体が土の色となっています。
衣替えの日々 衣替えの日々

秋野菜の種まき・植え付けだが、一般的には白菜、キャベツ、水菜、チンゲンサイ、大根、カブ、壬生菜、うまい菜、ほうれん草、ネギ、春菊、ブロッコリー、小松菜・・・・・・あたりだろか。それに来春収穫のラッキョウ、ニンニク、タマネギ、なども準備期だ。作業の種類も分量も多い。それこそ猫の手も借りたい・・・・・・・といった状況となってくる。仲間の衆ものんびりとは出来ませぬぞ。この時期に額に汗するか否かで収穫期の泣き笑いが決まってくるのでしょうから。
 
           立秋もお盆も過ぎたけど、暑さはまだまだのようです。
衣替えの日々


バイブルの中にこんな一節がありましたね。「種をまいた者だけが、刈り取ることができる」。実感として小生も賛同します。どうやら真理のようですね。 


                                      
  

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Posted by とんび at 05:08│Comments(0)畑の作業
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