2008年11月07日
エンドウの植え付け
どうやら二日間位雨模様らしい。そういえばどことなく生暖かい。この天候を脱がす手はないとの判断から、急遽エンドウの植え付け準備に入ることに。谷間の農園で概ねの予定は立てておいた場所だ。既に種も購入してある。エンドウは幼苗で冬場を乗り越さねばならない。芽を出して高さ20センチから30センチくらいでの冬越しがベストなようだ。逆算して植え付けするのだが、それ以上に大事なのが雨が降ること。厳密には種まきの直後に2~3日雨が続いてくれれば最高なのだ。それも弱めの雨が望ましい。どうやら絶好のチャンスのようだ。
エンドウの予定地です。幅1メーター長さ15メーター位の大きさ。
エンドウの予定地は斜面の中間の平地部分。15へーべー位の細長い農地である。早速ミニ耕耘機で耕耘し下地を整える。その後は例によって溝きりと元肥の埋め込み、土戻しに種まきと続く。種は既に購入しておいたキヌサヤとスナックエンドウだ。当地付近ではまだ少々早いのだが、気象条件がきわめて良好なので踏み切ることにした。
エンドウは自家採取でもいいのだが、購入しても一袋200円位。
完成したエンドウ畑。白いのは元肥の有機石灰です。
通常の場合、上記画像の状態にネットを張ってから種まきするのだが、本日は時間の都合上ネットは省略した。後日の設置としたい。支柱間の中心線にネットがくると想定して、その前後に種まきしていく。過密とならぬように、過疎とならぬように。単純な作業だが結構に難しい。指導書などでは春先になってからネットの設置をと記述しているが、先にネット張りをしてから種まきの方がいいようだ。芽が出た状態でネットを張ると芽や小枝を痛めてしまう。
小雨がパラパラとしてきたが4時過ぎには作業が終了した。これで夜半からの雨の予想が期待できる。できうればネット張りも仕上げたかったが、買い出しに行く間がなかった。買い置きが必要な資材だった。
作業の合間に息抜きをするのは常套手段、小生の場合、野の花々や空の雲の動きに遊ぶことが多い。あぜ道を見渡すとエンジ色の小さな花が咲き誇っている。世間的には雑草だが、小生にはバラ園みたいに感じられる。花はイヌタデのようだ、日本原産の野生種との説明。大きさは30センチくらいだろうか。
足下から目を上げて空を見上げると、これまた素敵な雲たちが。瞬間芸術のみごとな造形を誇っています。大和葛城山とのみごとなマッチングに、しばし呆然とたたずみました。