2008年09月11日
秋ジャガ植えよう
雨も止みさわやかな青空が広がった。どうやら快晴に近いようだ。9月にはいり正真正銘の秋、ギラギラするような青空から涼やかな青空へと、同じ青空でも受け止める心象がまるで異なってくる。まだまだヤブ蚊は多いものの作業はやりやすい。体が勝手に動き出し、次々と用事をこなしていく。年中こんな状態だと随分と仕事がはかどることだろうな。さて今日は秋ジャガイモの植え付けを行うことにしよう。種芋はとっくに購入していたものの、時間が取れず伸び伸びとなっていたのだ。
秋になると透明感の増した涼やかな青空となってくる。いいものだ。
秋ジャガはアンデスレッドを植えることにする。大量生産用に品種改良されたダンシャクやメークインと違って少々の小ぶり、どちらかというと原種に近いだろう。独特な赤色が特徴だ。ちょっと芽が出かかったものを直売所で仕入れたいた。今からだと正月までには収穫できるだろう。量はそう多くはいらない。
これが種芋のアンデスレッド。20個~30個位はいっていた。
まずもって予定地の整備。耕耘機は既にかけているので、畝立てと元肥がメインの作業となる。畝立ては純粋な肉体労働で、少々腰に響いてくる。畝立てが終わると溝切りをやって下準備OKだ。
秋ジャガの予定地。 畝立て・溝切りが完了した。
中央部の溝の中に種芋を配置していく。そして、その種芋の間に元肥を入れ込んでいく。小生の場合は鶏糞と化成肥料だ。ジャガの場合は元肥だけで十分なようだ。追肥はほとんどやらない。ただ、ジャガは種芋の上部に子芋が出来ていくので、種芋を深めに埋めるのと後で土寄せが必要なのが特徴的な栽培法かな。埋め込んだ種芋には籾殻をかぶせてあげる。土だけよりは芽が出やすいようだ。
種芋の配置と元肥の入れ込み、白っぽいのは化成肥料。
完成したジャガイモ畑、半日がかりだった。正月前には収穫できるだろうから、冬場の主食代用ともなってくれるだろう。秋は米が収穫できるしサツマイモも掘れる、それにジャガイモの収穫やネギ・ニンジン等の野菜類も・・・・・・・・・・・・楽しいことだらけだ。栗も色づいてきた、柿も実っている。野山は食材の宝庫だな。食料を自分で作れる充実感、この楽しみは他には変えれぬだろうな。
出来上がった秋ジャガの畑。
作業が終了して、ふと空を見上げるとジェット機が飛んでいた。自衛隊の戦闘機だろうか。真っ白な飛行機雲がなんとも良い雰囲気だ。澄み渡った青空の下で、汗を流す喜びを是非に多くの方に体感していただきたいものである。食の安全や安心或いは食育などと叫んでいるより、自分で自分たちの食材を作る方がよっぽど確実なんだから。建築家の安藤忠雄さんも語っておられましたよね、「自分たちで出来ることは自分たちでやろうよ」、と。

いい秋空ですね。

いい季節になりましたね。澄み切った青空の下で汗を流す喜びはまた格別ですよね。昨日、畑の栗の木から、初物の栗をいただきました。本日は多分栗ご飯かな。秋は食べ物もおいしくてメタボの心配が出てきそうですね。
馬のみならず人間様も肥えてしまいそうです。
