オオサカジン

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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年01月15日

ニンジン堀りに

山の神からの緊急指令、ニンジンなくなった・・・掘ってきてえ・・・・・、優先度第一位の案件である。早速車に乗り込み畑へと直行する。西風のきつい場所なので結構に寒い。本日は皆の衆も出動ではなさそうだ、人影が見えない。ニンジンの植え付け場所は畑の中央部、さすがにこの時期は勢いが弱い。本来なら収穫期を終わっているのだから、ニンジンがあるだけでも儲けものであろう。スコップを持ちだして掘り出しにかかる。鎌で茎と葉を切り落としその後を掘り起こすのだ。ニンジンはそう深くはないので掘り出しも楽である。小生は間引きが不得手で、どちらかというとあまりやらない。従って過密状態になりやすく、ニンジンが大きくなれないのが弱点なのだ。間引きをしようとは思うのだが、面倒くさいのとかわいそうになるのとで、ついタイミングを外してしまう。商品栽培には向かないタイプのようだ。

       小生のニンジン畑。シーズンオフですが結構青々としていますね。
ニンジン堀りに

         ほったらかし栽培ですが、そこそこに成長してくれています。
ニンジン堀りに

       放任栽培の特徴です。ニンジンのばらつきが激しく大小様々ですね。
ニンジン堀りに

調理にはニンジンが重宝されるらしく、ニンジン堀りの指令がしばしば飛んできます。子ども達にはニンジン嫌いが結構多いようですが、放任栽培のニンジンは味が違うと言ってくれるご近所さんもあります。子ども達が食べてくれるようです。肥料はほとんどやっていませんが、太陽と土の恵みと完熟させる時間とで、おいしく仕上がってくれるようですね。

      水洗いしたら結構さまになってきました。市販品と大差なさそうです。
ニンジン堀りに

さてニンジンの調理ですが、最適なのが石油ストーブ。私宅では、昔ながらの旧式ストーブを愛用しております。真っ赤になった炎が見えるやつでファンなどが付いていないタイプです。阪神淡路大震災の折にも大活躍したようですが、これに勝るのは薪ストーブくらいでしょうか。暖をとりながらヤカンをかけておけば湯ができますし、加湿器の必要性もありません。洗濯物も乾燥します。鍋を載せておけばじっくりと炊きあがってくれます。こんな便利な道具があまり評価されないのが不思議でたまりませんね。沸き上がった湯で湯たんぽの準備などすれば冬知らずで過ごせるのではないでしょうか。

      超便利な旧式石油ストーブ。ファンヒーターより数段の優れものです。
ニンジン堀りに

ストーブの上でじっくりと煮込まれたニンジンは夕食のハンバーグの横に鎮座しておられました。甘くて柔らかくて何ともいえない美味です。どこの国の誰がどうして作ったのかわからない食品より、自前の食材が何よりですね。一家族分のニンジンなんてほんのわずかなスペースで十分栽培できます。ほったらかし栽培で収穫できるのだから、チャレンジしてみられませんか。結構楽しいですよ。


 


 


 



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Posted by とんび at 05:13│Comments(0)畑の作業
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