2009年01月24日
確定申告
頭の痛い季節がやってきたようですね。これが組織に所属しておられる方であれば、会社の経理課等がすべて代行してくれ、悩むこともないのでしょうが。フリーランスの非組織人は各自に申告の義務があるようで、この時期になるとパソコンに向き合う日々が増加するようです。かくいう小生もフリーの立場で組織に所属しない人間の一人です。当然、申告の必要性があり、毎年お代官所に出頭するのが慣例となっております。当地の管轄は富田林税務署、南河内一帯が所轄のようで近鉄の富田林駅前にあります。本年も車で出かけ申告書一式をもらってきました。最初はとまどいましたが、何年も続けてますと、慣れというか学習効果である程度は理解できるものです。所得税法にもそれなりに詳しくなってきます。最近では趣味の一つでもありましょうか。
当地のお代官所、富田林税務署です。応対はソフトですよ。
申告書には詳細な説明書も添付されていますので、見ながら記入していけば大半の場合はすんなり出来上がると思います。申告が事業所得等であれば必要経費などで「見解の相違」が発生するかも知れませんね。最終的には税法や先例に基づき判断されると思いますが、意見はしっかりと主張してみてください。ダメモト精神が肝心だと思いますよ。
専業農家の方は事業所得に該当するようですね。我々のように、何が本業なのかご当人にもよくわからぬようなフリーランスはその他扱いとなり、雑所得に分類されるそうです。あちらこちらのバイト収入やら小遣いやらお手当やら上納金やら野菜の売却代金やら名称の如何を問わず、みーんな合算して総合課税となるようです。
所得の分類表です。自由業とも言えない我々は雑所得へ。
記入項目が少ない小生の場合は1時間ほどで書き上げて仕舞いました。明日にでも提出しましょう。最初の年はさすがに指摘事項があり修正を余儀なくされましたが、最近はフリーパス。申請どおりでOKとなっています。近年はインターネットでの申請もありーのようですが、遠くなければ出かけた方が早いですね。
会場変更です。出来上がった申告書は税務署でも受理してくれます。
組織人として活躍しておられる方が農への転身を図る・・・・・・・・いわゆる新規就農ですね。最近はちょっとしたブームのようですが、個人で動くには何から何まで自分で解決しなければなりませんよ。いわゆる確定申告もその一つでしょう。会社に所属しておれば経理課が代行してくれますのにね。組織人の間に慣れておくことも大事かと思います。12月に会社で年末調整をおこなわないで、この時期に確定申告をして所得税の精算をやってみてください。いいトレーニングになりますよ。