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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年10月04日

火遊び三昧

台風一過後のいいお天気が続いています。こんな時は洗濯を、というのは主婦の方の発想。小生も真似して畑の洗濯を行います。二年ほど前に、ゴーヤとハヤトウリの栽培のため大きめの竹の棚を作っていました。ところが湿地状で土地が栽培に向いてなかったようです。二回ほど植え込みましたが収穫も今ひとつでした。結果、来年以降の栽培は諦めて撤去することに。竹ベースの棚ですので、解体もあっという間です。古びた竹は再利用もかなわず、焼却処分しかないでしょう・・・・・・ということで待望の火遊びへ。

        いいお天気ですね。青空の中に吸い込まれてしまいそうです。
火遊び三昧
    解体された竹の廃材です。                さあ点火だ。火遊び開始。
火遊び三昧  火遊び三昧

古びた竹ですので、着火もよく、しっかり燃え上がってくれます。先に伐採して残して置いた古木も一緒に焼却です。お天気がいいのと古材の乾燥状態がいいのとで、驚くほどの炎となります。ここは山間部の谷間の農園、民家とは遠く離れているので気遣い不要でたき火を楽しめます。ありがたい環境です。

火遊び三昧 

土手を背にストーブ代わりとします。登り窯の要領で燃え上がらせます。煙もほとんど出ず、勢いよく燃えてくれます。田舎へ転居した方がマキストーブを購入される心境が良く理解できます。ここらも南河内で、いわば大阪の田舎なんですが、マキスーブの活用とまではいかないようですね。自分の持ち山があってマキを自由に入手・加工でき、隣近所に炎や煙や薪割り等で気兼ねすることなくストーブが使えたら最高なんだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・贅沢な願望なんでしょうかね。


薪を燃やす炎には一種独特な雰囲気があります。竹でも結構近いかな。とりわけ夜間に薪を燃やしながら静かな思いにふけっていると、太古の昔に引き戻されるような気がします。始めて火の扱いを学んだ古代人の本能みたいなものが体内に残っているようです。これがガスや灯油だと、こうはいきませんね。

      この炎が魅力的なんですね。もっとも火付けの趣味はありませんから。
火遊び三昧

最近はオール電化住宅なるものが流行っているそうですが、電気で煮炊きするというのは、どうにもピンとこないですね。確かに利便性と安全性から考えたら高い評価となるのも理解できますが、自分で使用しようとは思いません。炎が見えない調理というのがどうにも納得できないんですね。古すぎるのかなあ。出来うることならば米だけでも薪で焚きたい位です。我々が少年期の頃はどこの家も薪で煮炊きしていました。黄金色に焦げたごはんを熱々の釜からいただくのが最高のごちそうであったように記憶しています。単なるノスタルジアではなく、確かなうまみがあったように思いますね。 

火遊び三昧

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Posted by とんび at 05:12│Comments(2)畑の作業
この記事へのコメント
まるで生き物のようにうごめく炎
じっと見ていると、遠い昔の世界に運ばれるのは、私も感じます。
けれど、街暮らしでは焚き火はまず出来ません。
近隣の農家でも、野焼きは禁止ですから、炎を見る機会はなくなってしまいました。
落ち葉を集めて、小さくていいから焚き火をしたいです。
Posted by 森のどんぐり屋 at 2008年10月04日 10:04
街に住まわれる方をとても気の毒に思います。少々の利便性と快適さとの引き替えで、失ってしまったものがどれ程大きいものか。焚き火をして炎を見つめる・・・・・・・・・縄文や弥生のご先祖様が当たり前とした生活が、今は特別なものとなってしまいましたね。

かくいう小生も日常は、電気・ガス・上下水道など文明の利器に囲まれた生活をしております。山の畑に逃げ込んだつかの間の平安でしょうか。

それにしても薪の燃える炎っていいですね。原始人の本能がよみがえってくるようです。
Posted by とんびとんび at 2008年10月04日 20:50
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